東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

子育が難しい時代ですね

2016-06-03 06:39:00 | 子育て編

多感な時期の生徒さん

学校行事に夢中になるあまり塾の授業を忘れていました

正確には忘れていたとは思えませんが

仲間と過ごす時間を優先したのでしょう

第三者から観れば悪い事ではなく、むしろ積極的な学生生活を送る

頑張り屋さんだと観る事もできるでしょう

しかし、親御さんからの目は違ったようです

塾以外の事でも、約束を守れない

自分の事しか考えられない

など、ただすべき行動が目にあまり、「なにもしてあげたくない」という

気持ちに心が動いてしまったようです

何もしてあげたくない、子どもに対してそう感じる時期はどなたにもあるのではないでしょうか

私もそんな風に感じた事が何度かありました(4人いるので多い方かもしれませんね)

 

子どもとの価値観がズレたり、明らかに違う方向を向いていたりする時

「お金を払ってあげているのは親なのよ!」

と感じますよね

今回のケースで見えてくるのはそれだけではありませんでした

「手を尽くして、もう思い浮かぶ策がありません」

そう肩を落とされてお話しされる事も過去にもありましたから

同じ親としてお母さんの肩を持つ事は簡単ですが私は

お子さんを攻める気にはあまりならない理由があります

もちろんお母さんに何か落ち度があると思っている訳でもありません

現代社会が子育の難しい時代だと感じているんです

 

私の子ども達は長男と末っ子では9歳の歳の差があります

9年前と9年後を比べる事が出来ますよね

今から9年、約10年前

子どもを取り巻く環境や社会はどうだったでしょう?

だいぶ違うと思います

SNSの普及だけではありません

今日はある記事をごらん頂ければと思うのですが

こちらに書いてある事例や統計から

子育が難しい時代だと感じざるを得ません

 

お子さんとのトラブルが絶えない

お子さんの思考や行動が納得できないと感じた時

お子さん本人に全責任を「あなたが悪い」と押し付けるのではなく

現代社会という背景を視野に入れて考えてみて下さい

お子さんがなぜそういう思考を持ったのか

お子さんの言動の裏には何が隠れているのか

間違いなく、現代社会の問題が影響しています

 

ここでご紹介した記事は、学校の先生の立場を擁護する形で書かれていましたが

問題なのはその組織を創っている方にあると私は思いました

とても根深く深刻な問題であり、簡単に答えなど出るはずもありません

ただ、犠牲になるのはいつも子ども達です

学校側が学校側の都合だけで作り上げる社会と

それを認めないとする親御さん達

そこに関与する殆どの人に悪意はないでしょう、しかし

その狭間で育つ子ども達は何を見て、何を感じて、何を学んで成長するのでしょう

それが複雑化され、子育が難しい時代へ毎日更新されて行っているように思います

そうした時代の中で子どもを育てているのだと

認識しておく事で子どもを守る子育に繋がって行くのではないでしょうか?

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。