生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

胆管狭窄のようです・・・

2013-05-14 20:52:02 | 胆管狭窄の治療(移植後5年目)
発症後、5年が経過しました・・・・


非常に喜ばしい事なのですが、少し問題が発生してしまいました。

2008の連休前に発症し、それから5年経過しました。

今年の連休明けに、定期受診となり採血をしたところ、4年間動きのなかった肝機能に動きが・・・

AST・ALT・ALP・γGTP・ビリルビンが今までにない値に上昇してしまいました。

週明けに、もう一度採血して確認したところ、さらに上昇・・・・


久々に、”まずいなー”何ともいえない悪い予感。漠然とした不安感に襲われました。



幸い、炎症反応は上がっていなかったので、恐れていた胆管炎ではない。
胆道系の問題?拒絶反応?癌の再発?ただの脱水?なのか調べるためにダイナミックCTを行いました。

結果は、


元々あった胆管拡張が少し進行しているだけでした。

拡張した胆管の中に、泥のようなものが溜まっているため流れが悪くなったのではないかという結論になりました。



確かに、食後の胃の痛みと連休中からだるさと目の黄疸が強いかなーと思っていたのですが、4年間動きがなかったので疑ってもいませんでした。

主治医の先生と相談の上、ERCPを行いENBD(胆汁を長い管で鼻から出す方法:これは憂鬱)を入れるか、胆管内にステント(
を入れましょうとなりました。

明日から、入院の運びとなりました。

職場の皆さん!
急な休み大変申し訳ありません・・・元気になって復帰しますので、穴埋めよろしくお願いいたします。

詳細は、また報告します。

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