東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

ホームページへは「東京育伸会」で検索して下さい 。メールアドレスはikushin.sakuradai@gmail.comです。よろしくお願いします。 新規入塾生募集中!小・中・高校生の補習から受験までをご指導。 復習が鍵 まずは学年を超えても復習をしましょう!生徒さんとの日々の取組みや出来事を綴って行きます。多くの方にこのブログを購読頂き感謝しております。コメントのやり取りはございませんが、通塾くださっているご家庭からも感想を頂いており励みになっています。これからも楽しく真剣にブログを更新して参ります、よろしくお願いします。教室のホームページもあわせてご覧ください。*記事の無断転載禁止

中学生と高校生の和訳

2015-03-31 11:11:11 | 学習全般

月曜日はほぼ全員の生徒さんが偶然に英語の授業となっています

昨日は生徒さん達が和訳をしているのを見ていました

生徒さん達の和訳には国語力がとてもよく出てきます

「そもそも英語を和訳する事自体間違ってるよ」

なんてへ理屈を言っていた高校生もいました

そう言いたくなるのもわかります

中学生になってから始めてあっという間にこんな長文を和訳できるまでに

ならなくてはいけないのですから英語と言う教科はよほど好きでなくては

できないでしょう

 

ある1人の高校生を見ていて、しっくりこない和訳を見つけました

間違ってはいませんが何かがしっくりこない・・・

しばらく何がしっくりこないのか考えた末

それは「~は と ~が」の使い方に違和感があったのですが

その事を指摘しても本人は「同じ主語でしょ」と何も感じていない様子

確かに同じ主語で意味は通じます、でも、何かが変だと感じるんですよね

それで帰ってから調べてみた所、私と全く同じ事を感じていらっしゃる方がその事について

まとめていらっしゃいましたのでご紹介します。お時間のある方はこちらをご覧下さい

日本語の表現力は実に豊かで、微妙な意味合いの違いがそれぞれあります

なので文章を読んだ子ども達の感じ方、もしくは受け止め方によって

その表現がそれぞれ変わってくる事になります

例えば説明文のように淡々と物事を説明する文章と

小説などのように感情やストーリー性のある文章を和訳する時では表現の仕方が異なるのは

当然なのですが、子ども達はそんな事は考えず「ただ和訳」しているので

日本語がおかしくなっている事に気がつかない事が多々あると思います

 

中学生の和訳はさらに日本語がおかしな事になってしまう事が多いのですが

それは知識と経験不足から起こると言えます

書いてある文を直訳すると日本語の文法としては成り立ちませんから

中学生の間に英語だけでなく国語をしっかり学習していく事で

高校生になってからの和訳力が変わってきます

ですから中学生は英語だけに偏らず、しっかり国語も学習して欲しいと思いました

中3生は高校に進学してからの事も考え和訳を沢山して慣れておきたいですね

昨日は英検1級を目指す中学生の授業もありましたが

英語ではなく日本語の理解が追いつかず正解にたどり着けないという場面もありました

 

昨日の学習にはeトレが大変活躍しました

高校生は英語・日本史・古典・物理・数学を使いました

弱点や勉強不足が如実に現れて来ています

学習スピードもこれでわかってしまうので、子ども達はちょっと焦り気味です

気持ちを引き締めて、どんどん弱点克服をしていきましょう!!