名古屋行って来ました! もうへとへと。例によってネタバレあるので注意してください。
大阪と同じく「悪い月」「太陽はひとりぼっち」で始まった名古屋、「こんばんは、ザ・コレクターズです」と加藤さんのごあいさつがありました。「大変だよ。だって他のバンドは名古屋飛ばしちゃうじゃない」とおっしゃってましたが確かにそうだ! アリス・クーパーのツアーで、世界で唯一チケットが売り切れなかった土地、それが名古屋。来日アーティストとかでも「名古屋飛ばし」は有名な話ですよね。来てくれてありがたいです。「名古屋人がいないもん。人がいない名古屋なのに、ここにはたくさん。選ばれた人間だよ」と加藤さん。かっこいいギターのイントロが流れ、「愛してるというより?」と客席に問いかけます。「気にってる!」とフロアが返したのですが「知ってるよ」(だったかな?)と答え、もう一度コール&レスポンスののち「愛してるというより気にってる」が始まりました。
「リリーのおもかげ」から「名古屋はまだ暑いね。夏だね」と「SUMMER OF LOVE」へ。あっ↑のMC、このときだったかもしれない。うろ覚え。そして「STAY COOL! STAY HIP! STAY YOUNG!」。最初のイントロのときコータローさんがリズムに合わせてジャンプしてたのがいい感じ! 「未来のカタチ」でも前に出てコーラスしたり、今日もやる気満々で楽しそうに見えました。
この日のリーダーはフレッドペリーのストライプジャケットだったのですが、曲が終わってポケットに両手を突っ込んで立っていたら、そこに近づいてくるコータローさん。そのポケットに入れている左手をつかんで出してあげます。お行儀悪いよ、って事なのかなと思っていたら、加藤さんが気がついたように右手のポケットから出したのは青いハンカチ(笑)。「これからさ、これで汗拭こうと思って」と言うと会場から「王子ー!」の声がかかります。「でもさ、俺あの負けたほうの子…田中の方が好き」と加藤さん。私もです。「あいついいよね」とコータローさんも同意コメント。「スカバンドとかやれそうな顔してるもんね」と、高校球児に対して褒めているのかなんなのか微妙な返事をする加藤さん面白い。「斉藤は難しそうだよね、すぐ汗かいちゃうし」と、勝手に二人の将来を音楽的にプロデュースする二人でした。「ぺのファンがさ」と突然言う加藤さん。加藤さんの言うところの「ペ」とは、ペ・ヨンジュン氏のことです。「ハンカチ王子に流れて行ってるらしいんだよね。だから俺がここで阻止しようと思って(ハンカチ持ってきた)。でももう遅かったみたい」と、相変わらず時事ネタ好きな加藤さんです。去年の年末のMCはアネハ一色だったしな(笑)。
「コレクターズは先月、クアトロマンスリーを終えまして。旺福という台湾のバンドと一緒にやって、7月にはコレクターズが台湾に行って…。そんな、密入国同士でやってたんですけど」とサラッと語る加藤さん(笑)。「クアトロはもうコータローくんが面白い話いっぱいしてくれて。コータローくんのライブだったと言っても過言じゃないくらい。だから名古屋はお願いしないと話してくれないよ」と、客席に話しかけます。そこでコータローさんに大拍手が起こったのですが、「何話すの」と困る刑事。「あの話してよ、ボクシングの例のあれ」と、さすがに今日は気を遣ってオチを話さない加藤さんに「あれね、例の」「そう、例の話」と、二人で盛り上がってました。そこでギターまで下ろして話し始めるコータローさん。Qちゃんもドラムセットから腰を上げて、小里さんのアンプにもたれて完全に聞き入る体制になっています(笑)。まず加藤さんが「コータローくんとは付き合いが長いから、最近ボクシングのジムに通ってることも知ってて公言してるんだけど、その話ね」と説明を。それを受けて刑事が話し始めます。「俺が通ってるジムがあって、そこに、俺についてるトレーナーじゃない、別のジムの会長がよく様子見にくるんだけど」と言うと加藤さんがすかさず「明日のジョーみたいな? 丹下段平みたいなの?」と質問。「そこまでよぼよぼじゃないんだけど。その会長がさ」と話しながら、加藤さんの隣に近付いて「俺がこう、シャドウとかしてると、隣に会長が寄ってきて」と、リーダーを自分に、自分を会長に見立てて再現させます。「あ、俺がコータローくんで、こうシャドウやってるのね」と解説リーダー。「普通なら、フォームを直すときにこう(手で)直すんだけど」と言いながら、刑事がリーダーの足を手で直すしぐさをします。「その会長はこう」と言いながら、軽くリーダーの足を蹴る刑事。なかなかエキセントリックな会長のようです。そして本題。「その会長がさ、隣でこう(腕を組みながら)俺のシャドウを見てたんだよ。そしたら、俺の動きについてきてね」と加藤さんに注文。マイクで刑事の言葉を逃さないよう構える加藤さんです。「会長が急に、うっ! って、お腹押さえてうずくまるんだよ」と、その様子を再現するコータローさんとマイクでうずくまる刑事を追う加藤さんのコンビネーション抜群です。「どうしたんですか! って、驚いて駆け寄ったら、『シャドウ、シャドウ!』って」との発言に場内爆笑。「俺に構うなと。シャドウを続けろと」と、笑いながら解説する加藤さん。「そう言われたから俺も、シャドウ続けるしかなくってさ」と、困った顔で会長を見つつシャドウを再現するコータローさんの動きにまたもや大うけ。文章で書いてこの面白さが伝わるか微妙ですが、すごいテンポ良くて面白い流れでした。しかしうずくまる会長を気遣いながらもシャドウを続けるしかない困惑したコータローさんのジムの様子を想像するだけでもう笑えてくる。現場見たかったなー! あとネタの再現レベルでちょっと構えただけでしたが、コータローさんのボクシングのフォーム超かっこよかった。クアトロDVDでもちょっと披露されましたが、本当さまになっててかっこいいな。そのMCでさんざん受けてたくせに「ギター構えなさいよ」と刑事に注意した加藤さんが、「じゃあ、会長にささげよう」と始めた曲は「問題児」でした(笑)。
その後刑事のきれいなアルペジオのイントロが。昨日は「扉をたたいて」でしたが、またアレンジ変えたのかなとのんきに構えていたらなんと「僕は恐竜」が! 素晴らしいバラードに感激しきり。途中のコータローさんのコーラスも素晴らしかった。魂の叫び。ほんとに名曲だなあ、思いかけず聴けて嬉しかったです。続いて「愛まで20マイル」。昨日より加藤さんの声の伸びがいいような気がします。こうやって並べて聴いてみると、確かに20マイルのリーダーのボーカルは凄まじい迫力で、他で見られるものではないクオリティなのは間違いないですが、曲としての良さはどうしても恐竜に軍配が上がっちゃうな。とても美しいメロディに感動です。20マイルが終わったあと、「この曲がカラオケ入ったら大変だよ。各部屋ごとに脳卒中が出て、一部屋ずつ回収しなくちゃ」とのんきなMCをする加藤さんですが、そんな命削って歌ってたのか。ちょっと心配です。死ぬならコレクターズの曲の最中にお願いします。いややっぱり死なないで下さい。
「テレビジョンスターズ」、またイントロがカッコイイ出だし。コレクターズのライブは、CDからまたアレンジちょっと変えたりしてるのが多いから楽しいな。そして「コレクターズの看板息子のコータローくんに歌ってもらいましょう」と、加藤さんのMCから「ハッピー&ラッキー」へ。「本気で歌ってないよね」と加藤さんからやる気のなさを指摘されたコータローさんは、「歌ってのはね…」と、キャリア20年以上の天才ボーカリストに歌について述べておられました(笑)。でもこれは、「ギタリストの歌なんて本気じゃなくてもいいよ」ってことなんでしょうか。「そういえば思い出したけど、キャロルの歌にあったじゃない、本気か浮気か…って奴」と加藤さんが口にすると「本気か浮気かdon't you know lover…」とキャロルの「憎いあの娘」を結構長いフレーズを歌いだしたコータローさん。思いがけず聴けた刑事の歌にフロアは大拍手でした。でもそのあと照れてた(笑)。この曲はリーダーのノリノリのタンバリンが毎回すてき。それが終わって加藤さんのお色直し。インストは「サイケデリックハートブレイク」。どうもこの曲を聴くと、2003年のクアトロマンスリーでアイゴンがゲストで登場したとき、加藤さんが「アイゴンはどちらかというとスーパーギタリストなので」とものすごく微妙な紹介をしたことを思い出してしまって笑えてしまう。あのときの刑事とアイゴンのギター合戦も素晴らしかったですが、コレ3人のインストも本当にかっこよくて大好きです。
リーダーが登場して「Thank U」。そしてsee-sawのイントロを刑事が弾いて、「誰としたい?」と客席に振ったリーダーですが、「誠さん!」との声がかかってがっくり(笑)。「まあ、そういうこともあるよね」と苦笑いしたあと、コータローさんに向かって指を一本立て、もう一回イントロの最初からやり直しを要求。わがままだな。「誠さん!」といわれたときの小里さんは、手で顔を覆って恥ずかしそうに笑っていたのが可愛かったです(笑)。
どういう流れだっけ、忘れてしまいましたが、野音に名古屋の人も来てね、という話のとき。「名古屋からなら新幹線で2時間くらいなんでしょ? 品川の前の、浜松町あたりで飛び降りれば近いしさ」などと危険な企画を勧めるリーダーでした(笑)。
「メイビートゥモロウ」ですごい盛り上がり。20マイルのときも思ったけど、加藤さんの声がすごくきれいに伸びていて聴き惚れます。大阪よりいい感じに聴こえたのですが、もしかしたら大阪の音響がちょっとベストじゃなかったのかもしれない。大阪、see-sawで加藤さんがマイクを指差して、スタッフに指示出してる場面もあったし。
「素晴らしい曲を」と「世界を止めて」。コータローさんのギターソロがとてもいい音です。ここで本編終了して、アンコール。しばらく時間が経って、案の定制服のコスプレでのご登場です。大阪でもそうだったんだけど、今回コータローさんがジャケットのボタンを留めてるんですよね。アー写と違う…。と思ってましたがあれはギターを弾くのに邪魔だからかな。「スタールースター」と「パンクオブハーツ」で盛り上がったあと、今日はいったん引っ込むメンバー。さらにもう一度アンコールで、制服から普段の格好に着替えての登場です。昨日は一気に制服姿のまま最後まで行ったのに今日は何故。制服でやりきるのはやっぱり相当暑かったのでしょうか。
リーダーがまだ登場していない状態で、刑事がリグレイのイントロを。このときのコータローさんが、黒地に黒文字のハッピー&ラッキーTシャツに黒いリッケンバッカージェットグローを持っていて、全身黒ですごいかっこよかったなー。加藤さんが傘を手にして、ちょっと慌てた様子でステージに現れ、「CHEWING GUM」。ガムの勢いが良かったのか、序盤は傘に思いっきり隠れて歌っていたリーダーでした。そして「僕はコレクター」。盛り上がったラストで刑事のジャンプが決まって、4人並んでのお辞儀でライブは終了しました。
MCもうちょっといろいろ話してたような気がするけど思い出せない…。思い出したらこっそり追加するかもしれません。とにかく名阪ともにいいライブで楽しくて、素晴らしい出来でした! 大満足。
大阪と同じく「悪い月」「太陽はひとりぼっち」で始まった名古屋、「こんばんは、ザ・コレクターズです」と加藤さんのごあいさつがありました。「大変だよ。だって他のバンドは名古屋飛ばしちゃうじゃない」とおっしゃってましたが確かにそうだ! アリス・クーパーのツアーで、世界で唯一チケットが売り切れなかった土地、それが名古屋。来日アーティストとかでも「名古屋飛ばし」は有名な話ですよね。来てくれてありがたいです。「名古屋人がいないもん。人がいない名古屋なのに、ここにはたくさん。選ばれた人間だよ」と加藤さん。かっこいいギターのイントロが流れ、「愛してるというより?」と客席に問いかけます。「気にってる!」とフロアが返したのですが「知ってるよ」(だったかな?)と答え、もう一度コール&レスポンスののち「愛してるというより気にってる」が始まりました。
「リリーのおもかげ」から「名古屋はまだ暑いね。夏だね」と「SUMMER OF LOVE」へ。あっ↑のMC、このときだったかもしれない。うろ覚え。そして「STAY COOL! STAY HIP! STAY YOUNG!」。最初のイントロのときコータローさんがリズムに合わせてジャンプしてたのがいい感じ! 「未来のカタチ」でも前に出てコーラスしたり、今日もやる気満々で楽しそうに見えました。
この日のリーダーはフレッドペリーのストライプジャケットだったのですが、曲が終わってポケットに両手を突っ込んで立っていたら、そこに近づいてくるコータローさん。そのポケットに入れている左手をつかんで出してあげます。お行儀悪いよ、って事なのかなと思っていたら、加藤さんが気がついたように右手のポケットから出したのは青いハンカチ(笑)。「これからさ、これで汗拭こうと思って」と言うと会場から「王子ー!」の声がかかります。「でもさ、俺あの負けたほうの子…田中の方が好き」と加藤さん。私もです。「あいついいよね」とコータローさんも同意コメント。「スカバンドとかやれそうな顔してるもんね」と、高校球児に対して褒めているのかなんなのか微妙な返事をする加藤さん面白い。「斉藤は難しそうだよね、すぐ汗かいちゃうし」と、勝手に二人の将来を音楽的にプロデュースする二人でした。「ぺのファンがさ」と突然言う加藤さん。加藤さんの言うところの「ペ」とは、ペ・ヨンジュン氏のことです。「ハンカチ王子に流れて行ってるらしいんだよね。だから俺がここで阻止しようと思って(ハンカチ持ってきた)。でももう遅かったみたい」と、相変わらず時事ネタ好きな加藤さんです。去年の年末のMCはアネハ一色だったしな(笑)。
「コレクターズは先月、クアトロマンスリーを終えまして。旺福という台湾のバンドと一緒にやって、7月にはコレクターズが台湾に行って…。そんな、密入国同士でやってたんですけど」とサラッと語る加藤さん(笑)。「クアトロはもうコータローくんが面白い話いっぱいしてくれて。コータローくんのライブだったと言っても過言じゃないくらい。だから名古屋はお願いしないと話してくれないよ」と、客席に話しかけます。そこでコータローさんに大拍手が起こったのですが、「何話すの」と困る刑事。「あの話してよ、ボクシングの例のあれ」と、さすがに今日は気を遣ってオチを話さない加藤さんに「あれね、例の」「そう、例の話」と、二人で盛り上がってました。そこでギターまで下ろして話し始めるコータローさん。Qちゃんもドラムセットから腰を上げて、小里さんのアンプにもたれて完全に聞き入る体制になっています(笑)。まず加藤さんが「コータローくんとは付き合いが長いから、最近ボクシングのジムに通ってることも知ってて公言してるんだけど、その話ね」と説明を。それを受けて刑事が話し始めます。「俺が通ってるジムがあって、そこに、俺についてるトレーナーじゃない、別のジムの会長がよく様子見にくるんだけど」と言うと加藤さんがすかさず「明日のジョーみたいな? 丹下段平みたいなの?」と質問。「そこまでよぼよぼじゃないんだけど。その会長がさ」と話しながら、加藤さんの隣に近付いて「俺がこう、シャドウとかしてると、隣に会長が寄ってきて」と、リーダーを自分に、自分を会長に見立てて再現させます。「あ、俺がコータローくんで、こうシャドウやってるのね」と解説リーダー。「普通なら、フォームを直すときにこう(手で)直すんだけど」と言いながら、刑事がリーダーの足を手で直すしぐさをします。「その会長はこう」と言いながら、軽くリーダーの足を蹴る刑事。なかなかエキセントリックな会長のようです。そして本題。「その会長がさ、隣でこう(腕を組みながら)俺のシャドウを見てたんだよ。そしたら、俺の動きについてきてね」と加藤さんに注文。マイクで刑事の言葉を逃さないよう構える加藤さんです。「会長が急に、うっ! って、お腹押さえてうずくまるんだよ」と、その様子を再現するコータローさんとマイクでうずくまる刑事を追う加藤さんのコンビネーション抜群です。「どうしたんですか! って、驚いて駆け寄ったら、『シャドウ、シャドウ!』って」との発言に場内爆笑。「俺に構うなと。シャドウを続けろと」と、笑いながら解説する加藤さん。「そう言われたから俺も、シャドウ続けるしかなくってさ」と、困った顔で会長を見つつシャドウを再現するコータローさんの動きにまたもや大うけ。文章で書いてこの面白さが伝わるか微妙ですが、すごいテンポ良くて面白い流れでした。しかしうずくまる会長を気遣いながらもシャドウを続けるしかない困惑したコータローさんのジムの様子を想像するだけでもう笑えてくる。現場見たかったなー! あとネタの再現レベルでちょっと構えただけでしたが、コータローさんのボクシングのフォーム超かっこよかった。クアトロDVDでもちょっと披露されましたが、本当さまになっててかっこいいな。そのMCでさんざん受けてたくせに「ギター構えなさいよ」と刑事に注意した加藤さんが、「じゃあ、会長にささげよう」と始めた曲は「問題児」でした(笑)。
その後刑事のきれいなアルペジオのイントロが。昨日は「扉をたたいて」でしたが、またアレンジ変えたのかなとのんきに構えていたらなんと「僕は恐竜」が! 素晴らしいバラードに感激しきり。途中のコータローさんのコーラスも素晴らしかった。魂の叫び。ほんとに名曲だなあ、思いかけず聴けて嬉しかったです。続いて「愛まで20マイル」。昨日より加藤さんの声の伸びがいいような気がします。こうやって並べて聴いてみると、確かに20マイルのリーダーのボーカルは凄まじい迫力で、他で見られるものではないクオリティなのは間違いないですが、曲としての良さはどうしても恐竜に軍配が上がっちゃうな。とても美しいメロディに感動です。20マイルが終わったあと、「この曲がカラオケ入ったら大変だよ。各部屋ごとに脳卒中が出て、一部屋ずつ回収しなくちゃ」とのんきなMCをする加藤さんですが、そんな命削って歌ってたのか。ちょっと心配です。死ぬならコレクターズの曲の最中にお願いします。いややっぱり死なないで下さい。
「テレビジョンスターズ」、またイントロがカッコイイ出だし。コレクターズのライブは、CDからまたアレンジちょっと変えたりしてるのが多いから楽しいな。そして「コレクターズの看板息子のコータローくんに歌ってもらいましょう」と、加藤さんのMCから「ハッピー&ラッキー」へ。「本気で歌ってないよね」と加藤さんからやる気のなさを指摘されたコータローさんは、「歌ってのはね…」と、キャリア20年以上の天才ボーカリストに歌について述べておられました(笑)。でもこれは、「ギタリストの歌なんて本気じゃなくてもいいよ」ってことなんでしょうか。「そういえば思い出したけど、キャロルの歌にあったじゃない、本気か浮気か…って奴」と加藤さんが口にすると「本気か浮気かdon't you know lover…」とキャロルの「憎いあの娘」を結構長いフレーズを歌いだしたコータローさん。思いがけず聴けた刑事の歌にフロアは大拍手でした。でもそのあと照れてた(笑)。この曲はリーダーのノリノリのタンバリンが毎回すてき。それが終わって加藤さんのお色直し。インストは「サイケデリックハートブレイク」。どうもこの曲を聴くと、2003年のクアトロマンスリーでアイゴンがゲストで登場したとき、加藤さんが「アイゴンはどちらかというとスーパーギタリストなので」とものすごく微妙な紹介をしたことを思い出してしまって笑えてしまう。あのときの刑事とアイゴンのギター合戦も素晴らしかったですが、コレ3人のインストも本当にかっこよくて大好きです。
リーダーが登場して「Thank U」。そしてsee-sawのイントロを刑事が弾いて、「誰としたい?」と客席に振ったリーダーですが、「誠さん!」との声がかかってがっくり(笑)。「まあ、そういうこともあるよね」と苦笑いしたあと、コータローさんに向かって指を一本立て、もう一回イントロの最初からやり直しを要求。わがままだな。「誠さん!」といわれたときの小里さんは、手で顔を覆って恥ずかしそうに笑っていたのが可愛かったです(笑)。
どういう流れだっけ、忘れてしまいましたが、野音に名古屋の人も来てね、という話のとき。「名古屋からなら新幹線で2時間くらいなんでしょ? 品川の前の、浜松町あたりで飛び降りれば近いしさ」などと危険な企画を勧めるリーダーでした(笑)。
「メイビートゥモロウ」ですごい盛り上がり。20マイルのときも思ったけど、加藤さんの声がすごくきれいに伸びていて聴き惚れます。大阪よりいい感じに聴こえたのですが、もしかしたら大阪の音響がちょっとベストじゃなかったのかもしれない。大阪、see-sawで加藤さんがマイクを指差して、スタッフに指示出してる場面もあったし。
「素晴らしい曲を」と「世界を止めて」。コータローさんのギターソロがとてもいい音です。ここで本編終了して、アンコール。しばらく時間が経って、案の定制服のコスプレでのご登場です。大阪でもそうだったんだけど、今回コータローさんがジャケットのボタンを留めてるんですよね。アー写と違う…。と思ってましたがあれはギターを弾くのに邪魔だからかな。「スタールースター」と「パンクオブハーツ」で盛り上がったあと、今日はいったん引っ込むメンバー。さらにもう一度アンコールで、制服から普段の格好に着替えての登場です。昨日は一気に制服姿のまま最後まで行ったのに今日は何故。制服でやりきるのはやっぱり相当暑かったのでしょうか。
リーダーがまだ登場していない状態で、刑事がリグレイのイントロを。このときのコータローさんが、黒地に黒文字のハッピー&ラッキーTシャツに黒いリッケンバッカージェットグローを持っていて、全身黒ですごいかっこよかったなー。加藤さんが傘を手にして、ちょっと慌てた様子でステージに現れ、「CHEWING GUM」。ガムの勢いが良かったのか、序盤は傘に思いっきり隠れて歌っていたリーダーでした。そして「僕はコレクター」。盛り上がったラストで刑事のジャンプが決まって、4人並んでのお辞儀でライブは終了しました。
MCもうちょっといろいろ話してたような気がするけど思い出せない…。思い出したらこっそり追加するかもしれません。とにかく名阪ともにいいライブで楽しくて、素晴らしい出来でした! 大満足。