月曜日はほぼ全員の生徒さんが偶然に英語の授業となっています
昨日は生徒さん達が和訳をしているのを見ていました
生徒さん達の和訳には国語力がとてもよく出てきます
「そもそも英語を和訳する事自体間違ってるよ」
なんてへ理屈を言っていた高校生もいました
そう言いたくなるのもわかります
中学生になってから始めてあっという間にこんな長文を和訳できるまでに
ならなくてはいけないのですから英語と言う教科はよほど好きでなくては
できないでしょう
ある1人の高校生を見ていて、しっくりこない和訳を見つけました
間違ってはいませんが何かがしっくりこない・・・
しばらく何がしっくりこないのか考えた末
それは「~は と ~が」の使い方に違和感があったのですが
その事を指摘しても本人は「同じ主語でしょ」と何も感じていない様子
確かに同じ主語で意味は通じます、でも、何かが変だと感じるんですよね
それで帰ってから調べてみた所、私と全く同じ事を感じていらっしゃる方がその事について
まとめていらっしゃいましたのでご紹介します。お時間のある方はこちらをご覧下さい
日本語の表現力は実に豊かで、微妙な意味合いの違いがそれぞれあります
なので文章を読んだ子ども達の感じ方、もしくは受け止め方によって
その表現がそれぞれ変わってくる事になります
例えば説明文のように淡々と物事を説明する文章と
小説などのように感情やストーリー性のある文章を和訳する時では表現の仕方が異なるのは
当然なのですが、子ども達はそんな事は考えず「ただ和訳」しているので
日本語がおかしくなっている事に気がつかない事が多々あると思います
中学生の和訳はさらに日本語がおかしな事になってしまう事が多いのですが
それは知識と経験不足から起こると言えます
書いてある文を直訳すると日本語の文法としては成り立ちませんから
中学生の間に英語だけでなく国語をしっかり学習していく事で
高校生になってからの和訳力が変わってきます
ですから中学生は英語だけに偏らず、しっかり国語も学習して欲しいと思いました
中3生は高校に進学してからの事も考え和訳を沢山して慣れておきたいですね
昨日は英検1級を目指す中学生の授業もありましたが
英語ではなく日本語の理解が追いつかず正解にたどり着けないという場面もありました
昨日の学習にはeトレが大変活躍しました
高校生は英語・日本史・古典・物理・数学を使いました
弱点や勉強不足が如実に現れて来ています
学習スピードもこれでわかってしまうので、子ども達はちょっと焦り気味です
気持ちを引き締めて、どんどん弱点克服をしていきましょう!!