気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

霞始靆(かすみはじめてたなびく)候

2019-02-26 16:57:20 | お稽古
霞始靆(かすみはじめてたなびく)候2月23日
何日か前、朝外に出ると朝霧で真っ白な日もありましたが、
今日は晴れ、玄関前の掃除に外に出ますと、放射冷却で冷え
手がかじかむ寒い朝でした。
やはり奈良の春はお水取りが終わらないと・・・
遠くの春日奥山方面はもやっております。
72候は「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」候なのですが、
今年の春日奥山の霞始靆は、温暖化なのか、10日ほど前からに。


その春日奥山からの平城山(ならやま)の麓、東大寺の修二会の行事、
今日26日からは戒壇院別火坊にて惣別火(そうべっか)がはじまりました。、
紙衣を着られ、部屋中でもわら草履をはき、
座るのは「てしま」というござの上のみ
私語は禁止、湯茶も自由には飲めず、
火の気は火打ち石で点けられた火鉢のみという厳しい条件の中
下七日の声明の稽古、行中に使う糊たき、
二月堂内の荘厳に使う椿の枝に造花を取り付ける作業等に。

さあ私も今日は・・・「大炉」で棚を出してのお稽古にしましょう。


お掃除、灰を綺麗にして、

花を摘み花入れに

お茶、お菓子を準備して、炭を熾し、湯を沸かし
着物を着たら・・・ピンポンいらっしゃいました。