hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

味楽〜小倉グルメ

2018-09-12 05:00:52 | グルメ

今回の旅もいよいよ最後の夜となった。小倉に泊まるのは出張を除けば初めてで、入念に店をチェック。名物はというとやはり海鮮料理となる。その上で行き着いたのが『味楽』というアーケード街のはずれにある店。

入口には『ありがとうの感謝のココロを毎日仕入れる鮮魚に込めてます』というメッセージが書かれている。


カウンターの奥の小上がり席に通され、まずはビールをいただく。暑い中を歩いて来たこともあり、美味い。お通しはムール貝の煮付けとカニの乗った冷たい茶碗蒸し.さっぱりとスタートである。

メニューは豊富で、魚は鯵、イカ、ヒラメ、フグ、タコ、イサキ、鯛など多種多様。食べ方も刺身、薄造り、唐揚げ、焼き物、煮物と色々、選択に迷ってしまう。

まずはフグ刺、ウニ、鯵のなめろうをお願いする。スタッフは皆若くて元気がいい。相談するとキビキビした答えが返ってくる。

まずは板付きウニから、海苔がたくさんついて来てワサビとウニを入れて巻いて食べる。磯の香りと甘みが最高、味が濃い。

ついでにフグ刺、コウトウネギで巻いて食べるが厚みもそれなりにあり、美味い。とうとうみや皮の湯引きも味わう。

さらに鯵のなめろうは九州の甘い味噌でよくネギや生姜も入れて叩いてある。鯵が大きいのか結構量もある。そろそろ日本酒とリストを見ると九州の酒も結構ある。最初は繁枡(福岡県)から。上品かつフルーティな酒であるが、奥行きも結構ある。


次にタコの唐揚げを食べるが、新鮮で歯ごたえ十分。さらに鯵の骨をカラッと揚げてもらう。いや、酒に合う。

酒は庭のうぐいす(福岡県)、これは香り高く飲みやすい。さらに田中六五(福岡県)、寒北斗(福岡県)と結果福岡県の酒ばかり頼んでしまった。


最後の注文は梅水晶と山芋鉄板、簡単に言うと山芋を鉄皿に乗せて焼き、ソースをかけて削りがつおをかけたお好み焼き風味のもの。こうしたB級グルメも締めにはいい。これには茜霧島のロックがぴったり。

入店前はやや魚飽きた感があったが、食べて見るとそんなものは吹っ飛んで、新鮮な魚や九州名物などを堪能して小倉の夜は更けた。

味楽
北九州市小倉北区京町1ー6ー8
05055955384