東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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鍛える冬・支える冬・・・

2012-12-23 07:00:00 | 受験生さんへ

この時期の受験生さんとそのご家族は様々な悩みを抱えていらっしゃいます。

 

支える側からすれば、睡眠時間や栄養バランス、そして心のケアも忘れていはいませんよね。

先日は「子どもが勉強し過ぎて心配なのですが・・」とお電話がありました

お子さんの行動をよく観察していらして素晴らしいです。

私も時を同じくして、少し様子が変だと感じていましたので

今後さらに、連携を取りながら進めて行く事になっています。

 

正直、勉強疲れが出てきてもおかしくないスケジュールですから

きめ細やかなケアが必要ですね。

 

受験生本人も、この時期悩みが尽きる事はないでしょう

この勉強の仕方で良いのだろうか・・

テストの度に反省しか出てこない・・

成績が伸びていないんじゃないか・・

休日をどう過ごそうか・・

みんなはどれくらい勉強しているのか・・

睡眠時間はどれくらい取っているのか・・

 

きりがありませんね

 

しかし、そんな悩みを口にしない(特に親には)年頃なので

なんでそんなに反抗的なのかしら!!とイライラされている親御さんもいらっしゃると思います

事実、私も4人目にしてまだこのイライラには慣れません・・・

親にとっても試練の時ですね!!

 

順調に伸びてきた生徒さんも横ばいになったり、下がってしまったりしてしまうのは

「緊張」が原因ではないかと思います。今までにない緊張状態が続いているのですから

無理もありません

 

「緊張」を自覚している生徒さんは、その対処法を自然と身につけているものですが

自覚していない生徒さんは試験中にミスを起こしやすいのではないでしょうか

自習や授業の時には出来る問題もテストになると出来ないのは

実力や知識の問題ではない可能性もあると思います

 

この「緊張」に打ち勝つ方法はただ一つ!

慣れる事。

そして入試当日に自分を支えてくれるだけの勉強量。

ダラダラと過ごしてきた記憶しかなければ入試問題を前に自信を持って挑む事は出来ませんよね

 

当教室ではハードな冬休みが始まりました。

授業時間もさることながら頻繁に実施するテストがあります

そのテストで目標点を達成できなければ追試をすることにしました!!

勿論、一人ずつ問題も違いますし、目標点も違いますから

あまり「緊張」しないで下さいね。

知識や実力と共に、こうしたメンタルも鍛える冬です。

 

親御様方も大変だと思いますが、皆で乗り越える冬にしたいと思います。

ご協力お願いします<m(__)m>

 


追い込みの冬期講習始まります

2012-12-21 12:37:57 | 学習全般

受験生にとって、最後の冬休みですね

 

季節講習は普段の授業と違い定着度を高めたり、進ませるチャンスです。

普段から塾に通っているのに、なぜ季節講習でこんなに詰め込んだ授業をしなくては

いけないのか?

と、考えていらっしゃる親御様の声を時々耳にします。

 

当教室では、冬期講習に参加されない塾内生さんも

通常授業はそのまま続きます。なので一年間を通し最低でも毎週1回は授業がある。

なぜそうするかと言うと、2週間でも授業を空けてしまうと、忘れてしまったり

レベルが下がってしまう生徒さんがほとんどだからです。

また、当教室は個別指導です。一斉指導のように“理解できていなくても先には進む”ことは出来ません。

すると、どうしても遅れがちになります。

一つの単元に3回の授業を使ってしまったら?・・1カ月間先に進めなかったという事ですね。

そうは言っても、中学生は全員受験生ですから、取り戻しとレベルアップをして行かなくては

受験には間に合いません。

中学1年生といえど、理解できないまま進めばそこから足を引っ張られるのは目に見えています。

 

先日書いた「それぞれの冬」には各学年に課題がある事をお伝えしました。

お子さん一人一人がその課題をこなし、受験学年になるまでにしっかりとした基礎学力を付けるために

季節講習を計画して、授業の内容と回数をご提案させていただいています。

 

中学3年生や小学6年生の受験学年になるまでに、季節講習にはもう一つ意味があります。

学習の拘束に慣れてもらうためです。

通常は80分~200分程度の拘束がありますが、300分を超える拘束時間はなかなか確保できません

しかし、受験生にはそれが必要となります。しかも集中して!!

学校の授業のように、休み時間はほぼありません!!

個別と少人数で行う授業は講師のチェックが行き届いていますから“さぼる”ことは出来ないのです。

長時間の拘束に慣れ、集中力を持続させるのは「ここまでどう過ごしてきたか」が大きく影響します。

実際、当教室に長く通われた生徒さんや大手塾から転塾されてきた生徒さんはこの拘束に慣れています。

慣れていない生徒さんも、「覚悟」はしていますね!受験生ですから・・・

 

受験生の冬期講習は単なる復習とはなりません。

これまで習ってきた単元ですが、難易度はこれまでとは違いますし、範囲の広さも違うでしょう。

なにより、入試と言う緊張に慣れなくてはいけませんしね。

明日から追い込みの冬期講習が始まります!みなさん一緒に頑張りましょう!!

 


小学2年生さんとの授業で・・

2012-12-20 07:00:00 | 学習塾

小学2年生さん達は1年生の頃から通って下さっています。

国語と算数をメインに学習しています。

ある生徒さんは字を書くのがとても嫌いでしたが、ある事がきっかけで

今では作文が得意になり、400字は軽く書けるようになりました!

ある生徒さんは国語が本当は好きではないのかもしれませんが

文章を読んで自分で答えようといつも頑張って取り組み

全問正解するととても満足げです(*^_^*)

 接続詞や主語・述語も使い分けが出来るようになってきました!

算数も2ケタ×1ケタの筆算や複雑な形の周囲の長さ(センチの計算)時間の問題等など

どの単元も苦手意識を持たず、積極的に取り組めています!

 

既に2年生の学習は終了しているのですが、この冬いっぱいは3年生の学習に入るつもりはありません。

昨日は生徒さんから不満の声・・・

「3年生の問題をなんでやらせてくれないの?」

良い質問です!

「終わらせてきた問題はみ~んな同じようにしている問題よ。同じ2年生でもなかなか解けない問題を解けるようになって

3年生をやろうね」

今、2年生さん達が解いている問題はかなりの難易度です。

へこむ日の方が多いのです。

生徒さんの言うとおり、3年生の問題をやった方が楽でしょうね!!

 

中学受験を見据えている生徒さん達

小学3年生をどう過ごすかを私は慎重に考えています。

中学受験は4年生から3年間がカリキュラムとして教材がありますが

そのカリキュラムに入る前にしておきたい事は山のようにあります!!

 とは言っても冬期講習が終了すると3年生の教材へ移りますが

この冬期は国語・算数だけでなく、中学受験に必要な基礎の中の基礎をじっくりしっかりと

養っていってほしいと考えています。

 

今年2月の中学受験では当教室の生徒さん全員が合格できました。

しかし、追い込みの厳しさに生徒さん本人も耐えがたい苦痛だったと思います

(激太りやストレスから来る内臓疾患などの症状が出た生徒さんもいました)

親御さんの心労も想像を超えるものがあったと思います。

(受験が終わってから寝込んでしまうなど)

中学受験の学習内容を見ていると、2、3年間で補い切るには

その前の2、3年間がベースとして必要に思います。

 

トトロのスタンプや可愛いシールに喜んでくれているうちに

土台をしっかりと築いてい行きたいですね♪


それぞれの冬

2012-12-18 13:50:02 | 学習全般

各学年にそれぞれの課題があります

 

小学1~5年生さんは

苦手な教科に絞り短期集中で克服を目指します

小学6年生さんは国語の文法と読解そして漢字

算数は計算問題はもちろん、時間の文章題から図形まで復習し

中学に備えます。

 

中学受験をお考えの小学生さんはまた少し違った学習になります。

それぞれ学年によって違うものです。

 

中学生さんは大変です。

1年生さんはこれから扱う計算の基礎を此処まで学習いてきたわけですが

これが出来ない事にはこの先成績の向上は見込めません。中1はひたすら計算力を磨きましょう。

文章題と図形の基礎を復習しておく事も大切です。

英語の単元学習、単語力を鍛えていますか?学校で教わる単語は言葉のほんの一部分です。

単語帳を作り、普段から多くの単語と活用を身につけましょうね。

漢字もただ覚えるのではなく、熟語や対義語・類義語も一緒に調べながら学習していきましょう。

 

中2さんはいよいよ受験です。

1年生で習った方程式が完璧なら今計算でつまづいている事はないでしょう。

図形では定義や定理が曖昧ではこれから得点していくことは難しいですよ!

しっかり基礎固めをしながら進めましょう。

英語も文章が長くなってきています。単元学習を終えただけで勉強した気になってしまってはいけません。

覚えた事が文章を読んで理解でき正答出来るまで何度でも取り組みましょうね。

 

上位校を目指す生徒さんにとって、上位校受験はどれだけ難しいのか?

ある生徒さんとの会話ですが

「想像もつかない・・・けど、頑張る」

頼もしい返事が返ってきました。しかし上位校の問題をさらっと目にしてため息が出る事もあります。

 

先日、中3生上位校志望の生徒さん達の国語でこんな問題がありました。

文章の内容を読み取り、筆者が伝えたい事に沿っている四字熟語を選ぶのですが

「毀誉褒貶」「曖昧模糊」「荒唐無稽」・・その他数個の四字熟語です

これを知っている中学生っているのかな??っと思いますよね

四字熟語やことわざなどは無数にあるのではないかと思うのですが、その中から何が出題され

その為にどれを覚えておく必要があるのか、選択のしようもありませんね

間違いなく中学受験では出ない漢字ですから範囲の絞りようがありません

そしてこれらを学習する時間はどれだけ必要なのかを考えただけでも膨大だと予測できますよね

ほんの一例をあげただけですが、上位校を目指すならこの冬をどう過ごすかが

見えてくると思います。

 

そして上位校では無くても、今の自分の学力が来年の受験にどう響くかを考えた時

何をしなくてはいけないかはおのずと見えてくるのではないかと思います。

 

来週から冬休みが始まります。

目標を立て、達成して良い新年を迎えられるようサポートしていきたいと考えています。


ホームスクーリングという考え方

2012-12-17 12:41:52 | 学習法について

ホームスクーリングという言葉をご存知ですか?

アメリカ等では多くの児童、ご家庭がこのシステムに賛同し実際にこのシステムで

進学しています。

 

日本では義務教育=学校に通う

となるのが普通ですから

小学1年生にあがる年齢で通学するのが常識と考えていらっしゃる訳ですが

小学校、中学校に通わずに義務教育を終了させ

上位大学進学や海外の大学へ進学させていらっしゃるご家庭もあるとの事です

 

ネットで調べれば直にいろいろな情報を手に出来ますので

ご興味がおありでしたら調べてみてくださいね

メリットとデメリットが何にでもありますのでよくよく調べてみない事には

「ホームスクーリング」を理解できませんよね

 

私はこのシステムと学校通学のメリットとデメリットを考えてみました

(浅くですけど)

どちらにも捨てがたいメリットがあります。

学校では自立や共存、社会的ルールのなかでの自分のあり方など

親がいない所で成長するメリットがあります

一方では、公共施設や実体験から学ぶ事とそこには基本的には親御さんがいますので

安心感があり、伸び伸びと育つ事が出来る。

デメリットとしては学校では進度や枠にはめられる事で息苦しさやストレスからくるいじめの問題が

後を絶ちませんね。

一方では、どうしても学校より人間関係が希薄になり、親子関係が上手くいかない時に

乗り越える困難は想像以上かもしれません。

 

ネット上に出てくる“成功例”はほんの一部なのかもしれませんし

システム上、子どもが成長してしまった後、親が「空の巣症候群」に陥る事も考えられますね

 

こうした事があるにせよ、私は出来る事ならホームスクーリングを実践して

我が子を育てたかったな~って思います。

(それが法律上認められている事を知りませんでしたので)

 

子どもに学習を始めとする教育は学校の仕事・・・

という考え方は古い物になりつつあるのかもしれませんね。

 

皆さんはどう思われますか?