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鬼田平子に囚われた昆虫?

2016-05-24 08:51:44 | 季節の花々
今朝も寒暖計がぐんぐん上昇し、まだ皐月なのに
TVからは、京都で4日連続の真夏日になると・・・、
ここ奈良も真夏日予想、体調管理が大変になります。
私の着物はまだ合わせですが、長襦袢は夏用にしており、
このように夏に向け、帯そして、6月からは単衣へと
徐々に替えるのがよいと京都の着物さんに教わりました。
さあ自宅稽古に二人がお見えです。


こんなありふれた雑草花の夏の装いを紹介します。
いつも通っている公園内の道端に咲く花。
4/12
4月中頃、曲がりくねった茎に咲いた花のワンショット、
他の茎は真直ぐ立っているのに、この花だけ面白い形。
この雑草、どのような名前の花なのかを調べるつもりが・・・
一月経ち・・・
先日、公園内に10年前見つけた山百合を探しておりました。
数日後には取られたらしく、また咲いてくれないかなーと 
希望を胸に探していると、偶然、この花の場所と直ぐ近く
であることに気がつき、撮ることが出来ました。
 クリックで拡大
あの曲がった茎は、今は真直ぐ伸びております。
一部を除き、花は綿毛に変わり、そしてほとんど抜け落ち、
もう少し早ければ、黄色の大きな花の集まり、そして
白い綿毛に包まれたボール状に見えたのかもしれません。
よく観察すると、なんと昆虫(カナブン?)がおり、
籠の中に捕えられたかのようです。

(私は現在、初夏の茶事の虜ですかね。フフフ)

帰って調べてみました。
『鬼田平子(オニタビラコ)』というそうで、
同じキク科なのですが、属が違う『田平子(コオニタビラコとも))』の
葉が無毛であるのに対し、鬼田平子は短毛が生えており、
また花の一つ一つは『タビラコ』より小さいのですが、
固まって沢山つけるため、全体像が大きくなります。
それで『鬼田平子オニタビラコ』の名が付けられている。


なお、タビラコの名の由来は葉が放射状に伸び、
田に平らに張り付くように這う事から、
田平子(タビラコ)となったとされます。
またこれを春の七草の「ほとけのざ」とされておりますが、
「仏の座」という植物は分類的に別物だそうです。 
他には藪(ヤブ)に咲くヤブタビラコも。

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