「薬師寺 玄奘三蔵の精神を今に伝える」という4回にわたる講座を
近くの公民館で、楽しく、和やかに受けさせていただきました。
講師は、薬師寺 伽藍主事 村上定運さん、
30歳で、上から9番目で偉いんですよ。でも僧は12名です・・・(笑)
二代管長高田好胤さんから12歳で「定運」という名をいただいたが、
2か月後には亡くなられており、最後の弟子です。
教えは受けておりませんが、子供のころにお菓子をくすね、怒られておりました。
会場は笑いのうず・・・
薬師寺は世界遺産で法相宗本山、檀家さんを持たず、お葬式もうけないで
どうしたら、2018年食堂再建をもっての諸堂再建できるのでしょうか。
4年後完了の国宝東塔、修理中のため、お参りの方が少なく
是非お写経(2000円)もお願いします。
今、西ノの京ロータスロードとして蓮とご朱印めぐりもありますので。とのこと
印象に残ったのは仏教における三宝:仏 法 僧が伽藍に昇華されていることと、
東塔に関しての写真、基礎の版築のすばらしさを見せていただき、
古代の技術に感心しました。
早く、薬師寺さんで宮大工さんのお話を聞きたいものです。
『 蓮葉の濁りに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく
はちすばのにごりにしまぬこころもてなにかはつゆをたまとあざむく 』
遍昭 古今和歌集 夏・165
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます