東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

成績が伸びない時

2015-03-24 10:58:58 | 学習法について

学校・塾に通い、自習もしているという生徒さんでも成績が伸びない時があります

原因は様々ですし、個人的に問題がある場合もあるでしょう

なので今日の話が皆さんのお悩みに当てはまるかは定かではなく一つの考えとして

読んで下さいね

 

最初に書いたようにすべき事をしているのに成績が上がらないという場合ですが

大枠に3つに分けて考える事ができます

1、本人が勉強を嫌いになっている

2、正しく理解できていない(指導する人との相性が悪い)

3、自習が適格でない

この3つの中で考えていきます

 

1については様々な要因があるでしょう

嫌いになる要員は殆どの場合「叱られる」という第三者から受ける影響によるもの

勉強は叱られる為にするのではありませんが、なかなか理解できなかったり

良い結果が出せない事で指導する人や親御さんがつい怒ってしまう・・・

やりたい事を出来ないまま勉強だけに縛り付けられ、本人が自由を奪われていると感じるなど

逆にゲームなどにはまり過ぎてしまい勉強が嫌いになる事も珍しくないでしょう

 

2の要因は少ないですね

学校の先生は時代とともに子どもとの関わり方も変わってきました

”熱血先生”なんて古い時代の象徴とも言えるくらいです

理解するまで熱心に指導してくれる指導者が減った事も事実でしょう

 

3は複雑です

本当に理解できたかどうか定かではないですし、自習に関わってくれる指導者は殆どいません

学校から宿題が出ていても、解答付きで渡され自分で答え合わせをしてから提出となる公立中学は今や普通です

答えを移すだけの作業になっている状態ですね

塾からの宿題は答え付きなんて聞いた事がありませんが、宿題の量を増やしても減らしてもご家庭からご意見を頂く事が

多いですし、やってこない生徒さんがいることもあります

そんな宿題ですが、その宿題だけで理解が定着したかどうかは個人差があります

 

成績を順調に伸ばす事は意外と難しいな・・・と感じられたのではないでしょうか

さらに難しくしている要因があります

ゆとり教育からの移行で学習内容は急激に難易度を上げた事です

難易度が上がるという事はそれまでの取組みでは対応できませんが、事実対応していく意識を持っているのは

意外と低学年のご家庭に多いと言う感触を持っています

肝心な学年のご家庭はゆとりの名残か、意外とのんびりしている気がします

のんびりしているのが悪いとは思いませんが、時代に着いていかれていないと言えば良いのでしょうか

難易度と学習量が合っていない事、その事に気がついていないという事もあります

 

しっかり教わる→アウトプットするという流れが確立されていないと

学年が上がるにつれ成績は伸びにくくなっていきます

学年が上がれば上がるほど、指導者の質も問われますが

自習の仕方がより的確になっていかなくては結果を出す事が出来ません

自習こそ良質の問題を選び、自分にあったレベルからのアウトプットをしていく事が

勉強を楽しみながら続けていかれる方法だと思います

 

学校の成績が平均点前後の生徒さんはこの自習の取組み次第でどんどん伸びていきますから

自習を見直してみてください!

 

*当教室では自習に対する新しい取組みを検討中です

eトレを使った学習法を明日は生徒さん達に実際に挑戦してもらう予定になっていますので

その様子を近いうちにご報告したいと思います

 

 

 

 



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