生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

PTCD入れて3週間

2016-05-31 09:30:20 | 胆管狭窄のメンテナンス(8年目)
 PTCDを入れて、3週間が経過しました。

 しゃっくりやくしゃみが怖かった痛みが2週間目より良くなり、今では入っている感じもわからない程度に良くなりました。

 2回に1回の消毒のときに少しピリッとすることと、消毒した範囲が1時間程度痛がゆいこと以外は快適になりました。

 夜寝ている時の体位も、横向きができるようになり、熟睡もでき快適です。


 でも、シャワーのみで毎回防護が必要なのは、面倒です。家の周りの草むしりもできるようになり、ほとんどのことは行えるようになりました。

 出てくる廃液は、黄色の粘液調のものから、少し緑色がついてきて、胆汁のような色調に変化してきました。8年間動いていなかった機能が戻ってきたのかもしれません。気になるのは、少し血液が混ざることが多くなっています。動いているので摩擦などによる影響と考えていますが、赤いのは少し気になります。


 内科の先生と相談して、6/15日にERCPを行い、現在胆管内に入っているステントを抜いて(邪魔になるので)、PTCDの方向から機能している胆管の方向へガイドワイヤーを用いて突っついてみて、通過すればそこのステントを入れて、抜いたステントと同じものをもう一度挿入し、2本入れば、治療は終了となり、PTCDが抜ける予定です。

 もう少しなので楽しみですが、2本入るのは少し憂鬱です・・・