さいきんの流星光
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■映画のセリフを思い出す


遠い昔に見た映画で、

名もなき脇役が言ったセリフを

ある瞬間ふと思い出すことはありませんか。



僕はあります。


        ◇   ◇   ◇


映画『お葬式』に出てきた老人役者のお話です。

役者じゃないかも知れません。



うん、よくよく考えてみたらあのたたずまいは役者じゃないかも知れませんね。

なんか…、近所のおじいちゃんを引っ張ってきて

そこにいてもらった、みたいな感じの人でした。



■映画『お葬式』


『お葬式』というタイトルなので、

まあ、お葬式の映画なんですけど、

故・伊丹十三さんの映画監督デビュー作です。


それまで映画『家族ゲーム』や、

その他多数の作品に出演されていた役者さんなので、

お顔は知っていましたが、

この映画を観てブッ飛びました。


「なにこの人! 天才じゃん!」



その後、伊丹監督は、

『たんぽぽ』 『マルサの女』シリーズと、

スマッシュヒットを連発するワケですが、

その最初の1作目がこの『お葬式』でした。



■問題のシーン


お葬式のバタバタの中で、

すみっこの部屋で、

一人ソファに老人が座ってるんです。

89歳くらいでしょうかねえ。

正確な年齢は、もちろんわからないんですが、

白髪で、よぼよぼで、一日じゅうボーッとしてるような老人です。



        ◇   ◇   ◇


で、

葬式のドタバタの中でその老人の存在を完全に忘れてるんです。

シーンは昼間から夕暮れになり、夜になります。

まだ誰もその老人には気づきません。


完全に夜になって、老人のいる部屋は真っ暗に。

だけど、家じたいかなり広いので、使っていない部屋もたくさんあるのです。


お手伝いの主婦たちがどやどや入ってきて照明をつけたら

老人がじっとソファにすわていて、みんな驚くというシーンです。




主婦「あらあら、お爺ちゃんすいません。全然気づかなくて」

老人「いや、同じことだから」

観客はクスリときます。



■同じことだから


いま思うと、不思議なシーンでした。

「同じことだから」


「何が?」


当時ぼくは、

「目が悪いから暗くても灯りをつけても同じである」

くらいの意味に考えていたんですけど、

最近、変わってきました。



「同じことだから…」


「そうか。同じことなのか」

生きていても死んでいても、同じこと…

そういうことか?


いろいろな考えが頭の中でぐるぐる回ります。



■なぜ老人はボーッとしているのか?


老人といえば、ボーッとしているのが特徴です。

頭の回転も遅く、動きもゆっくりしています。

あまりシャキシャキしてる老人はみかけませんよね。

ちょっと痴ほう症入ってるのかな?

とか勝手に思ってますけど、本当にそうなのでしょうか?



■死ぬ前は無意識


これは、死ぬ直前に昏睡状態になるとか、

そういう意味じゃありません。


人は、死が近づくと、無意識に近い状態になるのではないか。

というのが僕の説です。


あらゆることを経験したご老人たちは、

ほぼ、何が起こっても動揺せず、

「どうでもいいです」

みたいな態度でやり過ごします。



なかなか出来ることではありませんが、

長い人生をいきてこられて達観されているのかも知れません。

それが進むと、普通では考えられないくらい「無意識」に片足つっこんでるような

ちょっとボーっとしてるような精神状態で、

日々、生活しているのではないか、と思います。

「意識がある」状態と「無意識」の中間くらいの精神状態にいるのではないかと僕は思っています。



■死ぬ準備


そんな老人たちに、僕はちょっと憧れをいだいてます。

僕も、死ぬ5年くらい前から、

じょじょに無意識になっていけないなかあ、とか。

最期は、ほとんど動かずに、

物質なのか生物なのかわからない状態で死を迎えたいです。

その時は、たぶん僕の周りには、誰もいないでしょう。

みんな死んでます。

両親も、兄弟も、妻も。

ユニやクジは、もうとっくの昔に死んでます。

新しい猫たちは、いるかな。



■まとめ


もっと老人を見ろ。ですね。

動かないのは、何も考えていないからではない。

もっと先を行っているからかも知れませんよ。






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■幽霊を怖がっている自分に腹を立てる


皆さんは、自分が幽霊を怖がっていることに、
怒りをおぼえたことはありませんか?

僕は、最近ずっとそうです。

幽霊なんていない。

ぜんぶ嘘だ。

そう思っているのに、やっぱり暗闇が怖い。

怪談を聴くと、何かが見えそうで暗闇に目をやるのが怖い。

怖いってことは、僕は、心の根っこで霊の存在を
やっぱり信じてしまっている、ということです。

霊なんていない。

そもそも人間にタマシイなんてものは無い。

これは、僕の戦いです。



■そんな気持ちは酔っぱらって寝る前にツイートとして噴出する


昨日の夜、寝る前に酔っぱらって、僕はツイートしました。

「もう寝る。幽霊なんか怖くない。っていうか幽霊なんていない。存在しない。」

「これからは、暗闇が怖いと思ってる自分との戦いだ。」

「新しい自分になる。」

「ふざけやがって。俺を半世紀も洗脳し続けやがって。絶対許さない。幽霊をまったく本当に100%完全に怖がらない人間になってやる。」

「これからは、暗闇に突進していく。暗い場所ならどこにでも行く。恐怖を感じたら、そこに向かって行く。」


酔っぱらってるなあ~。

でも、
酔っぱらっていたとは言え、
書いたことに嘘はありません。



■それこそが宗教


僕は、物心ついたころから、大人たちによって洗脳されました。

「人は、死んだらタマシイが抜けてどっか行く」

「悪いことしたら地獄に行く」

「死んだ人も、幽霊となってこの世にあらわれる」



まわりの友達も、それが当然のことのように言っていたということは、

親や家族によってそう言われて育ったのだろう。

とにかく、この日本では、大人も子供も、全員そういうマインドに思いっきり支配されているという事実。

恐ろしくない?

まあ、それが宗教と呼ばれるモノなのかも知れないけれども。



■より強い刺激を求めて


ホラー映画は、まあまあ好きでだいたい見てきました。

最近は、怪談のYouTube動画をほぼ毎日見ています。

なんか、怪談って、だんだん慣れてきて、

もっと刺激の強い話とか体験を求めるようになってきてしまいます。

麻薬と似ています。

今度は、もっと怖い場所へ。

怪談のイベントとかにも足を伸ばしてみようかと思ってます。

そういうイベントには、霊が集まってくるって言うし。

また「霊」が存在するって前提で言っちゃってるし…

半世紀の洗脳は、そう簡単には解けませんね。



■ホラー中毒患者


そのうち心霊ッスポットめぐりとか始めるのでしょうか。

最初は、夜、ただ暗くて怖そうな場所に行くくらいでしょうが、

さらなる刺激を求めて有名な心霊スポットを制覇しようとするかも知れません。

最後は、悪霊によって黄泉の世界に連れ去られるかも…

ってまた、霊魂の存在を肯定するかのような展開になってる…。



僕はいったいどこへ向かっていくのか…。


わかりません。



■まとめ


まあ、やる事があるってことは、楽しいね。

楽しいけれども、この戦いは、思いのほか長く厳しい戦いになりそうな予感してます。

自分の洗脳というか、思い込みというか、

そういうのを払拭するというのは、大変なことです。

急がず、じっくり時間をかけて攻めたいと思います。


以上でした。




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■人が喋る


ぼくは人が会話する声を聴くのが好きです。

安心します。

対談番組とか、わりと好きです。

仕事中も、ラジオで人が会話してる音声を聴くと仕事に没頭できます。



■CMは聴きたくない


でも、ラジオの放送を聴くことはありません。

だってCMばっか聴かされてる気分になるから…

「またCM!?」

って何回怒鳴ったかわからない。

イライラはよくありません。

イライラは人生を悪い方向に導きます。



■ありがたいユーチューバー


YouTubeにラジオ番組の録音をアップロードしてる人がいますよね。

違法アップロードなのか何なのかわからないけど…

あれ、実は僕みたいな人間にとっては、ありがたいんです。

特に、毎日10分だけ放送して、月曜から金曜までオビで放送してる番組があります。

ああいう番組って、一週間通して聴く人って、
けっこう特殊な職場環境の人じゃないかなって思うんです。

例えば僕がアナログアシやってた頃は、毎日漫画家の先生の家に通って背景を描いていたワケです。

その仕事場では、毎日同じ局のラジオが流れていました。

東京FM、TBS、NACK5… とかいろいろ。

なので、毎日同じ時間に10分間だけやる番組も追っかける事ができたんですが、今は違います。

自宅仕事なんで、聴こうと思えば聴けるんですが、

毎日、同じ局の放送を流しっぱなし、はないですね。

それに「またCM!?」問題もありますし…

これだけいろいろ見たり聴いたりできる時代ですから、毎日違うものを視聴しながら仕事させてもらってます。

考えてみたら贅沢…(^п^;)


なのでそういう一週間オビでやってる10分番組を、

まとめて1コの動画にしてアップロードしてくれてるというのは、本当にありがたいんです。

違法だろうが何だろうかカンケーない。

視聴する分には違法じゃないだろうと堂々と聴いてます。



■お笑い番組を敬遠する理由


人の喋る声といってもお笑い番組は苦手です。

特にネタ番組がダメ。

最初は、芸人さんのあの妙にハイテンションで喋りまくる感じが嫌いなのかと思ってましたけど、どうやら違うみたいです。

苦手なのは、お客さんの笑い声です。



「ドワーッ!」

ってやつ。




「ドワーッ!」



ってきて、芸人さんがネタを喋ってる時間しばらく間が空き、

また「ドワーッ!」 ってくる。




それが、寄せては返す波のように何度も何度も。



■休日は朝からネタ番組


実は、うちの奥さん、大のお笑い好き。

休みの日は、朝からネタ番組です。


僕は嫌いなので、

自室にこもってブログなどを書いてるんですが、

芸人の声が聞こえない分、

お客さんの「ドワーッ!」って声だけが目立って聞こえます。


「ドワーッ!」





「ドワーッ!」





「ドワーッ!」




「ドワーッ!」





「ドワーッ!」





「ドワーッ!」




■芸人によるテレビジャック


いやま芸人の出ていないテレビ番組を探すのが難しいくらいになっています。

芸人は、なんとドラマにまで進出しています。

役者ではない芸人が、役者にまじって演技をします。

まあ、別にいいんですけど…

ドラマからバラエティ、ニュース番組にいたるまで、

本当に、芸人が一人も出ていない番組は、存在しないと言っていい時代になりました。



■まとめ


好みは十人十色。

何を好きになろうが、何を嫌おうが自由です、なんて言いますけど、

自分の好みを言うと時代に取り残されている感覚に襲われる。

そんな時、どうすればいいのか…

瞑想ですか?

瞑想なのか?


おとなしくしろ!

黙ってこのマディソンバッグに金庫の現金を詰めろ!

動くな! 瞑想するぞ!

瞑想するぞーー!



人のいない、しずかな場所で、動物と暮らしたい。

ふと、そんな事を考えてしまいますね。




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■もう一つのブラインドタッチ


僕はキーボードを打つ時、モニターを見ないで打つ。

キーボードを見ないんじゃない。

モニターを見ない。


モニターを見ながら打つと、打ち間違いが多すぎて、
何度も戻って打ち間違いを直して文章を打つので時間がかかって仕方がない。

特に、思いついたアイディアを記録するために打つ時は、
じっと下を見て目をつぶりながらキーボードを叩く。

打ち間違えたのを戻って直している間に
思いついた内容を忘れていしまうので大変だ。

僕は、病気ではない。

体も心も健康そのもの。

同じような症状の方は、多いと思います。



■ランニング後の高速メモ


ランニングしている時も脳みその中で火花がパチパチ飛ぶように考えが浮かんで消える。

5kmのランニングの最中は、メモ用紙もスマホも持っていないので、
家に帰るまで、記憶にとどめていなければならない。

家に帰ると、急いで自室のPCの前に滑り込み、
汗だくでキーボードを叩くのだ。

おかげで、腕の下にあるペンタブは汗でぐっしょりだ。



頭の中に思いつくことが、全部そのまま形になってあらわれてくれたら
どんなに楽だろうかと思う。

ランニング中だけではなく、ふつうに生活していて常にメモ帳か何かが手元にある状態でもメモしている先から忘れていくので困ります。



■役に立たない若いころのアイディアメモ


若い頃は、いずれ漫画になるだろうと

思いついたアイディアを必死にメモしたものだった。

だけど、時間がたって見返してみると、実はほとんどが使えない。

少なくとも僕の場合は。

なぜか。


当時、そのアイディアを思いついた時の気持ちを忘れてしまったのか。

それとも、当時の考えが浅すぎて、

今、そのメモを読み返しても、

まったく描く気がしないのだろうか。

おそらく両方だ。


とにかく僕が若いころ必死でメモしたアイディアの99%はゴミ箱行なのである。



■まとめ


たいていの物は、時間がたてば腐る。

アイディアなんて物は、時間の経過によって腐るものの代名詞。

思いついた瞬間にネームにして、原稿に取りかかるべき。

「いつか使おう」「いつか」は、99.9% 来ない。





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科学技術が発達しきった状態ってどんなだろう…。

そう思って、出来る限り想像してみました。

全部、僕の勝手な想像・空想の域を出ませんので悪しからず。



■医療の発展


人体のあらゆる部分が交換可能になる。

現在でいう義手・義足はもちろん、
耳、目、鼻、とにかくあらゆる部品が交換できる状態になる。

つまり、身体障害者がいなくなる。

そして内臓も交換可能なものとなる。

よって、人の寿命は100年を超え、人生150年時代の到来。



■個人って何


人体は、自動車みたいな存在になる。

何年かして古くなったら買い替えるものになる。

唯一、個人を特定できる顔は、
自動車でいうところのナンバープレートのように体の上部にくっついているだけで、
他の部分は、好き勝手に交換するようになるだろう。



■ネット環境


脳みそが直接ネットにつなげられるようになり、

スマホが必要なくなる。

人々は、ネット上のバーチャルな世界を生活の場とし、
そこで友達を作り、学習し、学校に行って資格を取ったりするようになる。

バーチャルの世界で日常生活を送り、

その世界の中で、またファンタジー世界などのゲーム世界に突入して
ネットゲームを楽しむようになる。



■現実世界では


人々は、政府から支給される肉体を維持する最低限の水と食料を体に流し込み、
ネットカフェのような狭い部屋の中の安定したソファーベッドの上で
一日の大半を過ごすことになる。


家族で一緒に暮らすこともあるが、
どうせネット上でも会うこともできるし、同居することもできる。
現実に同じ家に住んでいるかどうかは、たいした問題ではない。

現実世界では、映画『マトリックス』ほどではないが、
ずらりとならぶ狭い個室の中に何十何百というにんげんが格納されている。



■仕事は一握りの人類の特権


現実世界で仕事を持っている者は一握りとなる。

それらの仕事は、人類存続に絶対に必要な作業なので
めちゃめちゃ給料がいい。

現実の人体をメンテナンスする仕事や、コンピューターを管理する仕事だ。



■それ以外の人類


昔ながらの人類の姿を残そうと、
ネットと隔絶された自然豊かな社会で暮らそうという人たちも出てくる。

農耕牧畜をして、昔ながらの暮らしをする人たちだ。

つまり人類は、高度にネット社会化された文明社会で暮らす民族と
古き良きもともとの人類の暮らしをする民族とで二分される。


しかし、古き良き生活を送りながら、現在のようにPCを操作して
バーチャルの世界に入ることもできる。
丈夫な体を持ち、農耕をしながら暮らし、休日にはネットゲームを楽しむ
自由な生き方をする人たちもいるだろう。


■まとめ


まとめると、人類は2種類に分裂する。

起きている人間と寝ている人間だ。

起きている人間は、たまにはネット世界に入ることもあるが、
ほぼ現在の人たちと同じく
通常は、仕事をして、
休みの時にネット世界に入る生活。

いや、あるいはネット世界の中での仕事もあるかも知れない。


そして、寝ている人間は、現在でいうところの「引きこもり」だ。

ただ、未来社会では、生活が補償されているため何の不安もない。

そんな社会が、待っていることだろう。

僕たちが、そんな未来を見ることは、できるのでしょうか。







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■実は洗脳されていた


日本人は、幼いころから洗脳されています。


物心つく頃から、

周囲の大人たちによって洗脳は始まります。

「死んだらお星さまになるのよ」

「死んだら天国に行くんだよ」

「悪い事したら地獄に行くよ」

「夜はユーレイが出るよ、怖いよ」




ひょっとしたら、子供の方から

「死んだらどうなるの?」

って聴くから大人も苦し紛れに
そう答えるのかも知れません。

いやいや違うぞ。

大人どうしでそういうハナシになったとしても、
子供に話して聞かせるような事を言ってるじゃないか。

子供にだけそう言ってるワケじゃないってことがわかります。



つまり多くの日本人は、

子供の頃に教わったことを、大人になってからも、
下手したら死ぬまでそうだと信じて生涯を終えるのです。

「死んだらあの世に行く」




■子供に選択肢はない


子供時代、僕には大人の言葉を信じる以外の選択肢はありませんでした。

当たり前ですよね。

でも誰も見たことないんです。

誰も、あの世の存在を証明できないんです。

不思議ですよね。



■そして人は怪談におびえる


心霊や心霊現象を信じたり、恐れたりする背景には、

そのような、子供のころからの洗脳があるのです。

その上で、

落ち武者の幽霊を見た。

寝ている時に馬乗りになって首を絞められた。

怖い目にあった。

などの怪談を聴くと、幽霊(霊)=怖い

という式が頭の中に出来上がってしまいます。


そして、暗闇が怖くなる。

夜が怖くなる。

なんだかわからんけど怖がってしまう。


それらは全て、幼少期からの洗脳が原因である。



■霊なんていない


幽霊なんていない、と僕は思っています。

人間にタマシイなんて物もありません。

死んだら、ロボットのバッテリーが切れるのと同じように、
脳は活動を停止するだけ。


タマシイだけ抜けて死後の世界に飛んでいくとかはないと思います。

タマシイも幽霊も、死後の世界も神様も、
すべて脳の産物だ。

この、とんでもなく複雑な事を考えられる器官を持ったがために
人間は、さまざまな物を考え出した。

霊・霊障もその一つなのです。



■霊障へのこじつけ


人間は、3つの点が逆三角形に配置されていれば、
それだけで人の顔だと認識すると聞きます。

暗闇の中で、ちょっと光が当たっていたり反射していたりすると

「見て! あそこに死者の顔が浮かんでる!」

と言うし

風の音を聴いて

「低い声の女が泣いている声が聞こえる!」

と言います。


「この家に入ってから、なんか体調が悪い」

と言いだしたり…。


とにかく人間の感覚は、思い込みによってどうにでもなるので、

僕は一切信じていません。

しっかりこの目で、人がいるのを見た、という場合でさえ信用しません。

人間の視覚もまた、感覚である限り、
信用に値するものではないからです。



■でも幽霊は怖い


とまあ、ここまで威勢よく

「ユーレイなんていないぜ!」

と書いてきたワケですが、

僕もやっぱり夜の暗闇は怖いです。

怪談を聴いたあと、暗い部屋に一人で入って行くのも怖いです。

鏡もガラスも見たくありません。


心霊スポットなんて行った事ないけど、

行ったらたぶん、間違いなく怖いです。


「怖がってるってことは信じてるって事じゃないか」

って思われるでしょうが、なかなか洗脳が解けないだけなんです。

そりゃあもう簡単じゃありませんよ、50年の洗脳ですから。

いま、何とか洗脳を解こうと苦しんでる最中です。



■まとめ


そんな感じで、いちおう毎日怪談のYouTube動画を見てます。

夜、外が暗くなっても見ます。

だんだん怪談に慣れてきている自分がいます。

そろそろ怪談のイベントにでも行ってみようか、とも考えています。

なんか…

そういうのが好きな人、みたいになってますが。

洗脳を解くのが目的です。

以上、僕の霊に対しての見解を書かせていただきました。






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■猫のスルースキル


猫には、どうしようもないことがたくさんある。

与えられたエサ以外を口にすることはできないし、飼い主が見てるやかましいお笑い番組にも文句の一つも言えない。

タバコの煙が嫌いでも逃げる自由はなく、飼い主のオナラのニオイも我慢しなくてはならない。

なので猫はスルースキルが高い。

どんな事でガマンするしかないので、もういっそ感じない事にしているんだ。



猫が、いつも昼寝ばかりしていて、

何も気にしていない仙人のような態度に見えるのはそのせいだ。



■人間だって同じ


自分ではどうにもならないことが多いのは人間だって同じ。

なぜ人間は、イライラするのだろう。

してない?

だってイライラしているじゃないか。

通勤電車でぎゅうぎゅうになってイライラ、コノビニのレジの行列にイライラ…

高速道路で前の車の遅さにイライラ。

確かに自然災害とかに関しては、どんなヒドイ理不尽な目にあっても文句はいわない。

イライラもしない。

人間がイライラしたり、ストレスをためたりするのは、

あくまで、自分の力でどうにかなる事に関してだけなのだ。



■ん?


本当にそうか?

つーか自分も思い当たるふしがあるけど、

自分の力ではどうにもならないのに、

イライラしたりストレスを溜めて一日中ぷりぷりしてはいないか?




してる…。

してるよ。


「外壁塗装の工事がいつまでたっても終わらない!いつになったら窓を開けられるんだ!」

イライラ…

とか、こないだブログで書いたばかりだ。

だけどそれだって自然現象と同じく、自分の力ではどうにもならないことじゃないのか?

待つしかない。



■もう一度整理しよう


イライラしている事は、自分の力ではどうにもならない事ばかり。

もう一度、まわりの現象を整理しよう。

ストレスを感じなくていいものには、フタをする。

考えてはいけない。

ただ待つしかない事に関しても同じく、触れない。

そして、やるべき事だけを少しずつ進める。


この「少しずつ」というのがミソ。

「いつまでこの作業にかかっているのだ!」

という事で、僕はイライラしてしまう。



ものすごいスピードで出来る!なんて幻想をいだいてはいけない。

少しずつ少しずつ。

どんな作業も現象も、少しずつ前進する。



■まとめ


イライラしたら、猫を見ろ。

スイッチを切る。

スイッチの場所を探せ。

作業はゆっくりしか進まない。

成果を上げたければ、長時間やる。











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記憶をたどれば、高校時代、

僕は眠かった。

とにかく眠くて眠くて…

でもそれには理由がありました。

僕は高校時代、

深夜ラジオが大好きで、

深夜1時から夜明け近い5時までラジオを聴き、

それだけではものたりず

下手したら、5時からもそのまま起き続け、早朝の番組まで聴いて、

うとうとしながら机に突っ伏して寝てしまうというのが毎日のことでした。

そのまま1時間ほど眠って、

もう家を出ないと遅刻するというギリギリの時間に飛び起きて学校に行くのでした。


だから毎日遅刻の連続…

本当に、文字通り、毎日遅刻していました。



いつも朝の学活(ホームルーム)が始まってから、

からからと静かに戸を開けて教室に入る僕。

毎日まいにち、ほんの2~3分くらい遅刻してくる僕のことを
クラスメイトたちは、どう見ていたでしょう。

高校3年生。

進路のことも、けっこうマジに考えている時期。

能天気で自堕落な生活をしていた僕は、

脳みそが発達していないアホと映ったことでしょう。



そして、家に帰るとまた昼寝。

だって眠かったんだもん。



夜中に、ちゃんと寝ていないものだから、

昼間、とにかく眠いのです。



それを母親は許さなかった。



僕がソファなどで寝ていると、すぐに叩き起こされました。

「ねるんじゃない!今寝ると、夜眠れなくなるから!」


そういって母親は、僕はを叩き起こしました。

僕は、とにかく眠くて眠くて、家の中で眠れる場所を探し回りました。



家の外に出て、公園かどこかで昼寝しようかとも思ったけど勇気がありませんでした。

何となく…
それだけは、やっちゃいけないような気がして。



そして押し入れの中、という安住の地を発見したのであります。


結局、その場所も、

僕の怪しい動きを察知した母親に見つかって、

追い出される事になるわけだが…。




だからいま、ユニの気持ちがわかります。

ユニは、いつも探している。

誰にも邪魔されずに、ずっと眠り続けられる場所を。

たまに、クローゼットの奥の奥、とんでもない奥に身を縮めるように寝ていることがあります。

ユニは、寝ているときに近づかれるのさえストレスなのだ。

起こされるかも知れないというストレス。

起こしてほしくない。



ところが人間の感覚は違う。

朝おきたら 「おはよう」を言い、

帰ってきたら「ただいま」を言うのが普通です。

姿が見えなければ、いる場所を確認したいと思うのが人間というもの。



とにかく人間は、人間の事情を猫に押しつける。

ノルマを猫に課してくる。

猫にとっては、それがストレスなのです。




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■強引な取り調べ


よく刑事ドラマなんかで、

「お前がやったんだろう!そうに決まってる!そうだな?」

とかいう強引な取り調べがおこなわれていますけど、

本当にそういう強引なめちゃくちゃな事がおこなわれているのか疑問です。


ぼくが容疑者として取り調べを受ける場合は

冷静に「違います僕ではありません」

と答えて終わり。

あとは何も話すことはない。

これ以上は時間の無駄であることを、刑事さんたちに早く知らせてあげなくてはいけない。



容疑者を眠らせないようにして心身ともに疲れさせ、

ふらふらの状態にして、「はい」と言わせるだけの取り調べは、

取り調べにあらず。

税金泥棒と言われても仕方がない。


本当にそんな仕事の仕方をしているとしたら
大変な問題である。

取り調べの間じゅう、議題をそのことにしぼって、
じっくり議論しなければなるまい。



■なぜ犯人の手前でピタリと止まる


犯人を追い詰めても、かならず犯人の手前でピタリと立ち止まって

「止まれ!」

とか

「おとなしくしろ!」

などと大声で犯人を制する不思議。

そのままラガーメンのようにタックルするのがベストだろう。



■飛び降り自殺しそうな人も同じだ


自殺しそうになって屋上の手すりの向こう側に立っている人物などに対する対応も同様に僕は不思議に思う。

突進して捕獲しろ。

まあ、状況にもよるだろうけれども。



■人質をかかえた犯人


犯人が女性など人質を左腕でかかえて右手にナイフなど刃物を持ち、
切っ先を人質ののど元につきつけている場合、

「うごくんじゃねえ!」

犯人がそう叫ぶと、その場にいる全員がピタリと止まる。

全員が犯人の言うがままにじっとして状況を見守る人になってしまう。


僕の考えでは、
犯人のそのような行為は、根源をさぐれば

自分自身を守るための行為であって、

人質を怖がらせようとか

人質の命を奪おうとかそういうのが目的ではないはずなのである。

よって、そういう場合は、

「ヤメロ!」

とか言って立ち止まるのではなく、

犯人の言葉を完全に無視して全員でとりかかってしまえば

犯人は、もうどうしようもなく捕獲されるしかないのである。


■こちらが一人の場合


こちら側が一人しかいない場合は、

こちらも犯人と同じく刃物を持って、

犯人に向かって一直線に向かって行けばいいだけの話である。



今まさに、何者かが自分を攻撃しようと突進してきているのである。

人質をどうこうするという問題ではない。

犯人は人質を手放して、こちらと戦う体制になるはずである。



■まとめ


このように、ドラマの中の刑事たちはヌルい。

しかし、その理由を僕は知っている。

警察官はヌルい。

そういう印象世間の人たちに示しておきたいのだ。

で、実際の場面になるとあら不思議、

なぜ?というくらい実際の刑事や警察官は、機敏で賢くめっちゃ強いのである。

そういうところを目指してもいるので、
ドラマの中の刑事たちは、
一様にマヌケで弱いのである。






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■車のドア・窓は開けるな


よく言われてるとおり、これ、絶対ですね。



■自分が怖い


僕だったら…と想像してみてぞっとした。
犯人宮崎よりも、僕の方が怖い。

まず、止まりません。
よくブレーキ踏んで止まったなと感心します。
僕なら、すり抜けるフリしてがっつりぶつけます。

いや待てよ、現実問題として、ぶつけたらエアバッグがボンとふくらんで
続けて運転するの、かなりキツい状態になるワケか。
なるほどね。
上手く出来てるんですね、自動車って。

下手したら…降りてきた犯人を…いや、その先は言わずにおこう。

僕は冷徹に何でもやってしまうところがあるので要注意。


自分の行動に気をつけなくては。
とにかく、どんな時も、何があっても、切れちゃだめダメ。



■パンチされたらガードせよ


イッパツ殴られたからと言って気を抜いてはいけない。
次のパンチが飛んでくる。

普段から、攻撃へのガードの仕方を訓練しておくべし。



■車を人にぶつけてはいけません


一連の動画を見て感じたのは、
みなさんエライよね。
車で人をはねてはいけないという意識がハンパない。
すばらしい!
当たり前か。

僕みたいな人間は、もう絶対自動車を運転してはいけないんだなと
思い知りました。

もうホント僕は自分が怖い。
カッとなったらなにするかわからん自分が…。


冷静に。冷静に。

何があっても切れちゃだめ。

大丈夫。大丈夫。

以上、何を学んだんだか…

大人は何があっても切れちゃダメです。
何があっても。




■流星光Twitter



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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>




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