東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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小学生時代をどう過ごすか?

2012-05-07 10:31:51 | 学習全般
このGWに・・

小学2年生さん達はある問題に直面していたかもしれません!

それは「時計の計算」です。

時計の読み方や決まりは頭では理解できていますが

体感としてなかなか理解しにくい・・・

特に午前と午後の境や35分前という風に「12」の前と後

100で単位が切り替わるのに時計の場合は60で切り替えなくてはいけない。


「朝8時半から夜の10時までは何時間かかりますか?」

どうしても、どうしても理解できない・・・



私は我が子たちに「時計の計算」を教えた記憶がほとんどありませんし

時計の問題が、こんなにわざわざ難しく出されていたのだろうかと思います。

大人になっても時計を理解できない人はいませんが

「教わった事を理解する」という点では

やはり、学校で扱っている時にしっかり理解できるといいですよね。

経験としては、もう4年生になろうとしているのに

この計算が未だ理解できず、猛特訓をした生徒さんも過去にはいました。



小学生さん達の授業を見ていてとても気になる事があります。

ほとんどの生徒さんの“消しゴム”がとても消えにくいのです!

小学生はシャープペンシルを使いませんね。

筆圧もとても強いですから、奇麗に消すのに一苦労ですし、そこに時間を使ってしまいます。

消えにくいので、横に書けばまだ良いのですが、重ねて書いてしまい2重になっていて

何を書いたのか自分でもわからない!

わからないので、いつまでも字がきれいに書けません。

悪循環ですね。

カラフルな文房具を使い、ただの遊びになっているお子さんもいらっしゃいます。

5年生のある生徒さんには、持ってきても構わないが、授業中机の上に出すのは

鉛筆1本と消しゴム1個のみで、筆箱自体バックの中にしまっておくようにと言った事がありました

それが3カ月も続いた頃、「理解力」がついてきた!!っとこちらから見てもわかるようになりました。



中学受験をしようと決めていなくても“低学年のうち”に

お子さんに定着させておきたい事は「集中力と理解力の定着」が大切だと思います。

どちらも自然に身につく訳ではありませんから

確実にしかも自然にそれが身につくように促してあげること


今年の受験はおかげさまで中学・高校とも「全員合格」となりました

しかし、まだ当教室は始まって2年です。

ここで1年以上指導にあたらせていただいた生徒さんはまだ少数ですが

集中力と理解力に着目してご指導にあたらせていただいてきた事は間違っていはいないと

確信しています。