ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

4/19 SATURDAY NIGHT R&R SHOW in SHIBUYA AX~ピロウズ~

2008-04-22 | ピロウズ
さてピロウズ。さすがにそれを目当てで来ている人が多いのは会場を見渡しただけですぐ分かるほどのメインぶりで、登場と同時に大盛り上がりです。一曲目から「この世の果てまで」でこれは嬉しい。名曲でつかまれていいライブを予感させます。

「SATURDAY NIGHT R&R SHOW!」と嬉しそうなさわお。しかし曲の間にチューニングをしているときに何度か客席から話しかけられ、「いちいち拾ってられないよ」と苦笑い。その後「がんばれー」と声をかけられると、「今がんばれって言った奴ぶっ殺す。お前より絶対俺のほうががんばってる」と大人げない発言がすてきすぎる。

数曲進んだところで「次は東京Bambi!」とさわお。それに沸く客席に「だが…」といったんストップ。「ですが。ハードディスクという機械でいつもスカパラのホーンの音を出しているんだが、その機械がさっき壊れた! だからアメリカツアーでしかやってない、ギターバージョンでやろうと思う」との発言にフロア大喜び。「うまく弾けるかわかんないから、そのへんを注目しとけよ」と、保険かけつつも大物っぽい言葉を続けます。その後確かに若干たどたどしいホーン部分のギター振り替えバージョンのバンビが演奏されました。終わったあともホーン部分を練習のようにちまちま弾くさわお。それを見ていたぴーちゃんに「何ニヤニヤ見てんだよ!」といちゃもんつける小心ぶりです。

「今日は野音で怒髪天のライブがあって、ピーズも参加してたから、シンちゃんは2ステージ目です」との報告をさわおがすると、そのコメントにぴーちゃんがギターのリフを入れて爆笑。9ミリで気に入ったのをコレクターズが導入したそれを、さっそくぴーちゃんもやっていました(笑)。それに続きシンイチロウさんが「最新情報です」と口を開きました。「私が野音行ったときは雨が降っていたんですが、今は止んだもようです」と言うと、さわおが「(しんちゃんは)必ず雨降るよな~。アラバキ怖いな」とぼやきます。「でもワンライフで雨が降ったりすると、いい雰囲気でなかなか良かったりするんだよな。一番イヤなのは中途半端な小雨。ただ体が冷えていくだけ」と、雨に関して語っていました。すると振り向いてしんちゃんと何かを話し始めます。次の曲に関して何か相談していたようですが、突然ステージの方に向き直って、「一曲飛ばした!」とさわお。パニくって汗で濡れた前髪を分け始めます。9:1分けくらいの状態にしてしまって客席は大受けしてました。

「今日は大変だよ。9ミリにはかっこつけなきゃいけないしコレクターズには気を遣うし」とぼやくさわお。中間管理職みたいで面白いぞ。

「GO! GO! Jupiter」や「アクロスザメトロポリス」などカップリング曲や、「ニューアニマル」のご披露と新曲も多くて、ちょっと一見さんには不親切なメニューだったかもですが、テンポのいい曲メインで、曲知らなくても楽しめる感じかな。初めて見たという友人は、好きだと言ってくれて嬉しかったです。

途中客席からネイティブらしき男性の声で、「we love pillows!」(おそらく)と掛け声がかかったのですが、よく聞こえなかったのか、「what?」と両手を上げて肩をすくめて反応したさわおが面白かった。

その後「ブルースドライブモンスター」が。いや好きな曲なので聴けて嬉しかったです。ほんとかっこいい可愛い歌だなー。と続き、「その未来は今」で終了。相変わらずライブバージョンがかっこよすぎる。そしてアンコールで登場すると、ここで「もう一曲新曲を」と「ミズタードルビー」(?)を。さらに「スキニーブルース」で終了しました。

アンコールのときだったかな、「9ミリを見てたら、もう若くないなって思った(笑)」とMCしたさわお。しかしその後「コレクターズを見てたら、まだやれると思った!」と可愛いこと言ってくれます。いい先輩が目標としているというのは、きっと嬉しいことなんでしょうね。

ある意味このイベントの一番嬉しいシーンはここだったかな。コレクターズにもピロウズにも嬉しく頼もしい発言で、とてもいい気分になりました。やっぱりこの2バンド好きだなー。あ、9ミリの若いパワーも好ましいものでした。若者はこうでなくちゃ。

セットリスト

この世の果てまで
I KNOW YOU
レィディバードガール
東京Bambi
GO! GO! Jupiter
アクロス ザ メトロポリス
スケアクロウ
ニューアニマル
ブルースドライブモンスター
その未来は今

EN

ミスタードルビー(不確か)
スキニーブルース