学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

学びたいものがたくさん

2020-04-02 21:30:47 | その他
ひさしぶりの晴天で、朝から心持もよし。お昼休みにはうららかな陽気に誘われて、ゆっくりと近くの桜を眺めてきました。

さて、私には学びたいものがたくさんあります。仕事上、日本美術や西洋美術の知識はもちろんのこと、国内外の歴史を学びたいし、国内外の小説も読みたいし、数か国語の語学も勉強したいし、毎日の新聞も読みたい。けれど、1日の時間は決まっていて、特に仕事を終えてから、では体力がほとんど残っておらず、これらのすべて学ぶことはとてもできません。それでも私は学びたい。この学びたい意欲がどうして学生時代に出なかったのか、自分でも疑問でなりません。学びを強制されるかされないかがポイントなのかもしない(笑)

この学びの意欲を大切にし、私は各科目ごとに15分間だけ勉強する時間割を作り、それを実践しています。例えば、日本美術の本を15分読んだら、英語の勉強を15分やり、次に『断腸亭日乗』を15分間読むというように、その短い時間だけ集中するのです。途中で体力が尽きて、寝てしまってもよし。ルールはゆるく、がポイントです。このやり方では、どの分野も中途半端な知識しかつかないのかもしれません。でも、私は何も後世に名を遺すつもりなど毛頭ありません。人生を大いに楽しめればよいのです。世の中は知らないことで満ちている。知らないことを知ることはなによりの私の楽しみです。それらの学びで得たことを、このブログでも少しずつご報告できればと考えています。今日も就寝時間まであと少し。残り時間をまた学びの時間に充てたいと思います。