放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

旅(のつづき)

2009年10月18日 15時15分16秒 | Weblog
 僕たちの結婚は、平成6年10月15日に筑波山神社の拝殿で行われた。
 筑波山は夫婦和合の山(という呼び込み)なのに、いままで挙式などを神域で行ったことはなかったという。
 これは母の突然の思いつきに端を発し、企画力のある母の知人が力添えしてくれて実現した、奇跡のようなイベントだったのだ。
 
 だが、その話が楽しくとんとんと進んでいる最中に、誰かが冷や水を浴びせるようなことを言った。
 「でもさ、10月って神無月じゃないの?」
 ―神無月―
 つまり日本中の神様が出雲へいっちゃってて、どこの神社で拝んだって「お留守です」状態で、水かぶって願懸けしたって、ワラ人形コンコン刺したって、てんでどうにもならない節をいう。

 COZYもBELAもうすうす感づいてはいたもののさりげなくスルーしてきたこの話題。よそから言われると、さすがに無視はできない。

 わかりました。わかりましたよっ!
 「じゃあ、新婚旅行は山陰地方へいくよ。」

 こうして、なんか変いきさつを折り込みつつ、僕たちは山陰地方を鳥取砂丘から萩市まで仲良く二人旅をした。なかでも松江は僕たちの第二のふるさとになった・・・。

 あれから15年・・・。

 僕たちは松江駅にいた。二人が四人にふえたけど・・・。

(まだつづく・・・) 
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2009年10月18日 15時11分50秒 | Weblog
10月9日~13日の日程で、ちいさな旅をしてきました。

9日の夜に東北新幹線で仙台を出て、東京駅へ。
21時発の夜行列車「サンライズ出雲」に乗りました。
翌日に米子駅に到着。朝、めずらしく車酔いに悩まされました。
起き掛けに嗅いだ煙草の副流煙がよくなかったみたい・・・。

ヘロヘロでスタートした旅。最初は境港へ。
境港は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるさんの出身地。
もちろん境港駅までは「鬼太郎」列車(しかもリニューアルしたばっかりの出発式に居合わせるという幸運!)。

子供たちも大喜び。
妖怪たちと戯れること半日。あわただしく次の目的地「安来」へ。

安来には日本庭園が見事な足立美術館があります。
入場料も半端じゃない。
庭園も半端じゃない。
日本画も童画も半端じゃない。
やきものも半端じゃない。
お客も・・・、えっ、フラッシュ焚いて写真撮っている人いるぞ!

近くにきたので、ぐいっと袖を引き「ダメですよ」と一声。
びっくりしていた。
でもカメラを仕舞わない。きっとバレなきゃ何でもやる人みたい。
ちょっと不快な思いをさせられた。
(せめてフラッシュやめろよ。作品が痛むぞ)

その日は安来のお宿に泊まり、翌日は松江へ。

つづく・・・。


p.s ちょいと苦情を言わせて。
 旅行会社○△Bさん、いい加減にしてくれ。
 サンライズ出雲のチケット入手が困難なのはわかった。
 けどね、ツインを二つとるのに、片方が「大人二枚」で片方が「子供二枚」って予約の仕方はどーよ? 子供だけの部屋で何かあったらどーすんの?
 支払いのときになって「あ、」とか気がつく間抜けぶりにもあきれたけど、そのあと「当日、車掌さんに直接交渉してみてください。」って、無責任ぶりにもあきれ果てたよ。それが旅行会社の仕事スタイルかよ?

 前回のカシオペアのチケット入手のときもそうだけど、「どーせ他人事」丸出しの営業態度は許しがたい。客の名前も間違えたままにしておくし・・・。

 それから、「お宿」でもチョンボあったぞ。
 確認したくせに間違えるってどーいうことよ?
 
 残念だ。完全に信用を失ったよ。  
コメント (2)
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