気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

一月最後のお稽古は丸卓

2024-01-23 15:25:41 | お稽古
初釜が終わり、暖かい日が続いたせいか
初釜に生けた硬い蕾の梅もほころび
いい香りが・・・
   

それが大寒に入ったかと思うとづんづと寒がやって来た
本格的な寒い冬がやってきて何故かほっとしていますが
被災地の方々はお困りでしょうね

さて一月最後のお稽古は五人揃ったので花月?
とも思ったのですが
茶事のごとく初炭、茶碗荘り、薄茶、薄茶、後炭と
宗旦の丸卓(まるじょく)でお稽古いたしました

軸は「冬麗秀孤松」、冬嶺 孤松秀ず 
詩人「陶淵明(とう・えんめい365~427年)」の
「四時(しいじ)の詩」の冬バージョンより
  

花は「白梅」「西王母椿」
  

主菓子は「椿餅」・・・自製
  

干菓子は「シマエナガ」・・・小樽「つくし牧田」
    「松風」・・・熊本「正観寺 丸宝」(日本一薄いとされる)

こんな風に並べるとシマエナガが枝で
おしくらまんじゅうしているみたいで一段とかわいいですね
  

一月の自製の主菓子は、初釜の「花びら餅」以外には
こんなお菓子も作りました
松の雪」ゆり根餡で金団を
2024年淡交カレンダ-1月を参考にさせていただきました    
  

蠟梅」さつま芋餡(紅はるか)
これは私のオリジナルです
  

今年も社中の皆様が、益々茶道が大好きになりますよう
頑張ります。

甲辰の初釜

2024-01-16 21:01:01 | お稽古
今年の初釜は穏やかな日和に恵まれ、御蓋山の浮雲峰もくっきり
  若草山342m           御蓋山298m  高円山432m

無事終わる事ができありがたい事でした
待合軸は『』にいたしました
今年の御題は「和」
和は「わ」「なごみ」「仲良く」
 

昨年、誰でも見ることのできる
国連のライブ配信を見せていただきました

それは、9月21日の国際平和デーを前に
ニューヨーク国連本部で「平和の鐘式典」が
そこで鵬雲斎大宗匠が献茶式をお開きになった
大宗匠は自ら揮毫された「和」の軸をおかけになり

和とは丸「」であり地球であると
その地球の「和」に平和を祈念して一盌を
その前に英語と日本語を交えたスピ-チもされ
お茶碗は丸い、それは地球、その中には緑がある
地球上で緑は一番大切。戦争があると緑は失われる
緑が大切です。丸いお茶碗のなかの緑の抹茶を
皆さん楽しみながら、その緑と一緒になって下さい
皆さんが自分の国の幸を祈りながらそのお茶を召し上がったら
必ず世の中が静かないい暮らしができるようになると思います
と「一盌からピースフルネスを
百歳の大宗匠の行動力にお点前に感動いたしました
それでどうしても初釜に「和」の軸を掛けて
社中と一緒に一盌から平和を祈願したいと思いました

干支(昇り龍)の掛け蓬莱を日陰の蔓で作ってみました
  

本席は不二画賛
 支竺扶桑第一山 支は支那、竺は天竺、扶桑は日本の事
 千秋戴雪秀本関 千秋雪をいただき本関に秀ずる
  

点心は例年のごとく半月弁当
東京の有名店がなんと我が家の近く左京に11月開店
お料裡『本城』本格的な京懐石なのにリーズナブル
皆様にとっても喜んでいただきました
   

今年の師走、軸は『無事千秋楽』、主菓子は?

2023-12-13 22:56:04 | お稽古
師走の時期は一年を通してもっとも慌ただしい
字のとおり師匠も走る時期

そういう私は10月~12月始めまで死にそうなくらい忙しく
今週に入ってやっと一息ついてる

今年は4月より長年の仕事を完全に辞め
茶道、そして夫と二人の日常だけの生活
余裕のある生活が待ってると思っておりましたが
この9ヶ月忙しくあっという間に過ぎ去ったよう
何故
3月末まで勤務していた職場の事、はるか昔のように

さてさて、師走に入って作った主菓子は
  『蕎麦上用饅頭』
 

  『織部上用饅頭』
 

山の芋も蕎麦も旬のもの
大晦日には年越し蕎麦はかかせません
何故なら
蕎麦は他の麺類に比べて切れやすい事から
大払いと同じ事だといわれる

これから作る予定の主菓子は
遅ればせながら『袴腰餅
 
御所のすす払いの時男子も出入りし
女子も袴を付けるので
袴の腰板を目立つように色分けした事から
御所出入りの「川端道喜」さんが「事始めの日」
御所へ献上されたのがこのお菓子ですね
  茶道文化検定テキストより

上手く台形にはなりませんが心を込めて
その出来具合は・・・お稽古で楽しみに!

軸は『無事千秋楽
  

千秋楽の『』は長い年月を意味します
』は『終』終わりを意味し
』は『落(おち)』結末を意味する

『千秋楽』が相撲や歌舞伎の興行最終日に使われるようになる以前から
『千秋楽』という曲が存在しており
奈良時代に唐から伝わった曲目の1つです

唐では、皇帝の生誕祭を「千秋節」と呼んで
この祭事が曲の由来となっているともされます
仏教では法要の終わりに演奏する決まりがあり
最終日や結末を意味するようになったともいわれている
師走の『無事千秋楽』は一般民の私達は
無事に一年を終えたという意見合いで・・・

香合は『クリスマスツリ-』
 
これは上高地帝国ホテルのギフトショップで購入したもの
茶道用として作られたものではない『見立て』です

我が家のクリスマスツリ-もやっと出しました
  

お正月まで、さあもうひと踏ん張りしなくては

亥の月亥の日開炉の日

2023-11-26 13:26:47 | お稽古
今年の亥の月亥の日は11月13日(旧暦では10月1日)
丁度その頃、我が家の炉開きも行う事ができました
  
    令法(リョウブ)の紅葉と椿(西王母)

この日ばかりは扇子を置いたらまずは
開炉おめでとうございます」のご挨拶を

お善哉の盆を運び
開炉の印ですのでお善哉をいただきましょう
   

丁度この頃、温かいものが嬉しい季節となりますので
炉開きのお善哉は最高に美味しいです

主菓子は「亥の子餅
   
陰陽五行では「亥」は「水性の陰」極陰の日
それで亥は火(火難)を免れるという信仰が広まり
その日に火(暖房具)を使いはじめれば火事にならないと

又、唐では亥の重なる日は亥猪(げんちょ)と呼ばれ
多産である猪にあやかり子孫繁栄を願い
亥の子餅を作り食べたという

その風習が伝わり平安~明治初期までは 
宮中では亥の子餅を作り祝ったそうです

それにあやかり茶道でも亥の日の極陰に(これから陽になる)
開炉をし
茶人の正月として陽である善哉を振る舞い
亥の子餅をいただき
今年摘んで寝かせた新茶の口切をして
火の用心、無病息災、子孫繫栄を祈るお祝いですね

  
今年の亥の子餅は
黒糖、小豆、きな粉、栗、胡桃、干葡萄、胡麻
7種の素材を入れて亥の子型に作ってみました
もちろん、色々な願いを込めまして

11月はこんな「きんとん」も作りました
  きんとん(秋の山)
  

寒菊(スプレ-菊”まつげ”)と黒蠟梅の紅葉
  
液体をスプレ-したような菊の形
「まつげ」とも言うようです
そういえば、朝ドラ「ブギウギ」の
スズ子さんの付けまつ毛みたいですね

11月は口切の月、「壺荘り」のお稽古もしなくては・・・
慌ただしく過ぎる霜月、もうすぐ師走です
  

正倉院展が終わり炉開きを

2023-11-17 20:10:17 | お稽古
正倉院展最終日11月13日は、奈良は朝から雨模様
      
外が明るくなってきて晴れるかなと思ったら
なんと天気雨!『狐雨』「狐のご祝儀」とも言いますが
「狐の嫁入り」と言う人も・・・・そんな不思議な空模様でした

   

今年は、東大寺初代別当・良弁僧正の1250年御遠忌
東大寺」では10月13日から16日にかけ
舞楽、献花、献茶、奉納、法要が盛大に行われ
良弁僧正の遺徳をしのばれた。

ただ慶讃奉納公演は9月30日から行われており
MISIAのステ-ジなどもあり
いつも静かな秋の奈良町に歓声と人人人・・・・・・
私は10月16日の午後7時から

   
『東大寺狂言 野村万作・萬斎・裕基、狂言三代』へ
小男鹿の声もバックミュージックとなり大仏さんの見つめる中
幽玄の世界を味わってまいりました


そして今年度の第75回正倉院展では、
    

聖武天皇縁の綺麗な鏡、枇杷(ポスター掲載)などとともに
  


1250年前に亡くなった良弁様の正筆書が出展され
「良弁杉」のお話の中の良弁様の文字を間近で見る事ができ
とっても嬉しく感激いたしました

初めて正倉院展協賛呈茶に参加させていただきました  
少しでも正倉院展を毎年開催されている奈良国立博物館に
呈茶で協賛する事ができ、私にとって幸いなこと

さて当日は、前日の雨が嘘のように晴れてくれました
呈茶席は八窓庵が見えるテラスでの立礼席

  

正倉院の校倉造りをイメ-ジされた素敵な棚で
お客様のご要望でお点前をさせていただきました

主菓子は大和郡山の「本家菊屋」の上用饅頭『花喰鳥
本家菊屋さんは400年以上前から続く奈良最古の菓子屋 
  

『花喰鳥』は花の枝をくわえた瑞鳥でササン朝ペルシアに
起源があり正倉院裂には多く馴染みの吉祥模様です
  残欠

抹茶は『聖の光』大和茶(山添村の川畑製茶園)で名前は
聖武天皇の『聖』、光明皇后の『光』に由来するそうです
茶碗は『奈良絵』大塩玉泉
  

奈良絵は室町時代の末期頃から江戸時代にかけてつくられた
絵草紙「奈良絵本」に描かれた絵を奈良絵と呼んでるようです
これは「過去現在因果経」にみられる大和絵を手本に古くは
江戸末期の赤膚焼名工奥田木白の茶碗がありますが
定義はよくわからないようです

ただ広く言えば
奈良のものを、奈良で描いたものが奈良絵らしいという方も

社中・お手伝いいただいた皆様のお蔭で正倉院展協賛呈茶席も
無事終わりやっと炉開きです    

神無月に入りもう早『霜降』

2023-10-22 20:09:23 | お稽古
今朝は8.3℃と今シーズン最低を記録したが・・・
地球温暖化で、平年より暖かな日が続き、秋の訪れも遅かった
やっと若草山の芝やススキの色が変わっている。
  9時半JR奈良駅手前から

インバウンド等の観光客もまだ半袖ですね。
  JR奈良駅前

この10月24日、二十四節気では「霜降(そうこう)」です
霜始降(しもはじめてふる)、山里に霜が降り始める頃
草木や作物を枯らす霜を警戒する時期というのに
一週間先まで晴れの日なのですが
奈良では最低気温は10℃、最高気温は23℃ほどとの予報
初霜はいつになるのでしょうか

神無月は風炉最後の月、名残の月となり
詫びた風情を楽しむ極陰の季節です
風炉は火がお客様に近づく中置となり
水指はお客様から遠ざけて勝手に
いつもの棚は使用できないので
茶入れの仕覆も勝手に置く事になり
勝手が少々手狭となります
そこで『大板』『五行棚』などを用いますが
まずは、いつもの敷板を用い中置のお稽古をして
次に、玄々斎好の一重棚『五行棚』を用いてのお稽古も  
  

五行棚には土風炉が約束で土、天板、地板の木、風炉中の火
釜の金、釜中の水と木火土金水の五行を納めるところからの
名称で、水指は畳の上、運びですので蓋置は竹となります
炭手前は風炉が点前畳の中央になりますので
炭斗、灰器は通常の風炉手前と同じですが
釜は勝手付けに置きます
それ以外は通常の風炉手前と同様です

神無月の主菓子
栗金団『山苞』・・・明日香村の栗でつくりました
   

上庸『雁便り』・・・金串を曲げて雁の焼き印に
   

神無月は何故か、もの哀しい気がしますが
神様がお出掛けだからでしょうか?

   秋明菊に水引
    


六人揃ったので『茶カブキ之式』を

2023-09-29 22:48:31 | お稽古
秋分に入り「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」
9月23日頃 雷が鳴らなくなる頃
春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も、鳴りをひそめるそうです
そういえば21日にものすごい雷が奈良に轟ましたが
  9/21、16時頃

それ以来静かな空模様ですが、今年はどうでしょう。
長月も末なのに30度以上の真夏日が5日も続くという異常気象
予報に寄れば、来週には爽やかな秋がやってくるようですね。

さてコロナの中、無理ではと思っていた『茶カブキの式
先日、先生のところでお稽古させていただきましたので
私も入り六人揃いましたので、家のお稽古場でも

  

試み茶2服、本茶2服を茶碗を替えて
実際に御茶をいただくのを
正客→次客→三客→四客とし
形だけの茶カブキになります

  

偈頌『干古干今裁断舌頭始可知真味
(いにしえにいまにぜっとうをせつだんしてはじめてしんみをしるべし) 
味覚の修練である七事式には反しますが
お稽古としては今のところ仕方がないかな?

  

今月のお菓子は
着せ綿
白菊(ゆり根餡)に黄色の真綿(安穏芋餡)を作ってみました
  

兎上庸』(耳を焼き鏝で食紅で目を)
写真では耳も目もよくみえませんね。
お月様の兎と同じようによ~く見てくださいませ。
  

この29日は「仲秋の名月」、東の空から満月が昇りました
仲秋の名月が満月と重なる次回は、7年後の2030年になります

心が洗われるような良いお月様でした。


もうすぐ白露

2023-09-06 22:49:16 | お稽古
葉月下旬から残暑厳しい日々が続いておりましたが
葉月晦日はスーパーブルームーンと呼ばれる一年で
最大の満月が東の空に上がっていましたね。
だが長月に入り次から次へと発生した熱帯低気圧や台風の影響で
急に天候が崩れるようになっている奈良です。

暦の上ではこの8日からは二十四節気では「白露
七十二候・初候は「草露白(くさのつゆしろし)」

確かに少しは朝夕は涼しくなりだし
草に降りた露が白く光って見えるはずが・・・
暦の上だけの様で、日中はまだまだ30度越えの真夏日が続き
長月も平年より気温が高い日が続くとの予報が出ております

さて土用の内にはできなかった湿し灰、遅れましたが
真夏日が長かったお蔭で上出来の物ができました

この9日は「重陽の節句
菊はどんどん伸びて大きくなるも
花はかたい蕾さえつけていない
旧暦では9月9日は、今年は10月23日
その頃には庭の菊の花も咲くでしょうね



長月の「主菓子」はこれまでに二種類
 『葛桜』 春に摘んだ桜の塩漬けで葛饅頭に    
  

着せ綿』白餡を赤に、白綿はゆり根餡で
 

「干菓子」は今月も茶箱のお稽古の方もいらっしゃるので
金平糖、れんこんチップス、ゆり祭(率川神社・いさがわじんじゃ) 
     

「ゆり祭」は三輪明神・大神神社の摂社「率川神社」のお祭りからで
正式名は『三枝祭』、6月の笹百合の咲く頃のお祭りになります
ご祭神である「媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)」
百合の花が咲く三輪山の麓にお住まいであった故事に則り
姫神様にお喜びいただくため酒樽に「笹百合の花」を飾り
お祭りが行われるようになったと伝えられている
ゆり祭のお干菓子はその時の神社からのお下がりのいただきもの
   

花は鮎籠に
  萩、吾亦紅、西洋藤袴、風船かづら、宗旦木槿
   

我が社中も、よく稽古を続けてくださり
嬉しい事に、許状申請をされる方、淡交会に入会される方も増え
四ヶ伝、行之行など上のお点前をされる方も増え
お稽古もいっそう充実してまいりました
本当に嬉しい事、私も頑張らなくてはと!!!

来月にはもう中置、いよいよ開炉が近づいてきますね

葉月に入り茶箱のお稽古

2023-08-15 21:57:59 | お稽古
葉月に入り、あっという間に土用が過ぎ
暑い日本の夏のまま、立秋となり
お盆で子供達や孫達が帰って来て
台風のように去って行き
ほっと一息していると・・・

ずっと気になっていた本物の台風7号が
なんと関西を直撃するコースに
昨夜に明日のお稽古はどうなる事かと
思いながら床につきました

三時頃からの激しい風音がしていたようで
激しくなった5時頃(丁度潮岬近辺に上陸)
目が覚まし寝室を出ると
階段と二階の廊下に明かりが灯っていた
消し忘れ?かなと二階へ上がれば
夫と鉢合わせ
ベッドに寝ていると思っていたのでびっくり!!
夫は夜が白み始め、二階から外周りを点検中

台風7号はその後、和歌山市から紀淡海峡へ抜け
午前中はずーっと爆風のような風音が続いていたが
11時頃に止み間が、それを見計らい花摘みに庭に出て見れば
爆風に負けずしがみついている花に
ありがとうと声をかけ
「木槿」「風船蔓」「吾亦紅」「河原撫子」を摘み
四ツ目籠に活けてみました
   

台風7号は昼頃に明石に再上陸すれば
午後1時前には奈良では風雨も急に静かに
午後1時半ごろからの稽古開始でよかった
  

そして「主菓子」いつもは朝から作るのですが
台風の影響が長引けばお稽古の中止も考えられたため
京都・菓匠清閑院の『涼清水(すずしみず)』に
  

緑をちょっと落とした透き通る錦玉羹
二種類の鹿の子豆がゴロゴロ敷かれ
オレンジ色の羊羹の鮎が泳ぎ
清流の景をあらわす 
錦玉羹はわずかに柑橘系の味で爽やか
美味しい錦玉羹でしたよ
悔しいけれどやはり京都のプロ
素人の作る日頃のお稽古の物とは違いますね
  HPより

お稽古は『茶箱
今日は「卯の花」と「月」を
一年ぶり、二年ぶり、初めてと
身の入った二時間強の稽古となりました
お疲れ様でした

梅雨明けで土用にかけ忙しい

2023-07-23 16:51:07 | お稽古
梅雨明け(したとみられる)は嬉しい
今年は7月19日、平年より一日遅く、昨年より3日早い
気温は高くても日陰に入ると涼しい
梅雨前線が太平洋へと南下し、北の高気圧に覆われたからか
   7/20
    👆若草山    👆御蓋山 👆高円山  

しかし やらなくってはいけない事が
梅の土用干し
炉灰は篩にかけて桶に入ったまま
湿し灰作りをしなければ・・・・・

さて七月に入り「名水点」
       「洗い茶巾」
       「葉蓋」と・・・夏のお稽古を

   軸は「瀧直下三千丈
   

   半夏生、八重の木槿を宗全籠に
   

   主菓子は「鵲の橋
中国の七夕伝説では、織姫と彦星を七夕の日に逢わせるため
たくさんのかささぎが翼を連ねて橋を作ったとされ
天の川をさす言葉から
   

   「観世水・かんぜみず」
水が渦巻いている様子を描く流水文様の1つ
由来は能楽の流派「観世流」の観世太夫が定式文様として使用したことから
   

文月も残り一週間ほど、祇園さんも24日の後祭の山鉾巡行
24日・25日と大阪の天満宮「天神祭 」と関西は賑わいます

浮かれてばかりでは・・・気を引き締めて
八月にかけては「茶箱」のお稽古をしたいと思います