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大和文華苑の紅白は彼岸花、萩と酔芙蓉?

2017-09-19 15:00:13 | 大和文華館
明日20日は彼岸の入りで、旧暦8月朔日に当たります。
先週末から近所でも待っていたかのように彼岸花が
咲き始め、季節の移り変わりを感じました。

でも昨日伺った大和文華館
 
アプローチの右端では白彼岸花は咲き、
一筋の白極まりし彼岸花
         正木和子
 
左右の彼岸花は紅い蕾が殆どで、
品種?それとも日当たりなのでしょうか?
 

さらに左側には紅・白の萩の花も。
萩の中に猶白萩のあはれなり
          正岡子規
  

もう一つ紅白の花が・・・
酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるように
朝方は純白、午後には淡い紅色、夕方から夜に紅色に
変わる八重咲きの変種の「酔芙蓉」もあったはず?
訪れたのは午後二時頃ですから淡い紅色のはず・・・
見過ごしてしまったようです。残念
同じ日のHPにこんな名写真がアップされておりました。

【上から午前10時、午後1時、午後4時の撮影です。】
”本館前の酔芙蓉が徐々に咲き始めてきています。
 台風一過の今日は時折陽射しものぞく中、白い花が
 時間を経るごとに徐々に紅く染まっていました♪

でも本館前には薄紅色と紅色の一重が特徴の「芙蓉」が、
花は5弁で一日花になりますね。
  
物かげに芙蓉は花をしまいたる 
           高浜虚子

そして本館右横に、薄~紅色をつけた大きな実が、
「柘榴」です。でもまだ固く熟していないようですね。
 
もっと紅くならないと、割れないのでは!
刻々と緋を溜めてゐる柘榴の実
            飯田龍太
なお大和文華館では、10月1日まで
「文人のまなざし-書画と文房四宝-」展が開催中です。

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