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長板総荘(そうかざり)でお稽古

2016-05-15 07:09:13 | お稽古
皐月のお稽古は、長板を使わさせていただいており、
昨日は朝からお二人(お一人は体験にて)の予定が、
仕事の都合がついたとのことで、
お昼からも一人急遽見えられ、3人になり、
長板総荘(そうかざり)で、薄茶・濃茶点前のお稽古に。
 
風炉長板総荘(そうかざり)とは、長板の上に
風炉釜、水指、杓立、建水、蓋置の五具を荘ることで、
台子の天板を取り去った形になり、
お点前も、台子のお点前に準じたものになります。
これに対し長板二つ置きは、棚点前に準じますが、
竹の蓋置を使います。


さて総荘付けの準備として
 長板を点前畳の左右中央、貴人畳の縁から十六目向こうに据え
 長板の左方に風炉を置き、釜をかけます。 
 長板中心から右方に、水指を置き合せ、
 風炉釜と水指の、間向こうに杓立その中に、
 手前に差通しの柄杓、向こうに飾り火箸を立てておき、
 杓立の前には蓋置仕組んだ建水を荘付けます。
 なお、小間の席や逆勝手の席では使われません。

ここまで書いてきて、「かざり」を変換しても『
出てこず、なぜ、「かざり」と読むのか不思議でなりません。
辞典で調べても「かざり」「かざる」とは記されておらず、
裏千家の教本や、茶道大辞典でも「荘、荘る」とされております。
漢字の意味として、『おごそかにきちんと整える』だそうで、
私見ですが、『飾』は、ただ単に「良く見せる」だけで
『荘』は「整いかつおごそかに見せる」ことを意図して
使われているのではないでしょうか?。

今度の正午の茶事も長板総荘の予定なので、
当分このお点前で本番に向かってお稽古しましょう。
皐月飾りの応神天皇さんが、見ておいでですね。


どなた様がどのお役に当たるか楽しみですね。
次のお稽古までには、お知らせしないとだめですね。

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