東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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公立中学の定期考査と偏差値

2015-05-29 04:45:47 | 学習法について

いよいよ明日は移転です

忙しすぎてなんだか眠りが浅いようで、早朝に目が覚めてしまいました

 

今年度最初の定期考査も近づき、一人一人の生徒さんの顔を思い浮かべながら

対策を考えています

 

初めてのお子さんが中学生になると高校受験が見えて来て

これまで以上に成績が気になる親御さんは多いでしょうね、私もそうでした

初めての定期考査を前に親御さんの方がドキドキしている・・なんて事もありますね

当教室の中学2年生の殆どの生徒さん達は小学生、もしくは中学1年の頃から通塾頂いています

入塾当初は平均点が目標だった生徒さんも、今では80点以上を取れるようになり私も嬉しいです

しかし、塾で行うテストではまだ得点できるだけの力を付けていないのが実情です

そこで、塾や受験期に受ける模試と定期考査の違いを整理してみますので、ご参考にしてください

 

まず、定期考査の得点は成績に直結はしていません

これは毎年生徒さん本人を含め親御さんもがっかりされるのを見てきました

受験期にはどうしても内申をより高くとりたいですから仕方がありませんが、覚えておいて欲しいのは

得点と直結していないというところです

なので通常ならオール4をとっていれば良しと私は考えます

逆に実力とは違う部分で良い成績をもらってしまうと意外と困り者です

入試本番で逆転されるからです

なので、内申は高いにこした事はないのですが、あまり当てにしない事が大切ですね

傾向的には内申が取れていると安心してしまうご家庭が多いので特に気をつけてください

 

定期考査と模試の違いはズバリ範囲と難易度です

学校は基礎を教えてくれる所ですから、テストも基礎が中心です

それに対して模試や塾内テストは応用や発展が含まれますから、もし基礎がしっかりできている生徒さんでも

高得点を取るには掘り下げた学習と重要単元の復習が欠かせません

定期考査で90点以上を出す生徒さんも塾内テストでは50点以下となる事も珍しくはないんです

逆に学校のテストは苦手でも、塾内テストや模試をとる生徒さんもいます

これは生徒さんの性格にもよります

基礎をコツコツとやるのが得意な子、と難易度の高い問題をクイズのように楽しむ子ですね

「基礎ができていないのに、難しい問題が解けるの?」

と思われるかと思うのですが

難しい問題を好む傾向の場合、基礎問題を解くのは嫌いですから基礎問題演習をしていない事が考えられます

突然基礎問題を出されると逆に難しく感じてしまい

簡単な問題なのにひねってひねって・・となってしまうんですね

そうではない場合も、簡単だからと手を抜いてしまうという事が考えられます

模試や塾内テストで高得点を取れる生徒さんの場合、定期考査に挑む姿勢が手抜きになっていると言えるでしょう

しかし、逆の場合は本当に基礎からしっかり学ばなくてはなりません

それは、内申が・・とか偏差値が・・というの段階だと言う事をお子さんが自覚するように促して

遡り学習をする事をお勧めします

勿論、そんな時もeトレは非常に有効な学習法です

 

受験学年になってから焦っても、遡り学習をしながら単元学習を進めるのは困難です

ましてや内申と偏差値を同時に上げようと思うのは、リスクが伴います

 

学力は急にはつきませんね

中学生のご家庭にはご参考にして頂き、中学生なったらコツコツ学習をする気持ちと習慣をつけましょう!

 

いよいよ来週からは8階に移っての授業です

無料相談・無料体験授業等、変更点はありませんので

入り口が分かりづらいビルですが、お気軽に上がってください

千川通り沿い、みずほ銀行斜め前の電気屋さんのあるビルの8階です

今後もよろしくお願いします

 


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