ひのっき

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味噌ラーメンは言葉の奇跡

2017年04月14日 | 絵日記


うーん、美味しいですね。
味噌ラーメン。
縮れ麺に絡む味噌の香りと旨味、もやしと合わせてたっぷり栄養の満足感、誰からも好かれる極めて完成度の高い料理だと思います。

この味噌ラーメンというメニューは、スイスの食品メーカー・マギー社社長の一言が誕生のきっかけとなりました。
「日本人は料理にもっと味噌を活かすべきだ。」
それを読んだ札幌の食堂店主が試行錯誤を重ね、1963年に味噌ラーメンが正式メニューとして登場します。
その2年後に東京・大阪高島屋の物産展で紹介されて大評判を呼び、3年後の1968年には「サッポロ一番みそラーメン」が発売、瞬く間に「味噌ラーメン」は全国区の定番メニューとして定着しました。
スイスで発っせられた何気ない一言が、札幌で一人の男の心をとらえ日本に不動の定番料理をもたらしたという奇跡。
味噌ラーメンを食べると、なにやら言葉って不思議だなあと思います。