大雨降りしきる休日。のんびり読書をして過ごしました。オスカー・ワイルド(1854~1900)の『ウィンダミア卿夫人の扇』です。
ウィンダミア卿と夫人は、結婚して2年になります。夫妻には子どもも生まれ、幸せな家庭を築いていました。ところが、夫人は二十一歳の誕生パーティーの夕方に恐ろしい噂話を聞かされます。夫がアーリンを言う謎の女の元へ入り浸っているというのです。夫への疑問を持ち始めた夫人。そこへ今度はこともあろうに、夫がパーティーにアーリンを招待したいと言い出して…。
これはワイルドを一躍有名にした戯曲だそうです。大変テンポ良く、物語は進んでいきます。夫と夫人の間はどうなるのか、そしてアーリンとは何者なのか?読者は二つの謎を追って、ページをめくっていくことになります。
もし、私が作家だったら、こういう戯曲を書きたいな(笑)いい心持になりたい方にオススメの一冊です。
●『ウインダミア卿夫人の扇』ワイルド作 厨川圭子訳 岩波文庫 1954年
ウィンダミア卿と夫人は、結婚して2年になります。夫妻には子どもも生まれ、幸せな家庭を築いていました。ところが、夫人は二十一歳の誕生パーティーの夕方に恐ろしい噂話を聞かされます。夫がアーリンを言う謎の女の元へ入り浸っているというのです。夫への疑問を持ち始めた夫人。そこへ今度はこともあろうに、夫がパーティーにアーリンを招待したいと言い出して…。
これはワイルドを一躍有名にした戯曲だそうです。大変テンポ良く、物語は進んでいきます。夫と夫人の間はどうなるのか、そしてアーリンとは何者なのか?読者は二つの謎を追って、ページをめくっていくことになります。
もし、私が作家だったら、こういう戯曲を書きたいな(笑)いい心持になりたい方にオススメの一冊です。
●『ウインダミア卿夫人の扇』ワイルド作 厨川圭子訳 岩波文庫 1954年