平和への希い3128　戦争で暗い生活

ＮＨＫの朝の連続テレビドラマは、東京ブギウギの「笠置シヅ子」が主人公。

今朝の、場面は、８２年前の１２月８日。宣戦布告もせず、米・太平洋艦隊の基地真珠湾を奇襲、

太平洋戦争に突入した日でした。

日本中が、政府発表の、「戦果」に万歳の歓呼に沸いていた。

シヅ子が、日米開戦前に、インドシナで、戦死した弟のことで、落ち込んでいた時でした。

敵性音楽「ジャズ」を歌っていたシヅ子は、警察に監視され、3ｃｍまつ毛まで切らされたうえに、

舞台を所狭しと、躍動感あふれる歌い方も禁じられ、東海林太郎みたいに、直立不動で歌わされて

いたが、１９４１年１２月８日の真珠湾攻撃で、警察の締め付けが一層厳しくなったのです。

政治家が起こした最大最悪の人災「戦争」は、国民から「普通の日常生活」を奪ってしまったのです。

今の、私たちは、１９４５年８月の無条件降伏以来、７９年間、戦争に巻き込まれること無く、不満

を言えばきりがないけれど、戦争による、命の危険を感じることなく、「普通の日常生活」を送ること

が出来ているのです。

８２年前の、日米開戦で、完膚なきまでに負け、無条件降伏したことが、軍を持たず、戦争をしない

国として、生まれ変われたことは、犠牲になられた、数百万の皆様や、シヅ子さんなど、厳しい生活

を乗り越えて、生活を守ってきた、私たちの父母世代の皆様に感謝しなければ、と、改めて思います。

ウクライナもゴザは、８０年前の日本が、空襲で、原爆で、苦しんでいたあの情景を思い出させます。

狂想の政治家が起こしている最大最悪の「人災」で、ウクライナもゴザの皆様も、苦しんでいます。

狂想の政治家を、無くすこと、産まないことは、それぞれの国民の重大な責任なのです。

１２月５日、「今日は何の日カレンダー」より　社会福祉週間(12/5～12/11)、納めの水天宮
▲聖徳太子、冠位十二階を制定(603)▲コロンブス、サント・ドミンゴを発見(1492)▲モーツァルト、ウィーンで

チフスのため死亡。35歳(1791)▲長州藩が吉田松蔭を投獄する(1858)▲東京女医学校設立(1900)▲東京府が日暮里

に初の公設質屋を開く(1919)▲アメリカ禁酒法廃止(1933)▲ソ連、スターリン憲法を制定(1936)▲セントラル野球

連盟結成(1949)▲米空母、日本近海で水爆を搭載した攻撃機を落とす(1965)▲第34回総選挙で自民党敗北(1976)

▲広島原爆ドーム・厳島神社が世界文化遺産に（1996）▲南アフリカ元大統領ノーベル平和賞ネルソン・マンディ

平和への希い