hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

通勤電車の人

2014-12-04 05:00:28 | 日記

『通勤』というと暗いイメージがあり、かつては『痛勤』などの文字をあて字にしたほどであるが、小生にとってはブログの原稿を書く大切な時間である。
小生はサラリーマン人生32年になるが、通勤に関しては比較的恵まれいる。今まで通勤に1時間以上かけたこともないし、朝早く出るため、朝はゆっくり座っていた方が多い。

不思議なものでこうして毎日ほぼ同じ電車に乗り、同じ電車に乗り継ぐが、何とかその特定の電車に乗ろうと自然に走ったりすることも多い。

ところで会社を変わって1年半になるが、毎朝井の頭線の同じ車両に乗り、同じ地下鉄に向かう人の中で特徴のある人はついつい覚えて勝手にアダ名を付けたりしている。

1人目は『靴下上げ』、1m60cm程度の小柄なサラリーマン風の人で井の頭線の改札で必ず小生を追い抜く。常に小走りだが、その走り方が欽ちゃん走りのように手を横に振り、更に時々止まっては靴下を上げる。初めはこの日の靴下のゴムがたまたま伸びたのかな?と思ったが、毎朝そうして走っている。特に下りエレベーターを下りながら、靴下は2回は上げる。よく転ばないなあ、とみている。

2人目は『走るランドセル』。半蔵門線九段下駅近くには私立の学校が林立しているが、その一つGに通う小学一年生らしき子供。背が低く、あどけない顔をしているが、この子の足が速いなんて物ではない。いつも小生は井の頭線改札口で置いていかれて、ようやく半蔵門線地下鉄ホームで再会できる。身体が小さいため殆どランドセルが走っているように見える。乗る位置も必ずおなじだが、これは次の表参道駅で友達と合流するためである。

突雛な格好をしているのは3人目の『ヘルメット爺さん』。表参道駅を過ぎると必ず車両を歩いて渋谷方面に向かい歩く。衣装は冬も夏もサッカー日本代表のユニホームで白いヘルメット、メガネをかけており、異様だが、毎日なのであまり乗客は驚かない。

4人目は『ベンチのおじさん』、彼は毎朝必ず水天宮駅のホームのベンチで携帯電話をてにしたまま居眠りをしている。よく携帯電話を落とさないものだと感心して見ていると時々起きる。

この4人には毎朝合わない日は殆どないが、ひょっとしてこちらも変わったオッさんと見られているかもしれない。