気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

春の七草を捜すも?

2018-01-05 14:26:21 | 日記
昨日は曇り空、初釜に伺わせていただいております。
枯れ色の若草山を背景に東大寺大仏殿の鴟尾が見えると

席入りの15分前、焦りの気持ちが・・・、きれいに水が
打たれた玄関先に立ちますと、気持ちが引き締まりました。

床には「結び柳」が床奥から垂れ、床一面に横たわり、
りっぱな炭飾りの蓬莱飾り等々・・・すべて初釜に相応しい
目出度いしつらえに、驚くばかり、ところが急なことに、
水屋手伝わせていただくことに、これも勉強になりました。
自宅に戻ったのは、日が暮れ始めておりました。
でもあの見事な「結び柳」を拝見して、面倒くささが消え、
柳の芽張りで春を呼ぶ柳も飾らなくてはと思い直し、明日に。

でも今朝は冷たい雨が降ったり止んだりで気温も1℃と寒く
躊躇するも、相方に言った手前、完全武装で出かけると、
近くに「ゆずりは」の樹があったことを思い出しました。
親が子を育てて家が代々続くとされる縁起物の葉もと。
また開けた土手沿いにはヨモギも芽吹いており、初釜は1月7日
五節句の一つ「人日(じんじつ)」の節句、この日に七草粥を
頂き邪気を祓い一年の無病息災と五穀豊穣も祈願しますから
春の七草(鎌倉時代の河海抄に、
芹なずな御形はこべら仏の座、すずなすずしろこれぞ七草)
もあるのではと探しますが・・・セリとナズナらしき?
寒くて寒くて、間違った草をお出しするのもだめですから、
明日の買い出しのリストにいれておくことにして、

早く柳を頂いて帰ることに。
この柳、7・8mはある大木、いつもは下の方は刈られて
いるのですが、今年は嬉しいことに葉がまだ残り、下まで
垂れており、すみませんが数本をわけて頂きました。

帰って早速飾らせていただきました。お楽しみに!

今日は3時から、初釜で炭点前をされる方と、初めて濃茶点前の
最後のお稽古が入っております。準備に

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