![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/79/6a57411e26453385ccd988d0ef3cad6b.jpg)
我が家の近くでは毎年2月の終わり頃、初音が聞かれるのに
三月に入ってもまだ鶯の声を耳にしません
そういえば防犯のためと近くの雑木林の木が切られ
スカスカの林になり『千林』とは言えなくなってます
でも先日、月ヶ瀬梅林を訪れれば
メインの帆浦梅林はまだ三分咲きだったが
五月川から代官坂を上れば早咲きの梅は見頃
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/fc/6ce293abbebc52d5b26189b7c1d5fd76.jpg)
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今年初めて鶯の声を聴けました
まさに千林に入ると処々鶯で来てよかったと・・・・・
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単純に喜んでいましたが、『春入千林処々鶯』の
本当の意味は???
「北礀居簡(ほっかん きょかん)」語録では
秋澄萬水家家月
春入千林處處花
「春入千林処々鶯」は『花』を『鶯』に
改変された句でどちらも
"仏の光明を受けてすべてが生き生きと輝いている様 ”
を意味しており
表千家には千宗旦の揮毫になる『春入千林処々鶯』の句の軸が
伝存し、初釜の床に掛けるのが恒例とされているそうです
茶掛け禅語辞典より
釣り釜のお稽古の主菓子は『引千切』を
月ヶ瀬で摘んだ蓬![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/46/bed02576c31fd28762ef5fb1eb82b7fd.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/46/bed02576c31fd28762ef5fb1eb82b7fd.png)
その若菜で作った「こなし」に
ゆり根餡と白餡の金団
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d8/3529ded5bcf0d37f967f5fecc3934387.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e4/c84e7445ff3371224b34528d68100926.jpg)
蓬の香りがいいですねと言っていただき
茶杓の銘は・・・玄々斎作『若菜』と
お稽古での一コマです