東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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語彙力と入試

2012-12-11 14:18:03 | 国語編

もっぱら

鼻持ちならない

無頓着

心持ち

おごぞか

唐突

のきなみ

ありきたり

とどこおり

ほんのわずかな例をあげてみましたが

これらの言葉を知っていて使いこなせる生徒が減っているんですよ。

 

こうした言葉をなぜ知らないといけないのか?

知らなくても生活は出来ます。

他の言葉を使って同じような内容を相手に伝える事も出来ます。

むしろ英語にはない言葉が多いです。

 

本当に私の勝手な意見ですが

これらは「入試に必要だから」だと生徒さん達に言ってしまうのが一番簡単です。

もちろん、正しく、豊かな日本語を使えるに越した事はありませんが

現代の日本では使われない言葉の方が多いでしょう。

日本人の豊かな感性と表現力はこうした言葉にもあって受け継がれてきたものだと

思うので、少々残念ですが・・・

 

さて、こうした言葉は学校でわざわざ授業の時間を使い教わった事が記憶に残っている

人はどれほどいるのでしょう?

私はほとんどありません。

しかし、入試には必要だというのはどういう事でしょう?

文学的文章や説明文、物語文など分類はされているものの

入試で扱われるのは「現代の作家」の先生方が書かれいるのもは“ほとんどない”

ということを考えると、こうした言葉は大量に入試文章の中に含まれています。

現代の子どもたちが手にする本には出てこない言葉。

その言葉から読み取る心情や背景、さらにそれらを自分の言葉で要約し

解答用紙に決められた文字数で答える。

段落分けや言い変え、そうした物を見つけながら一つの文章に取り組める時間を計算し

答えていかなくてはなりません。

 

長い文章を一気に読み進める中で、内容把握ができるかは

言葉を知っていなくては断然不利となりますね。

さきほど書いた「言葉を使って例文を作りなさい。」

という問題があったとしたら、その意味をしらずして正しく使う事はできません。

 

入試問題では国文法も無視する事は出来ませんが

現代文がメインとなりますから、これらの言葉を読み飛ばすのではなく

しっかり理解しながら読めるようになっていく事が入試には大切だと思います。

国語の学習には時間が掛かると言うのも頷けますよね?

これから受験生になる皆さん、一緒に国語の勉強もしましょうね!!