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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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受験生と反抗期

2012-05-25 02:44:18 | 受験生さんへ
中学受験・高校受験

この受験の隠れた問題はお子さんの「反抗期」

中学受験のお子さんにとって、友達と過ごす時間や“楽しい”と思う全ての時間を

勉強に費やす事がどれほど苦痛か、経験された方なら深く頷かれると思います。

厳しい制限付きの生活に小学生の反抗心が湧きあがらないはずがない!!

高校受験の中学生さんは、もともとそうした時期に受験を迎える訳ですから

当然と言えば当然です。


最近のある世論調査で大学生さんに「反抗期はありましたか?」という質問を投げかけたところ

意外な事に、「無い」と答えた学生さんが多かった事に大人なら驚きますよね。

(正確な数字を忘れてしまいました、すみません)

実は私の息子2人も「ザ・反抗期」という時期が無かったように思います。

反抗期がなかったのか、それを反抗と認めなかったのかは受け取る側によると思いますが・・


そもそも反抗期は心の成長の現れで全てが悪いというのではなく

いわゆる必要悪なのかもしれません。

これは私の発想なので、こうすれば良いというのとは違いますが

“上手に反抗させてあげる”

という考え方をすると、お子さんの成長がスムーズにいき

受験妨害になりにくいかと思います。

人生の時間の中で考えたら反抗期なんてほんの一瞬ですね

それをこじらせて、一生に関わる受験を失敗させてしまうのは

親としてあまりに不甲斐ない。とは言っても

いちいち反抗してくる我が子と迫りくる受験にストレスを感じるのは当然の事です。


上手な反抗のさせ方はいくつもありますし、環境や兄弟でも、

お子さんの性格によっても違います。程度もあるでしょうね。

なのでここで「これが攻略法」という断定的な事は書きませんが


一つ例をあげます。

全く親の言う事を効かないお子さん・・

「勉強は?」なんて言う気にもならないほど言う事を聞かないお子さんの場合ですが

そもそも「言う事を聞いてほしい」という親御さんの言動が多い気がします。

「ご飯は?」「お手紙は?」「早く寝なさい(起きなさい)」「何時に帰ってくるの?」「どこに?」「誰と?」

「歯を磨いたの?」「部屋を片付けなさい」「宿題は?」「ゲームはもう止めなさい」「また漫画読んでるの?」

どうですか?

こうして見ると口うるさいな~って思いますよね。

反抗期は“絶対に守って欲しい”と親御さんが思う事に絞って、それ以外は黙認してあげると良いです。

もう小さな子どもではありません。

自己判断に委ねる所は委ねて、見守ってあげましょう。

それで自分が困る経験をする、第三者に怒られる事も経験・学習です。

学校の先生や塾には今家庭でどう過ごしているか、どういう方針で教育しているかを

理解してもらい、サポートに回ってもらうのも必要な事です。


当教室でも、配布したお手紙を親御さんに渡さないお子さんがいらっしゃいます。(故意に)

なので、配布した旨をメールでお知らせします。

重要な事をメールやお電話でお知らせし、お子さんを責める事はしません。

「自分は手紙なんかいちいち渡さないからメールしといてね」なんていう生徒さんもいますよ。

そんな事で目くじら立てている様ではダメなんです。

そうしていくうちに、いつの間にか自分から手紙を渡すようになっていきます。


最近、どうも長くなってしまいます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。反抗期についてはまたいつか書こうと思います。