大和文華館の門を入ると赤松の廻りで、
もう「ササユリ」が迎えてくれました。
本館の前にもササユリの鉢が
本館右手の梅の小径を下ると、右斜面の笹薮の中には
ササユリの群落を見ることが出来ます。
前回訪れた時(5/11)にはまだ蕾で、
17日と開花を予想しましたが、昨年同様19日。
昨年よりも多く見られるようで、
たくさんの方がカメラを向けられていました。
笹の中に、さらに遠目にも、吹き抜ける風には
笹のザワザワの音とともに、そよいでおります。
細い茎に大きな花をつけ、風にそよぐ姿をみるにつけ、
乙女の微笑みのように、そして優美な人にも思えませんか。
万葉集では、
『道の辺の 草深百合の 花笑みに
笑みしがからに 妻と言ふべしや』作者不詳
その姿を優美な人として擬人化させておりますね。
大伴家持は
『夏の野の さ百合の花の 花笑みに
にふぶに笑みて 逢はしたる』
また笹百合は古名を「佐韋(さい)」といい、
神武天皇が奈良三輪山の麓の狭井川のほとりに住まれていた
後の后の「媛蹈鞴五十鈴媛命」と出会わられ、夫婦の契りを
笹百合の咲き匂う狭井河の辺りで結ばれたそうです。
『古事記』の「神武天皇のお妃選び」より
この姫を御祭神にされているのは、奈良市にある
三輪神社の摂社の率川(いさがわ)神社で
この縁故により後世、姫神様にお慶びいただくため酒樽に
三枝(さいくさ)の花(笹百合の花)をもってお祀りし、
HPより
百合(笹百合)を手にした四人の巫女の「百合の舞」が
HPより
奉納される「三枝祭」として、6月17日に開催され、
前日の16日には、ささゆり奉献神事として、三輪と
奈良市内の巡行も行われます。
もう「ササユリ」が迎えてくれました。
本館の前にもササユリの鉢が
本館右手の梅の小径を下ると、右斜面の笹薮の中には
ササユリの群落を見ることが出来ます。
前回訪れた時(5/11)にはまだ蕾で、
17日と開花を予想しましたが、昨年同様19日。
昨年よりも多く見られるようで、
たくさんの方がカメラを向けられていました。
笹の中に、さらに遠目にも、吹き抜ける風には
笹のザワザワの音とともに、そよいでおります。
細い茎に大きな花をつけ、風にそよぐ姿をみるにつけ、
乙女の微笑みのように、そして優美な人にも思えませんか。
万葉集では、
『道の辺の 草深百合の 花笑みに
笑みしがからに 妻と言ふべしや』作者不詳
その姿を優美な人として擬人化させておりますね。
大伴家持は
『夏の野の さ百合の花の 花笑みに
にふぶに笑みて 逢はしたる』
また笹百合は古名を「佐韋(さい)」といい、
神武天皇が奈良三輪山の麓の狭井川のほとりに住まれていた
後の后の「媛蹈鞴五十鈴媛命」と出会わられ、夫婦の契りを
笹百合の咲き匂う狭井河の辺りで結ばれたそうです。
『古事記』の「神武天皇のお妃選び」より
この姫を御祭神にされているのは、奈良市にある
三輪神社の摂社の率川(いさがわ)神社で
この縁故により後世、姫神様にお慶びいただくため酒樽に
三枝(さいくさ)の花(笹百合の花)をもってお祀りし、
HPより
百合(笹百合)を手にした四人の巫女の「百合の舞」が
HPより
奉納される「三枝祭」として、6月17日に開催され、
前日の16日には、ささゆり奉献神事として、三輪と
奈良市内の巡行も行われます。
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