東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

中高生の子育てで気をつけたい事

2016-07-15 10:08:02 | 子育て編

学習塾なので、生徒さん達の成績を上げる事を目的として

指導カリキュラムを組み、ご指導するのが当然の努めです

ただ

多くの生徒さん達をお預かりし過ごして行く中で

また、私自信の子育て経験の中からも

中高生時期、特に高校生の時期に気をつけて行かなくてはならない

子育ての注意点について、少し考える切っ掛けがありましたので

書いていこうと思います

 

中学から高校へとステップを踏むのは学力だけではありません

受験期は自分磨きをするという時期でもありますが

それは自分の中にある物を磨くという意味になりますね

しかし、世の中でいきて行くには自分だけ意識が高くても

自分だけが頑張っても太刀打ちできないという場面はいくらでもあります

 

高校生は特に世界が広がりを見せ始め

アルバイトをしたり、親抜きで旅行に行ったりと

学校と家の往復だった生活とは違い世の中をみるチャンスが増えて行きます

この頃から「自分で判断する」という経験をしておく必要があります

生活のリズムを自分で決め、それに従い過ごしてみる

誰と何をするのか、どこでどうするのか

と言った判断ですね

これをする経験がないお子さんは、大学に行ってから生活に困ります

大学に行ってからも自分で判断が出来ず、親の指示を待つ

その結果、社会に出ても親に代る人からの指示がなければ動けない

「指示待ち」と呼ばれ、 使えない子 の代表になってしまいます

人生は判断の連続と言われる通りですが、いつから人生の判断力を鍛えるのか?

という所は高校受験が終わった頃からその割合を増やして行く必要があると考えられます

 

そして、親以外の大人との接し方も学ぶ必要があるのは

高校〜大学生の時期という事になる

と私は思っています

大学受験が終わった事で、やっと開放感にひたる子ども達ですが

そこではめを外し過ぎて大人からヒンシュクを買ったり

自分勝手な行動に出たりとそれまでの努力が帳消しになってしまうような行動に

出る場合、やはり社会に出た時 使える とは言われないでしょう

 

頭が良いだけの使えない子

という立場に我が子がならない為に、中学の頃から学問と両立させて

社会適合性を養う事は学問と同等に大切な事だと思います

 

上司にごまを擦れとは言いませんが、上司や周りの先輩方に可愛がられ

同僚と意欲的に協力し合う協調性に優れた人間性の上に知識が役立つのではないでしょうか

そして、それこそがお子さんの幸せな人生の基盤となると思います

 

この夏、学問だけでなくそうした分野にも気を配ってお子さんと過ごしてみてはいかがでしょう

私も頑張ります!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。