お盆休み、実家でのんびりしているところです。
先日、仙台へ遊びに出たのですが、電車の中で青空を眺めながら、ふと思いつるは高校時代のこと。高校時代の夏、部活に明け暮れ、高校野球を見て、友達とぶらぶらと遊びに出かけた毎日。勉強はあんまりしなかった(笑)高校2年生の夏。立ち寄った書店で、わたせせいぞうさんが表紙を手がけた角川文庫の「こころ」を買いました。この夏の読書感想文はこれ。色々考えさせられる本でした。
車内で清々しい夏空を見て、そんなことを思い出したわけですが、あの「こころ」、ミステリー小説として読んでも面白いかもしれないと何気なく思ったのです。第一章の「先生と私」で、「私」はどうもわけありの「先生」と出会います。墓参りの姿を見られてぎょっとしたり、金は人を変えるだとか、恋は残酷だとかいうのが「先生」。「私」は先生の過去に何があったのかを考え、奥さんに聞いてみたりもするが、どうもよくわからない。ただ同級生が自殺したことだけは何とか突き止める。同級生の死が「先生」とどう絡んでくるのか…。うん、読者に謎をかけるわけですね。そうして第三章の「先生と遺書」で「先生」の告白、つまり謎解きが始まるわけです。謎解きといったって、相当ひっぱりますから、合点が行くのは後半。謎の正体は…まだ「こころ」を読んだことがない人のために書くのはやめておきます。
夏目漱石はイギリス文学の影響を受けたと言われているから、もしかして「こころ」も…と思いました。仮説を立てて、考えてみるのはとても面白いですね。あの高校2年生の夏にこんな仮説を読書感想文に書けたら面白かったかもしれない(笑)いい加減なこと書くなと先生に怒られそうですけれども(笑)この夏、また「こころ」が読みたくなった私なのでした。
先日、仙台へ遊びに出たのですが、電車の中で青空を眺めながら、ふと思いつるは高校時代のこと。高校時代の夏、部活に明け暮れ、高校野球を見て、友達とぶらぶらと遊びに出かけた毎日。勉強はあんまりしなかった(笑)高校2年生の夏。立ち寄った書店で、わたせせいぞうさんが表紙を手がけた角川文庫の「こころ」を買いました。この夏の読書感想文はこれ。色々考えさせられる本でした。
車内で清々しい夏空を見て、そんなことを思い出したわけですが、あの「こころ」、ミステリー小説として読んでも面白いかもしれないと何気なく思ったのです。第一章の「先生と私」で、「私」はどうもわけありの「先生」と出会います。墓参りの姿を見られてぎょっとしたり、金は人を変えるだとか、恋は残酷だとかいうのが「先生」。「私」は先生の過去に何があったのかを考え、奥さんに聞いてみたりもするが、どうもよくわからない。ただ同級生が自殺したことだけは何とか突き止める。同級生の死が「先生」とどう絡んでくるのか…。うん、読者に謎をかけるわけですね。そうして第三章の「先生と遺書」で「先生」の告白、つまり謎解きが始まるわけです。謎解きといったって、相当ひっぱりますから、合点が行くのは後半。謎の正体は…まだ「こころ」を読んだことがない人のために書くのはやめておきます。
夏目漱石はイギリス文学の影響を受けたと言われているから、もしかして「こころ」も…と思いました。仮説を立てて、考えてみるのはとても面白いですね。あの高校2年生の夏にこんな仮説を読書感想文に書けたら面白かったかもしれない(笑)いい加減なこと書くなと先生に怒られそうですけれども(笑)この夏、また「こころ」が読みたくなった私なのでした。