『バスシリーズ』その18。都県境を行く路線バス第4弾、今回は千葉・東京の都県境を行く路線である。今回はJR市川駅からバスに乗るが、かつては市川駅から都営バスが2系統(124系統市川駅〜上野広小路、のちに上34系統、107系統市川駅〜東京駅北口)があったが、現在はもちろんない。
ただ、京成タウンバスの新小52市川駅〜小岩駅〜立石駅入口〜四ツ木駅〜新小岩駅東北広場は現在も市川橋で都内に入る唯一のバス路線として残っていた。
市川駅北口バスロータリーにある4番乗り場からスタート。日中は1時間に2便であったが、利用者が多いからか、8月より1時間に3便に増発されている。
バスは市川駅を出てすぐ左折、すぐに市川広小路のバス停に停車。その先には江戸川に架かる市川橋を渡る。すぐに江戸川駅前通りのバス停がある。
それから2つ目のバス停が小岩駅、ここでJR利用者の乗降がある。つぎの柴又新道のバス停までは蔵前橋通りを走るがその先を右に曲がり、奥戸街道をしばらく行く。
奥戸大橋で中川を越え、京成タウンバスの車庫で運転手交代。京成タウンバスは京成バス奥戸営業所の一部が独立して作られたバス会社で 江戸川区、葛飾区、足立区を主なテリトリーにして18系統を保有している。因みに新小52系統以外に金02、金町駅〜三郷駅南口という都県境を越える路線もある。
しばらく行くと京成線の踏切があるが、これを越えて左折、細い通りに入り3つ目のバス停、四ツ木駅前で私は下車した。このバスは荒川沿いの道を南に走り、新小岩駅東北広場まで運行する。
四ツ木駅のバス停から駅までは歩いて2分ほど。駅前には鍼灸院しかないが、反対側には商店街が広がる。駅正面には『ようこそ!キャプテン翼の街へ』という看板が立っていて、ガード下から立石にかけてメンバーの銅像がある。