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安岡定子先生のこども論語塾カレンダー 「11日」

2011年12月11日 11時49分36秒 | Weblog

  今日は水戸の藩校「弘道館」の名前のところ
  衛霊公十五ー29

  

  子曰く
  人能く道を弘む
   道人を弘むるに非ず

  安岡定子先生
   よき人物が道を切り拓いていくものなのです。
   道が人を弘めてくれるものではありません。

  実は昨日から考えていた~
  まず「弘」
  漢和辞典を引くと「肘を大きく弓をひく」そのときの
  人の状態とある
  「ピューンと大空に向かって矢を放つ瞬間」
  そんな感じかな
  だから「ひろい・ひろし・ひろむ」と読む

  私の友人・先輩にも「道弘」「弘」という名前の人がいる
  この名前の由来はここにあるのでしょうね

  さて、「道」ですよ
  これを昨日から考えていました

  老子の世界では「タオ」
  日本では武士道、茶道、華道、剣道、柔道
  どの世界でも「道」がつく
  それほど日本人が大切にしている「道」

  白川静先生の「常用字解」を引くと
  首とシンニュウ(パソコンでは出ません~~)

  シンニュウは歩く・行くの意
  首を手に持って行くという意味で
  邪霊を祓い清めて進む、その祓い清めたところを
  進むことを「導く」といい、祓い清められたところを
  「道」という解説である

  清め祓めたるところが「道」

  では具体的にこの道に至るのは・・・
  それを考えていたら安岡正篤先生の「思考の三原則」を
  思いついた

  「思考の三原則」

   一、目先にとらわれず、できるだけ「長い目」で見る
   二、一面ではなく多面的に、できれば全面的に観察する
   三、枝葉末節に捉われないで「根本」を見る

  「道」に至るのはやはり具体的にならねばならないが
  こりゃあ~なかなか、私には高いハードルじゃね

  定子先生の道を「切り拓く」という言葉は
  ここら辺にあるのかもしれない

  道に至るのは「自分であり」「切り拓く」
  そんな声が定子さんから聞こえてくるような気がする

  「切り拓く」
  さあ~わたしもボチボチ道々ゆっくりと
  道「切り拓いて」みようかあ~~
  

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