さいきんの流星光
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僕ら夫婦は、美術館めぐりを趣味にすることにしたので、

半年くらい前から、いろいろ東京都内を中心にめぐってあるいています。

今回は、山梨県立美術館です。

ミレーの あの有名な「種をまく人」とか「落ち穂拾い」とかがある美術館です。

妻の友人に、午後に一度家に来てもらって、

猫の飲み水や、ごはんの交換をしてもらう約束をして、

早朝からゴー。


立川経由で、甲府まで。

いや~、電車内、結構混んでて大変でした。

登山客多すぎ。




そんな感じで行ってきました。

美術館内は、ひんやり涼しかったんですけど、外は地獄。

美術館の隣りには、芸術公園もあったんですが、暑くて回らず。



そんな感じでした!







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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>

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※写真はイメージです。

■迷走している自分


最近、迷走してる。

いろんな事やろうとしてる。

でも、どれも形になってない。どれもお金になってない。

いろいろ忙しくしているうちに気がつくと、絵を一枚も描いてないなんて日もあったりする。
自分のオリジナルキャラは、もう数カ月描いていない気がする。

そのうち、漫画の描き方を忘れてしまったりして…。

ときどき夢にみる。

キャラの顔を描こうとするんだけど上手く描けないんだ。
右手の指先が、自分の指先じゃないみたいに動かない。

いつそれが現実になるか、わかったもんじゃない。


ああ僕には何もない

そんな状態コワイ。

目標を見失わないように。

一番大切なものを手放さないように。



■不安の原因


人間の不安の原因は何だろう。金か?確かに金がない状態は人を不安にさせる。

心の安定がないと何も考えられない。そして窮地に陥る。悪循環。

3Dモデリングの勉強は、どうやら先が長いらしいと判明。

確かに、コミスタやクリスタを習得するのだって、そうとう長い時間を要した。
完全にマスターする前に、デジタルアシスタトを始めて、先生がたに教えていただきながら腕を上げていった観がある。


コミスタクリスタの勉強は漫画を描いたりアシやることで練習できたけど、
3Dはそうじゃない。

しっかり計画を立てて動いてないから迷走しまくりな自分。



いや、大丈夫!

無駄にはならない!

強くてニューゲーム!


口の中で叫ぶ。



■家族だいじ


僕の不安の原因は、やっぱり奥さんの不機嫌だ。

奥さんが不機嫌でいる事が何よりも僕を不安にさせる。
どんな状況になっても、奥さんが笑っている限り乗り越えられる。

猫、ユニとクジが大きな仕事をしてくれている。

我ら夫婦はどれだけ猫に助けられている事か。すごい奴らだよ。

まいにち昼寝ばっかしてるけど、猫は偉大だ。



■人間が頑張るワケ


朝、散歩してると目に入るのが、いろんな政党のポスター。

「弱者にやさしい社会をつくる!」

うむ。立派な考えだけど、この人たちは…このポスターの男性は、なぜそこまで頑張るのだろう。

人って、頑張るよね。

資産を増やそうとか、自分の地位を上げようとか。

よく頑張るなーと思う。どうせ死ぬのにね。




人はなぜ頑張るか。

やっぱり時折襲ってくる不安が恐いからだと思う。

金があれば、とりあえず安心出来るし仲間がいるのも心の安定につながる。

崩れかけても持ち直す材料を準備しておく、そのために頑張ってるんじゃないかなと、僕は思う。

資産、家族、友人、スキル、実績、キャリア。

ストレスに強いとか、前向きな性格、素直さなど形のないものは材料としては弱い。



■不安ならない人はいない


誰でも定期的に不安に襲われる。
ある朝、目がさめると急に不安になってるんだ。

「俺、何やってんだ? 俺…どうすればいいんだ…」

裸一貫 不安の海に放り出される。
そんな時に、抜け出すための材料が、お金、地位、家族、友人、経験とかそういうのだ。


■お金がなくとも幸せ?


金がなくとも幸せな人はいる。

よく聞くけど本当か? 

そういう人って、金以外ぜんぶ持ってる人なんじゃないかと思う。

友人、仲間、大金持ちの知り合い、スキル、知識、時間、柔軟性。

でも本当に不幸な人は、全部持ってない。



■不安から逃れる方法


といりあえず走ってみる。

その場から離れる。

何か新しい事に手をつけてみる。

そして、そっちの方向にしばらく全力で走ってみる。

その過程で自分が見える。



嫌な雰囲気、ネガティブ思考、ストレス、全部その場に置いてくる。

走り出せば、重苦しいものはその場に残る。

何てったって重いからね。



心が強い人は「不安は妄想」だと知っている(東洋経済ONLINE)





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第155回芥川賞受賞作です。

タイトルからして、ずっと気になってて読んでみたかったのですが、のびのびになってました。
図書館で借りたのではなくて新品購入しました。



■感想です



とても面白かったです。

ただ、ちょっと短いなと思いました。


コンビニ・コンビニ店員を題材としていて、主人公の設定もとても面白くて、どんどん読み進めました。
これからどうなるんだろうと思って読んでいたんだけど、
わりとすぐに終わりが来てしまって物足りなさが残りました。

正直、もう少し「何か」があってほしかった。

もうちょっと強烈なオチみたいのが、ガツーンとあって良かったのでは、と思いました。

(ここから、ネタバレ注意)







主人公の女性は、子供のころから人とはまったく違う人で、周囲にとけ込むことができずに苦労する。
僕の印象としては、一種の自閉症のような感じの人なのではないかと思った。

いや、専門知識がないので正確な表現かどうかはわかりません。悪しからず。(^_^;)


公園で死んだ鳥を見て、「お父さん焼き鳥が好きだから持って帰って焼いて食べよう」と言ったり、
男子の喧嘩を止めるためには、スコプで殴ればいいと考え、本当に殴って大問題になったり、
そんな子供だった。

家族は、それを「病気」ととらえて、治療しようと必死になる。


そんな主人公が学生時代から始めたコンビニのアルバイトは、彼女が苦手な、人としての基本的なことをイチから教えてくれる場所だった。

挨拶の仕方、笑顔の作り方、声の出し方、お辞儀のしかた、すべてにおいてマニュアルがあった。
主人公にとっては、これまでになく楽チンだった。

店員同士の雑談も、入れ替わり加わる新しい従業員の口ぶりをマネてその人に染まっていくことでクリアしてく。


そんなこんなで18年。

結婚も就職もせず、ずっとコンビニ店員であり続ける主人公を、世の中は奇異の目で見る。
そんな中、主人公の生活にも変化が…。



そんなお話だけど、
終わりはすんなり…つーか、途中で終わった感じがして物足りなかったな。

物語が動いたとたんに、ページ数の都合で終わらせられた感じがしました。

もっといろいろあってほしかった。



普通の人々の、普通じゃない人へ向ける奇異のまなざし。
受ける人間にとっては暴力とも呼べる無遠慮な興味。
そんな現代社会の、つーか日本社会特有の閉鎖的な、ちょっと怖い社会性をあぶりだす展開になっていく気がしていただけに、残念でした。


そんな感想です。




■それ以外で思ったこと


村田沙耶香(ウィキペディア)


村田沙耶香さんのウィキペディアを見ると、書いた小説のほとんどが何らかの賞の候補になったり、実際に受賞したりしている。

個人的な認識を書かせていただくと、作家というものは、賞を獲るものだ。

デビュー作から〇〇新人文学賞を受賞して、世の中に躍り出る。
デビュー時に賞を獲得しなくても、すぐれた作家ならば、作品は話題になり、世間からそれなりの評価を受ける。
そしてだいたい、次から次へと、存在する賞を総ナメにしていくなり、候補作になるなりする。


逆に言うと、賞に引っかからない人は、ずっと引っかからない。
賞を獲ったか獲らなかったか、候補作になったからならなかったかが、
小説家としての評価に直結するのではないか、というのが僕の認識だ。


僕は、読むのが遅いので、なるべくたくさんの良い作品に触れたい。

良いのか悪いのかわからない小説は、なるべくなら読みたくない。
なので、過去に、誰かが称賛したとか映像化されたとか、何らかの賞を受賞したことがある作品しか読まない。

僕がそうなのだから、
同じように考えている人は少なくないと思う。
僕が考えることは少なくとも1000人が考える事だと思うから。

僕もかつて手当たり次第に読んだこともあったけれども、
次に小説を読もうという気が失せるほどの駄作にぶつかってしまって深い痛手を負った。

がんばって最後まで読んだのに、オチもスジもよくわからず、本を壁に投げつけた。

本は、壁にぶつかって分散崩壊した。
じつは読書中に、何度も壁に叩きつけたために、読み終えるころにはぼろぼろになっていたのだ。

ぼろぼろの本と、読み始めたことへの後悔だけが残る悲惨な小説に出会ってしまって、読書の習慣が、半年間とか一年間ストップしてしまった事もある。

もうあんな思いはしたくない。

なので、受賞・映像化・信頼できる有名人による評価 のどれかがある小説しか僕は読まない。

となると、
小説を世に発表して、早い時期に何らかの評価を受けなければ、小説家人生はあきらめた方がいいという事になるのだろうか。
趣味で書くならまだいいが、プロの職業作家として生きていくには厳しそうだ。

その点で、村田沙耶香さんは、運よく、というか実力なんだろうけど、職業作家として生きていくことを許された数少ない人物だ。



個人的にはコンビニエンスストアには、ほとんど行かなくなってしまったな。

僕が行かなくなっても、コンビニは、今も明るく働き続けている。


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■夢を買う


一等に当選する確率がとんでもなく低いことで有名な宝くじですが、
いまだに購入する人が後を絶ちません。

なぜか?

宝くじを買う人がいつも言う常套句があります。


夢を買っている



今回は、「宝くじで買う夢って何?」ということについて考えてみたいと思います。


夢というと、

「一等賞当たったら豪遊しよう」

「世界一周旅行に行こう」

「高級外車を買って乗り回そう」

「一生お金の心配しなくてすむぞー!」

とか、そういう感じなのではないでしょうか。




しかし、その夢は、小学生がプロ野球選手を夢みる時の「夢」とは次元が違います。

小学生がプロ野球選手になれる確率は、どのくらいでしょう。



■確率を比較してみる




とあるサイトを参照すると、
プロ野球選手になれる確率は、0.03%。かなり低いですが、

宝くじで1等に当選する確率は、どのくらいなのでしょう。

夢が壊れる?宝くじの1等当選確率を種類別に計算してみた結果(お金を学べる情報ポータル ファイグー)

↑このサイトを参照すると、0.000005% だそうです。


うひー!


 これはまたすごい数字ですねー。




夢を見るのは勝手ですが…、実現する確率、とんでもなく低いってご存じなのでしょうか。

ほぼ、ゼロ。

ほぼ確実に叶わない夢…かぁ。それでも夢って言えるのかな…


「漫画家なんて、一握りの人しかなれないんだから!」って、僕も言われたなー。

でもたぶん、0.000005%って、それよりも低いですよね。

だって僕、漫画家になれたもん。

僕が、アメリカ大統領になれる確率くらい?

勉強机の引き出しの中からタイムマシーンに乗ってきた孫の孫が出てきて、AI搭載のロボットを置いてってくれる確率とほぼ同じじゃないか?

というのは冗談ですけど…


道路を歩いていて、3億円が入ったスーツケースを拾う確率より低いかも。

これはマジでそう思う。



それでも宝くじを買うのだろうか。


「一等が当たったら、あ~、何に使おうかな~」と

「道端で3億円が入ったスーツケース拾って6ヵ月後に全額自分のものになったら、あ~、何に使おうかな~」

は、同義。

だったら、買う必要なくないですか?




■売り場に並ぶ人が奴隷に見える


毎日通る場所に宝くじ売り場がある。

そこに、売り場のおばちゃんと、とても親しそうに世間話をする老人がいるんだ。
それを見ると、僕は、とても悲しくなる。

ほぼゼロに近い可能性を唯一の希望として、日々働かされている労働者に思えてくるのは僕だけだろうか。

せっかく働いて得たお金を、狡猾な手段で搾取されてる奴隷に見えてくる。





■まとめ


人は、その確率が高いと思えるから夢を見られるのだと僕は思う。

実現確率が限りなくゼロに近い夢は、夢と呼べるのだろうか。

自分だけは違う。次こそは当選する。そう妄信するのが人間の真の姿なのでしょうか。

僕は、宝くじ売り場の前を通るたび、自分を律し、

「自分だけは特別に運がいいと思うのはやめよう。絶対ダメ」

と気持ちを引き締めています。






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「勝ち組」「負け組」という言葉は嫌いだが、便利だし、象徴的な言葉なので、ここでは使わせてもらおう。



■生きるとは、ストレスである


 人は、毎日ストレスの中で暮らしている。

 朝、目覚ましで起こされるストレス。二度寝してスヌーズ機能で何度も起こされるストレス。

 飲み過ぎと睡眠不足で、目が覚めた瞬間から気分が悪いストレス。

 若者は自分の感情をコントロールできない。だから年中腹を立てている。怒りもまたストレス。


 僕たちは日々お金を使う。

 そして、お金を得るために仕事をして、その過程でまたストレスをためる。

「ストレスを感じる事が、仕事をするということだ!」

なんて言う人もいるくらい、仕事というものは、我々にストレスを感じさせる。

 そのストレスを解消するために、またお金を使って買わなくてもいい物を買ったり、贅沢をしたりする。

 そしてまた働く。ストレス受ける。使う。働く。ストレス。使う……くり返し。

 オイオイ、どーなっとるんだ?



70%が日々の仕事でストレスを感じている! 20代の「仕事とストレス」大調査(huri-kake by doda)



■ストレス解消



 ストレス解消。

 ストレス発散。

 そんな言葉を誰が作った?

 僕が自分自身を題材に研究を重ねた結果、ストレスは解消も発散もされない。

 感じたら最後、内臓に岩のようにたまっていくのだ。

 アホな脳みそが「ああ、連休でストレス解消したー!」なんて誤認識して、また満員電車に揺られて通勤してる間に、内臓にたまった岩は、どんどん体積を増す。そしていつか発症する。

 大切なのは、ストレスを感じないようにすること。
 
 何が起きても、ストレスと感じない人間になること。


医師が明かす ストレスに強い人、弱い人の決定的違い
ストレスに強くなる3つの習慣【前編】
(NIKKEI STYLE)



■ストレス対処法



 とりあえず、お金をいっさい使わずにストレスを解消する方法を見つけるのだ。
 そして、最小限の出費で「おいしい」と感じる癖をつける。

 使わなければ、余計に労働しなくていい。
 結果、ストレスを感じる時間も少なくなる。

 そうなのだ。ふっふっふっ…、わかってきたぞ。
 なんか赤瀬川原平さんの「円盤伝説」みたいになってきたけど。

 人はストレスを感じている限り生涯しあわせにはなれないのだ。


幸せになるために捨てるべき「20のこと」(TABI-LABO)



■ストレスを感じているうちは、しあわせにはなれない


 ストレス対処技能は、訓練によって上達する。

 まずは、ストレスを受け入れる。

 ムカついたり、イラッとしたら、あえてその中に身を置いて「訓練中」と意識する。

 それだけでも、実はかなりイライラが軽減されることだろう。

 そして、ムカつき、イライラ、それらが全部、ストレス毒として自分を攻撃していると意識する。

 すると、「ああ!なんて無駄な事をしているのだろう!」と思うようになる。


 無駄なことは、生活から排除する。 それだけだ。



■ほんとうの「勝ち組」とは



年収2億だとか3億だとか言ってても、朝から部下を怒鳴りつけるような暮らしはしたくない。


 ほんとうの「自由」は何なのか、考えてみるのもいいと思います。





#自由 on Twitter



注)流星光は、ただの素人。診療内科医でもメンタリストでもありません。

Photo by Victor Freitas from Pexels
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昨日は、まったくやる気が出なくて困った。
やる気が出ないし、ひたすら眠かった…。

ストレス疲れ というヤツのようだ。



「飽きる」「眠い」がサイン。“隠れ疲労”にご注意を【ストレス性疲労をオフしよう①】(オフラボ)


■ストレス疲れ


「ストレス疲れ」というヤツなのか?

急に肩やうなじの凝りがひどくなって、どうにもならなくなった。
そして襲ってくる眠気。


ストレスの原因は、仕事だ。

面倒な背景の指示をもらって、「ああ面倒くさい」と思ったのは確かだけれども…。

そんなの、漫画アシスタントにとっては、いつものこと。

今回に関して、特別に面倒な背景という訳ではないはずだったが。




■締め切りストレス


「時間内に終わるだろうか」

という心配も、ストレスの原因になっていたと思う。

期限はだいたい4日間。4日間で、受けた指示の背景をすべてアップさせなければいけない。


やり始めは、いつもそうだが、やってもやっても終わらない感が強く、ため息ばかりが出る。

「この作業を何時までに終わらせる」

という計画を立てずに、作業を始めたのが致命的な間違いだった。

 作業ごとの締め切りを決めないと、「終わった感」を感じることが出来ずにストレスもずんずん上に重なっていく。




■「とにかく急げ!」は遅い


とりあえず机にかじりついて、手を動かし続ければ終わると高をくくってはいけない。

ひどい肩凝りと眠気で机にかじりつくことが出来くなる。

 凝りをほぐすために横になったと思ったら2時間も眠りに落ちてしまって、気がついたら「もうこんな時間か!」となる。


 ただでさえ時間内に終わりそうにない仕事量なのに、いつもよりも作業時間が短くなってしまうという逆転現象。

悪循環。

結局、おとなしく机に座って、気負いもせずつらつら手を動かしていれば、仕事は着実に終わっていたはずなのに、残っている、。


「とにかく急げ!」は、僕の経験からすると、かえって遅れがち。

作業を分割して、それぞれに締め切りを作るのを忘れずに。


あえて、「ゆっくり」「手際よく」、それが実は効率化の道。(トラパパ@TORAPAPA)



■まとめ


まず、1日の中で、仕事のことを完全にわすれる時間を作る。
お酒を飲むのでもいいし、寝るのでもいいけど、完全に忘れる、というのが大切なところ。

どうしても出来ない場合は、無理やり瞑想する。



そして、終わりそうにない計画でも、とりあえず作業をいくつかに分けて、それぞれの締め切りを作る。


1時間に一回は、席を立って体操をする。
血行が悪くなることが、人体にものすごく悪い影響をおよぼす。
結果、体力を消耗することになるのだ。

気にする→ストレスに変化する。

気にしない→ノンストレス。


締め切り、人間関係、残業、ノルマ、すべてにおいて、まったく意に介さない人になれれば、ノンストレス人間になれるでしょう。

そんなスーパーマンに、私はなりたい…






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■サイン


サインというものに、まったく興味を持てない僕がいた。
サインとはなんだ?


個性的!?芸能人や有名人のサイン集!



■「サインください」は盾


「サインください」は盾だ。

僕たちは、有名人の強烈なオーラに負けないために盾を持つ必要がある。

それが
「サインください」なんだ。

だって
「サインください」さえあれば、どんな有名人にだって向かって行ける。

そそくさと近づいていって、ぴったりくっついて立つことだってできるじゃないか。

そして、サインを書いている間、しばらくそばにいる事を許される。

「お名前は?」

「あ、山田ですぅ」

とか言って、

「まさこですぅ。あ、新しく皇后さまになられた雅子さまと同じ字ですぅ」

とか(女性でまさこという名前の場合)

そんなふうに軽く会話をかわすことだって出来るかもしれないのだ。

世のなかに、「サインください」がなければ、もはやその状況は地獄でしかない。


「サインください」は英語で?丁寧な表現で好印象を与えましょう!(Southern California出身の日系アメリカ人"OG"の英会話ブログ)



■有名人は怖い


有名人は怖い。

イケメンは怖い。

美女も怖い。

外人も怖い。


どうですか、すべて「サインください」って言われてる生き物でしょう?

昔は、外人を見るたび「サインください」って言ってる小学生がいたはずだ。



一般人にとっては、有名人はこわい存在、怪獣のようなものだ。

だから、サインが重要なのではないのである。

「お名前は?」

とか聴きながら、
ドラえもんの絵を下手くそに描いて、ぐちゃぐちゃって書いて

「ほらよ、出来たぜ」

なんて渡されても、別にかまわないのだ。



「どうせサインもらても、引っ越しの荷物にまぎれて失くしちゃうんでしょ?」

とか、言うんじゃねえ有名人め。

「あたりめえだろ!」と言いたい。



大切なのは、サインそのものではないのだよ。

 サインは、生み出された瞬間に無用の長物に早変わり。

 刑事が言う

「これは皆さんに聴いているんですが昨日の8時ごろどこで何をしていましたか?」

という質問に近いのである。

形式だけのものですからあくまで。


 50年後、有名人のサインは、今よりももっと形骸化され、紙の上に時間つぶしのためにぐちゃぐちゃ何かを書いて渡されて、そのとたんくちゃっと丸めてポケットにしまい込む、みたいな扱いになるであろう。



■まとめ


 僕はもう、「サインください」は言わないだろうな、一生。

 もしも有名人に会うことがあったら、何かもっと気の利いたことを言いたいものだ。

 そうだ。逆に「サインあげましょうか」ってのはどうだ。

 やめよう、痛いヤツ扱いされるのはごめんだ。




有名になりたい人は何をすればいいか|有名になるための5つの心構え(オーディションなび)



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■走らねば!


久しぶりに走った。

三日連続。

きっかけは、こないだやった草野球で、
いきなり走ったら、胸が苦しくなったこと。

胸が痛い、というか、力が抜けるというか。

とても弱弱しい感じで、胸が苦しくなって、

「もうこれ以上走れません」

と音を上げてしまいそうになった。

やばい。

走らねば。 

僕の体はダメになる。

その危機感は、すさまじい。死の恐怖に近いものがある。


運動不足は死亡率に影響するか(健康長寿ネット)



久しぶりだったけど8kmも走った。

走れたことに、驚いた。

走ったといっても、走ったり歩いたり…
疲れたら歩いて、走りたくなったら走る。

ランニングをまじえた散歩に近い。



■アニメの街 東京杉並


杉並区に山ほどあるアニメーション制作スタジオ。

日本にあるアニメ作品の、かなりの割合を、
この東京都杉並区が担っている。

僕のランニングコース上に、あの『ガンダム』を作っているアニメ制作会社 サンライズがある。

サンライズ

サンライズのビルが一つ、ドーンとあるんだけど、その周りに、どれだけのアニメ制作社会があるのか、わからない。

僕は走りながら、 

「あ~、この周辺には山ほどのアニメーターがいるんだろうな~」

「前から歩いてくる、あの数人の若者はアニメーターなのだろうか」

とか思いながら走る。


 近隣の賃貸アパートやマンションも、かなりの割合でアニメ関係者が占めている事だろう。


そんなアニメーションの街、上井草を、駅前のガンダムの像の前を、僕はトボトボ走り過ぎる。



■運動する権利


ここだけの話、昨日も走った。

夕方5時から6時まで。

昨日は、一日仕事だった。だけど、仕事中に休憩をとって走った。在宅仕事なので、勝手に外に出たりできるのだ。

「一日に一回運動する権利くらいあるんじゃないのかー!?」

なんて、勝手に労働者の権利をふりかざして、勝手に休憩をとって走った。

気分が良かった。


そもそも僕は、仕事のために生きている訳でもないし、漫画のコマのすき間を背景で埋めるために健康を害するつもりはない。

テキトーに仕事をして、テキトーに生きると心に決めています。

これからも、毎日、雨の日以外は走りたいと思います。



追伸…

なーんて、そのまま受け取られても困るので一応…

仕事はちゃんとやってますよ!




↓僕が、ランニングコースを決める時に利用させていただいているサイト。
便利です。

キョリ測


Photo by Curtis MacNewton on Unsplash



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未読の方は、ネタバレ注意です。


 西暦2000年に発行された本です。19年前か~。

 それにしては、古さは感じませんでした。


 今日までに、全体の三分の一を読んでいました。

 あらすじは…

 大学のゼミ仲間だった男が、女を殺して逮捕された。主人公はショックを受けつつも、学生当時の「虚学」という不可思議な名前のゼミの授業に想いを馳せる、という感じ。

 ストーリーはじわじわとしか進まず、一向に面白い部分へ突入していかない。

 そんなワケで、今日は1ページ、今日は2ページと、全然進まない読書でありました。

 長いこと一つの小説にかかずらわっている訳にもいかないので、いい加減にしびれを切らした僕は、一気に読んでしまうことにしたのでした。

で、さっき1時間くらいで、一気に残りを読み終えました。


読み進んでいくうちに、嫌な予感がしてきました。

「この小説…、もしかして、アレじゃないのか?」

「アレの可能性が、高いぞ…」

「いや、これ、アレだろ!」

「アレだ! ぜったいアレだ!」


 アレ とは…

 ストーリーなど無く、全編、荒唐無稽な夢の話を文章にしたような小説。

 主人公の夢の中か、あるいは、主人公は死にかけていて、その死の間際に見ている夢を小説にした、みたいなオチが待っている。

 夢なので、ツジツマとか伏線を回収するとか、納得のいくラストみたいなものは無い。

 そんな小説が、僕の言う「アレ」です。


 こんな小説、明日まで持ち越したくない!
 今日中に終わらせるんだ!
 そんな思いが強くなっていきます。

 セリフだけ飛ばし読みする。

 しかし、セリフだけ読んでいると、さすがに筋がわからなくなってきて、主人公がいる場所さえわからない状態になっていた。

 また戻って地の分を読む。その繰り返し。

 僕は、もの凄い速さで読み進んだ。
 22時までには、読み見終えたい!

 夢の中をさまよっているかのようなシーンが続く。

 もう、訳わからん。勘弁してくれ! 

 いらいらいしてきた。いったいこの話は、どうなるんだ!

 満足できる結末が用意されているのだろうか。

 怖い。 ああもう嫌だ。




 後半は、もの凄い勢いで読んだ。これまでにない速さで。

 速くこの小説の結末を見たい。がっかりするならするでいい。早く解放してくれ!

 はからずも、速読の訓練にはなった。







 やっと読み終えた。





 予想通り、アレだった。

 あとがきも、意味がわからない。




 最初から最後までケムリにまかれたような小説だった。


 一体何だったのか。筋もわからない。
 冒頭の事件は、結末とは何の関係もない。

 何が言いたかったのかもわからない。

 僕が費やした時間はいったいなんだったのか。

 僕が悪いのか?

 理解できない僕が。


 この手の小説は、本当に苦手だ。僕が悪いのか。悪いのだろうな。自問自答をくり返す。

 僕が悪いのだ。理解できない僕が。楽しむことが出来ない僕が。

 妻は、おもしろいと言ったのだから。



 少なくとも、誰かの書評を読んでから、読むべきだった。

 妻の本棚にあったものを、「これ貸して」と言って読み始めたのは、僕だ。僕が悪いのだ。僕が。僕が自分から、好きこのんでこの迷路に入り込んだのだ。


 ちょっと待て、このタイトルは一体何だったのだろう

『サーチエンジン・システムクラッシュ』

 まったく内容と関係ないように思えるのだが……。

 確かに主人公は、池袋という街を右往左往して何かを探し回る(サーチ)。それが「サーチエンジン」という事か?

 そして、仕舞いには、何を探していたのかさえ忘れてしまう。

 俺は何だ。どこにいるのだ。そして、どこへ向かっているのか。
 この世界は現実なのか。もうわからん…。

 みないな感じだから、まあ、「システムクラッシュ」と言えなくもない。

 そのことか? このタイトルは。





そして、読み始める前の妻のひと事。

「おもしろかったよ」

ほんとうか?

妻は、この小説のどこを面白いと思ったのだろう。


 妻は19年前、著者・宮沢章夫氏の大ファンであったそうだ。

 イベントにも参加して、一緒にどこかをあてもなくさ迷い歩いた事もあるという。

 ハードカバーの背表紙の裏には、著者直筆のサインまで入っているではないか。

 ファンの言う事は信じるな、という教訓か。


 そして、帯にあった「芥川賞候補作」…意味がわからない。

 芥川賞って、純文学に送る賞だったはずでは?

 これが純文学か?

 僕の認識では…違うと思う。



「生きているか、死んでいるか、その曖昧さに耐えられるか」という言葉がキーワードとなっているようだけど、

 主人公は、その言葉を思い出し、学生時代のゼミを思い出し、教授の名前の勘違いがあり、最終的には、自分は大学に本当に通っていたのか、自分自身が誰だったのか、生きているのか死んでいるのか、まったくわからないわからない、わからない…
みたいな感じでラストに続き…。

そして、なんか、純文学っぽく終わっている。

だけど、まったくスジも何もないし、よくわからない。

ほんとうに芥川賞候補になったのか疑がわしい。

本人が帯にそう書いただけなのではないだろうか、とさえ疑ってしまうほど。

ふと気を抜いて、妻の本棚にあった本を手に取ったのが間違いのもとであった。

これからは、誰かが評価したものか、何かの章を受章したものからはみ出さないように
読書道を歩いていこうと固く心に決めた一冊でした。




追伸…
ネットで、この小説の書評を探して読んでみた。

すばらしい。

すばらしく高評価。

すごいなあ。
日本語を操るプロってすごいと思った。

僕のように、読み終わった感情そのままに、怒りをぶつけるなんて事はしない。

そもそも面白いと思えたのだろうか、それならもっとすごい。

本当の大人は、人さまが時間をかけて作り上げた作品を、そんなに簡単に酷評などしないものなのだろうか。

落ち込んだ。






宮沢章夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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書評:宮沢章夫『サーチエンジン・システムクラッシュ』(三角猫の巣窟)
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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>


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「天皇が、世界で一番偉い」

と妻に言ったら

「誰が決めたの?」

そう問いただされたので調べてみた。



■世界のトップが集まった時、天皇が最も上座に座る



理由は、
・天皇家は世界で最も歴史のある王室である事。
・「King」よりも格上とされる「Emperor」であるから。

らしいです。

世界から見た日本の天皇陛下の地位がなんだかすごい!検証してみた(NAVERまとめ)


権威の序列としては、①皇帝≒②法王>③王・女王>④大統領>⑤首相(gooブログ 紙幣の不思議2)




Yahoo!知恵袋のこの記事↓
「天皇は世界の王族の中で最も格上」だという説の信憑性は?

を要約すると、

根拠はない。
だけど、継続年数が世界一長い国家なのだし、世界でもまれにみる存在なのではないか。

という感じ。

要するに、
妻からの質問「誰が決めたの?」については、よくわからなかったワケですが、
低い地位ではない、という事ですね。


すいません、いつも通りざっくりです。

このブログは一貫して「ざっくり」で通していきたいと考えております。


そして、世界のどの国のトップも、日本の天皇皇后両陛下に対して、最大限の敬意を表してくれていること、すばらしいと思いました。

個人的には、平成の天皇皇后両陛下、好きでした。

理由はやはり、天皇皇后両陛下のお人柄、という事になりますか。

阪神淡路大震災や、いろいろな被災地を訪れたときの美智子様のふるまいを見て、僕は涙が出ました。

なぜ日本人はこれほどまでに天皇を「尊敬」しているのか


もし天皇制が廃止されたら、日本という国は無くなるんじゃないかとさえ思います。

そんな事が、あるはずないじゃないか。と言われそうですですが、
天皇制がなくなった瞬間に、これまで張りつめていた何かがふっと消えてなくなるような気がしています。



■天皇は、世界に残る唯一の「皇帝(emperor)」


「世界の奇跡」日本の天皇が滅びなかったワケ


天皇制継続に賛成が74%。世界に類をみない数字に色々な声




あらためて、天皇皇后両陛下、31年間、お疲れ様でした。ありがとうございました!




天皇家と日本人1300年間の呪文 (Amazon)


Photo by Corey Silva on Unsplash

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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>

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