1998年、プロ野球は横浜ベイスターズが日本一になりました。そのときに横浜を率いていたのが、権藤博さん。当時、横浜は「マシンガン打線」と云われて、全員でヒットをつないで大量得点につなげる打線をウリに、勿論、安定した投手力もあって、優勝を果たしたのでした。権藤さんは、選手たちに自分の名前を「監督」と読ませず、「権藤さん」と呼ばせたり、1アウトを献上する送りバントはしない、など、ちょっと変わった振る舞いと采配に、私は新しいタイプの監督だなあと思ったものでした。
さて、その権藤さんと二宮清純さんの対談をまとめた『継投論 投手交代の極意』(廣済堂新書)を読んでいます。権藤さんは、横浜で優勝を経験しただけでなく、中日、近鉄、ダイエー、そして17年のWBCで投手コーチを務めた経験をお持ちです。投手の心理や戦略から、継投とはどうあるべきなのかを述べています。勝利に向かって、どう投手をリレーしていくか、そこには投手一人一人の心理と能力があって、さらに日々コンディションは変わるし、なかなか難しいこと。権藤さんは自身の経験やメジャーリーグの研究から、勝利の方程式を作り上げていたようです。
本を読んでいて気づいたのは、権藤さんの発想が若々しく新鮮であること。1938年の生まれですから、今年で80歳になられるわけですが、古い考えに固執していない。この発想の若さの秘訣も気になるところです。権藤さんは、日経新聞でもコラムを書いており、いつも楽しみにしています。読めば、今年のプロ野球がさらに面白くなること間違いなし(選手のプレイだけでなく、ベンチの監督や投手コーチの動きも楽しめそうです)今年はぜひ球場に足を運んでみたい!!
さて、その権藤さんと二宮清純さんの対談をまとめた『継投論 投手交代の極意』(廣済堂新書)を読んでいます。権藤さんは、横浜で優勝を経験しただけでなく、中日、近鉄、ダイエー、そして17年のWBCで投手コーチを務めた経験をお持ちです。投手の心理や戦略から、継投とはどうあるべきなのかを述べています。勝利に向かって、どう投手をリレーしていくか、そこには投手一人一人の心理と能力があって、さらに日々コンディションは変わるし、なかなか難しいこと。権藤さんは自身の経験やメジャーリーグの研究から、勝利の方程式を作り上げていたようです。
本を読んでいて気づいたのは、権藤さんの発想が若々しく新鮮であること。1938年の生まれですから、今年で80歳になられるわけですが、古い考えに固執していない。この発想の若さの秘訣も気になるところです。権藤さんは、日経新聞でもコラムを書いており、いつも楽しみにしています。読めば、今年のプロ野球がさらに面白くなること間違いなし(選手のプレイだけでなく、ベンチの監督や投手コーチの動きも楽しめそうです)今年はぜひ球場に足を運んでみたい!!