生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

11ヶ月目の外来

2009-08-04 19:51:07 | 退院後

移植後11ヶ月目の外来でした。

 

AST/ALTは27/28と、正常範囲内。

ALP/γGTPは487/221と高いままでした。

ビリルビンは、前回1.5で正常範囲となり、輝く白い眼になろうとしていましたが、今回2.4と再上昇。残念!

腫瘍マーカーであるAFP/PIVKA-Ⅱは3.8/23と正常範囲。

免疫抑制剤のタクロリムスの血中濃度は2.9と非常に低い値となって今しました。

 

以上の結果より、プログラフは0.5mgを朝夕で1mg/日、セルセプトは500mgを朝夕で1000mg/dayのまま継続となりました。

血中濃度は低いのですが、肝機能が落ち着いているので良いでしょうと。

しかし、抗体価が下がっているので、ヘブスブリンは2A投与となりました。

ヘブスブリンの投与で外来費用は3万円・薬剤費も3万円で6万円の出費。

まだ、高価です・・・・

 

来月1年目の受診で造影CTもあわせて行なうこととなりました。