気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

蒙霧升降の日は点茶盤で

2018-08-21 10:40:06 | お稽古
七十二候(立秋末候)では蒙霧升降(ふかききりまとう)の今、
森や水辺に白く深い霧がたちこめる頃と言うことです。
確かにここ数日朝夕ひんやりとした空気が心地よく
庭に出るのも楽しくなります。
でも夏少なかった蚊が出てきて困り者。
8/18,AM5:30

昨日は自宅稽古日で、駅から歩いてお稽古に来る方は
「公園を歩くのが気持ちよく、ゆっくりし過ぎて遅れて・・・」
とおっしゃる顔は、とても良いお顔で話されていましたが、
この気候もこの日の朝までで、
昼前からW台風(19・20号)の影響で、湿度が高くなり、
酷暑がぶり返したようなうだる暑さになりました。
予報では厳しい残暑になるとのこと。
気をひきしめなければなりません。

お稽古は「点茶盤」、準備をはじめました。
  

釣瓶の水指と「火舎」の蓋置、平棗を出しておきました。
薄茶のお稽古の方々はスム-ズに進み
お濃茶をするのであれば「名水点」にしましょうと
始め、名水の挨拶の後、道具展開していくうちに
お点前が進んでしまい、もうお茶が入っておりました。
私のうっかりで、名水をいただく過程がすっかり抜け、
もう取返しは、できません。夏バテ?

ということで、今日はいつもの濃茶点前に・・・・
次回のお稽古こそは、「名水点」をきっちりいたしましょうね。