
四川省に派遣されていた、緊急援助隊が帰国しました。
母子遺体・収容時の黙祷について、某テレビ局の女性が援助隊団長に質問。
「誰が黙祷を発案したのか?」
・・・どうしてこのような質問をするのか!?
まったく理解できません。
みなさん、こんばんは。
今週末の用意で、仕事がバタバタしています。
先日、さくら事務所の大下さんに久し振りにメールを出しました。
困ったときは大下さんに聞く・・・というのは悪い癖だと分かっているんですが。
内容は、基礎断熱と防蟻処理について。
防蟻処理とは、シロアリ対策のことです。
方法としては、薬剤を塗布するのが一般的でしょうか。
上棟現場で、基礎から1mくらいまでオレンジ色に塗られているのを見たことがあるかと思います。
基礎断熱の場合、基礎コンクリートの外側or内側に断熱材を張ります。
断熱材が、シロアリが蟻道を作りづらいものであれば、薬剤の塗布を免れるのではないかと。
つまり、薬剤に頼らない方法を伺った、ということなんです。
結論から言いますと、樹種の指定か防蟻処置をする、ということになります。
樹種の指定とは、ヒノキ、ベイツガなど、木の性質として防蟻効果が高いもの。
木の太さに関して、まだ分からないことがあるんですが、薬剤に頼らない方法があることが分かりました。
私が以前在籍していた会社は建売事業もやっていたんですが、そこでの防蟻処理は10年保証できる薬剤処置を行っていました。
今では5年保証というものが多いようですが、結局、10年効果を伸ばすには薬剤が強くなくてはならず、人体の影響を免れなかったからだと思います。
長い目で見て、5年の保証って短くないですか?
しかも、最処置なんてかなり難しいでしょう。
シックハウス症候群のことを考えると、いくら建物に重大な被害をもたらすシロアリ対策のためとはいえ、簡単に薬剤処置するのはどうかと思います。
先日エンゼルハウスの打ち合わせで、防蟻対策の施された基礎断熱材を使い、土台、柱にヒノキを使っているにも関らず、薬剤処置を施している理由について設計士に伺ったところ、
「薬剤で処置しておかないと心配でしょ!?」
「公庫仕様書の対応として、適切な処置を行っている」
というものでした。
私の観点は、たかが5年の安心感に対して”心配”もへったくれもなく、構造がシロアリ対策になっているのであれば薬剤は回避すべき、だと思っているんです。
この件に関して、薬剤処置を省略しても大丈夫だろう(ただしシロアリ5年保証はなくなります)、使用している薬剤は、国が認定している安全(だろう)と言われているもの、だそうです。
何だかちょっと・・・でした。