気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

大寒に入り『絞り茶巾』のお稽古

2020-01-21 19:32:40 | お稽古
款冬華(ふきのはなさく)」候、
款冬とはフキを指し、その花茎をフキノトウといい、
冬に黄色の花を咲かせ、冬黄 (ふゆき) がつまり「ふき」になったと。


今日も三月並みの暖かさで、風の強い日になりました。


やはり大寒に入ったこの時期のお稽古は


絞り茶巾』、
 筒茶碗にお湯を入れ温め
 茶巾は湯で絞り
ほかはか状態で準備いたします。


点前のポイントは茶碗に湯を入れ茶杓を一打ちしたら
絞った茶巾をたたみます。

茶筅通し後、茶碗の底を鷲づかみで湯を捨て
茶碗の底を人さし指と中指で茶巾を挟み『』『』と清め
ふくだめを人さし指と中指で取り茶碗の縁にかけ
いつものように清め茶巾で茶碗の縁を持ったまま
膝前に置き、茶巾を左手のひら上で畳直し
釜の蓋の上へ・・・・・

利休道歌には
筒茶碗深き底よりふき上がり重ねて内へ手をやらぬもの
その通り
・・・・・
ですよね。