ほはとの日誌

個人の日誌として利用

讃美歌512番「わがたましいのしたいまつる」

2015-01-23 | 教会
毎週金曜日の午前中、辻堂教会へ「讃美歌を歌う会」に出席している。
すると讃美歌の歌の練習のみならず、讃美歌の背景や意味を深く知ることができる。

今日練習した歌は讃美歌512番「わがたましいのしたいまつる」

讃美歌集には作曲者{ジェームズ・R・マリ}となっているが、実際には{ヘイズ}
という人だとのこと。
-------------大塚野百合「讃美歌・聖書ものがたり」より抜粋------------------
日本人はなぜか、ヘイズの書いた調べが好きなようで、犬堂球渓「故郷の廃家」(幾年ふるさときてみれば)、堀内敬三訳「冬の星座」(木枯らし途絶えて、さゆる空より)で知られています。彼は19世紀の米国ではフォスターに次ぐ有名な民謡作家でした。30年新聞社に務め、健筆を振るいつつ作詞・作曲に情熱を燃やしていました。
512番は別名「小道の向こうの丸木小屋」という歌のために作ったものでしたが、ロンドンでチャールス・フライという人が聞き、大変感動し、この曲にもとづいて詞を書きました。
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こういうことを知ると、曲が、なんとなく歌いやすいメロディーだと思い、この讃美歌が好きになりそうだ。

歌詞は次のようです。
上のYoutubeで歌っている歌詞は讃美歌21のためか、下記とはすこし違っています。
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我が魂の 慕いまつる イェス君の麗(うるわ)しさよ
朝(あした)の星か、谷の百合か 何にぞなぞらえて歌わん
悩めるときの 我が慰め 寂しき日の我が友
君は谷の百合、朝(あした)の星 現世(うつしよ)に類(たぐい)もなし

身の患(わずら)いも 世の憂いも 我とともに分かちつつ
誘(いざな)う者の 深き企(たく)み 破り給ううれしさよ
人は棄(す)つれど 君は棄てず 御恵みはいや勝(ま)さらん
君は谷の百合、朝の星 現世(うつしよ)に類(たぐい)もなし
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