久しぶりに現場を見にいってきたんですが・・・
何と現場監督が交代!
何でも前任者は尿管結石で退職とか。
着工前の挨拶の人から2回目の交代となりました。
今度の人は、日本綜合地所からいらしたとのこと。
あそこのマンションはねぇ・・・という話をしたら、その通りです!と答えていました。
とても人当たりが良い方なんですが、その実力はいかに!?
インター凸ハウスの皆さんから出産祝いを頂きました。
ありがとうございました!
みなさん、こんばんは。
”基礎パッキン”ご存知ですか?
住宅の床下で、通風を確保するために基礎コンクリートと土台の間に取り付けるパッキンです。
このホームページが分かりやすいので、紹介しておきます。
http://www.joto.com/kp_a/mokuteki.html
インター凸ハウスでもこのパッキンを使っているんですが、今回から全周パッキンに変わりました。
このパッキンは一定のルールに則って取り付けられるんですが、従来の基礎パッキンだと、入れ忘れちゃうときがあるようなんです。
全周にパッキンを置いてしまえば、置き忘れることがなくなるので安心、というわけですね。
A様邸の建築中にも、
「どうして全周パッキンを使わないの?」
と営業担当に聞いたことがあるんですが、今回から改善されたということでしょうか。
さてこのパッキンには、気密パッキンという全く通気しないものがあります。
公庫仕様書には、浴室床下は気密を取るように指示されています。
そこでこのパッキンを使うわけなんですが・・・
この写真は、浴室内側から撮ったものです。
パッキンは気密パッキンなので、通風しないようになっているのが分かるでしょうか。
浴室で気密パッキンを使うところは良いのですが、赤丸の部分、パッキンとパッキンのつなぎ目には隙間があいています。
4隅のうち、3箇所くらいでしょうか。
この後に隙間を埋める処置をするのか・・・って、インター凸の仕事を見てきた限りでは、絶対しないでしょう。
そもそもこのパッキンを取り付けた職人は、どうしてパッキンを入れるのか、隙間があいていて良いものなのか考えないんですかね?
ちなみに浴室の気密化ですが、改正省エネ基準が施行されるといらなくなる可能性が高いです。
いらなくなる、というかユニットバスそのもので断熱性能が確保されれば、床下の断熱・気密処理は不要、となるからです。
この改正の肝はこの辺ですね。
建物だけでなく、設備も含めた省エネ効果を狙っているといこと。
良く聞こえますが、実際は?な改正だと思っています。
建物本来の性能を上げるのではなく、設備で逃げようという意識があるように思えるからです。
知識と実力のない工務店のためなんでしょうか?
設備に頼る場合と、建物でそもそも用意しておく場合と、どちらがコストアップになるのか。
設備に投資する場合の問題点は、その設備がどれだけ保つかということが重要だと思います。
私は、機能をシンプルにし、なるべく建物の基本性能を上げて、設備に頼る部分を減らすほうがよっぽどコスト的にも省エネ的にも有利だと思うんですけどね。
まだ施行されてませんが、何だかおかしい気がするわね。