四万十食堂の続編は「四万十食堂 おかわり! (アクションコミックス)」
前作と同様、安倍夜郎さんは、書き下ろしであろう「春はイタドリ」と、深夜食堂の「第183夜 白菜と豚バラの一人鍋」、「第237夜 カツオのタタキ」の3篇と、対談でだけ絡んでいて、ほぼほぼ佐古文夫さんのコラム・挿絵、そしてこの本のテーマと関係あるような無いような漫画。




しかしこの「おかわり」ではお店の紹介がたくさんあって、しかもかなりマニアック。
「四万十町の名物丼」として、四万十ポークどんぶりのお店を16、「黒潮町のカツオが旨い飲み食い処」として、藁焼きカツオのたたきのお店を4、「中村の塩たたき」として10のお店を紹介。
四万十町中央ICのすぐそばにある洋食が美味い「洋食屋cafeケルン」、昔はよく行ったがそういえば最近行ってないがやはり名店である「味劇場ちか」、清水サバがとっても美味しいがなかなか予約の取れない「食酔亭元屋」、お寿司が無性に美味くてしかもCPがめっちゃ高い「季節料理たにぐち」などが紹介されている!

「居酒屋喜八」は、畠中さんご夫妻の迫力あるイラストで登場!(奥さんは大阪出身のこてこてながら、なんか可愛く描いて貰ってるわww)
ここは、清水港や以布利港で大将が毎朝自ら仕入れてくる鮮魚が安く美味しく食べられるお店。
塩タタキなら、ここが高知で一番美味しいのではないかと自分は信じている!(喜八より美味しい塩タタキは高知市内も含めて食べたことがない!)
酒の肴も豊富で、すべての料理に他店とは違う上品な一手間があって、目と舌で楽しめるお店、しかも安いよ!

そして我らが「居酒屋なかひら」も登場、しょうくんがちょっと彼の優しさが醸し出て無くて残念ながら佐古文夫さんのイラストで大将としょうんくが着ている今のスタッフTシャツ(たしか3代目のデザイン)の胸元の大将似替絵は、安倍夜郎さんが来店時に描いてくれたのだから笑ける!(やっぱ安倍夜郎さんの方が、大将の性格を良く表している)
なかひらのカツオは、大将命名「びりびりカツオ」で、夕方まで泳いでいて水揚げされて間もないカツオが食せるが、そこを「弾力のある食感がクセになる」と的確に紹介してくれている。
ま、なかひらでは、カツオは塩タタキでも普通のタタキでもなく、自分のお勧めはお刺身かカツオマヨやねんけどね(笑)
あ~っ、四万十に行きたい!中村や土佐清水で波乗りしたい!なかひらや喜八で飲みたい!でも今は行けない!😫
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