中古住宅の売買において、売主が宅建業者なのか一般の方なのかで、瑕疵担保責任、つまり何か建物に問題が発生した場合に違いがあります。
宅建業者であれば、最低2年間の瑕疵担保責任を負いますが、個人の方であれば免責とすることができます。
中古住宅を購入する際、相手方が宅建業者なのか個人なのかは重要な要素となるわけですね。
また建物について、新築で購入した建物を数年後に売却する場合、メンテナンス保証が継続されない場合があります。
たとえば雨漏りのような最低10年間の保証が義務付けられる重欠陥の保証でさえ、転売すると次の所有者はメーカー保証が受けられないのです。
一般個人の場合、瑕疵担保責任を免責とするのがほとんどだと思いますから、10年以内で転売するような場合、売りに出す前に(つまり所有者がメーカー保証が受けられる段階)問題のある箇所がないかのチェックをメーカーにお願いすると良いと思います。
ということで、今回仲介する築6年の中古住宅において、施工したメーカーのチェックとメンテナンス基準に則ったメンテナンスを施した頂くことになりました。
メーカーの担当者に売却するのでチェックをしてもらいたい旨伝えると、真っ先に
「もう転売は済んじゃってますか!?」
と聞かれました。
転売が済んでいると、メーカー保証外となるからですね。
ちなみのこの建物、小屋裏収納に怪しい雨染みらしき変色した壁を発見。
床下はメンテナンス口から潜って、一通り見て回りましたが、シロアリ被害や土台が腐っているなどの異変はありませんでした。
まあ施工不良はいくつか発見しましたが・・・
明日石膏ボードを剥がして、壁内のチェックをするんですが、果たして・・・
さて、今日は実家で鯉のぼりを上げるというので、ナオちゃんと見に行ってきました。

この鯉のぼりは私が生まれた時からあるもの。
とても古いですが、父が大事に保管しておいてくれました。
今では大きな鯉のぼりを上げられるところは少なくなりましたね。

また、庭にできたイチゴをナオちゃんが採って食べていました。
とても小さくて、虫食いがほとんどでしたが、ナオちゃんは「甘い!!」と言っていました。
イチゴの季節もあとわずかですね。