■仕事(漫画アシスタント)
先月は、かなり忙しく、毎日アシに入っている感じでした。
でも振り返ってみると、しっかり10日間は休んでいるので
世間のサラリーマンの皆さんと同じくらいしか働いていないことになります。
■オリジナル漫画
なので「毎日仕事していた」という印象を持っていたことでもわかるように
漫画は進んでいません。
進んでいないどころか、
いよいよ
「これ本当に面白いのか?」
と思う病が出てきてしまってマズイ状態。
はやり時間をかけすぎると、それが出てきます。
というか、構成がしっかりしていないお話は、
進みも遅いということ。
よって時間がたつと、描きたいシーンのイメージなどが薄れ、
作品の面白みを感じることができなくなってくるので
「これ、どこが面白いんだ?」
と考えるようになるのだと分析しました。
つまり、原因は、時間がかかってることではなく、
最初から構成に難がある作品であったということですね。
構成がすっきりしている作品は、土台がしっかりしているので、
忙しいアシスタントの合間にも、30分時間があれば
30分ぶん進められるのです。
まとまった時間がなければ進まないというのは、
構成ができてない証拠。
そして物語の根幹は、短時間でもできるものです。
1日かからない。
なんて事を思っていました。
いろいろ漫画の描き方を考えています。
■いま考えている漫画
以前プロット作りを進めていた
「売れっ子漫画家と悪魔猫クジ」は途中で止まっています。
『SAVE THE CAT』というシナリオの勉強のための本を買って読んだことで、
自分の漫画をイチから見直すきっかけになりました。
そもそも「売れっ子…」は、どういう話なのか一言であらわす事ができない作品で、
読者に与える印象がどうも弱い…。
ということが判明して、やる気がなくなりました。
漫画作りは、最初の最初からしっかり作り上げていかないといけないのです。
例えて言うなら、木材彫刻に似ている気がします。
粘土は後からくっつけることができるけど、
最初から、全体を想像しながら
余分な部分を削り取っていくのが漫画作りだと思います。
※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>
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アンパンマンとラッキーマン、ワンパンマンはいずれも「正義のヒーローが悪をうつ」お話ですが、話のキモや面白さの性質が全く違うので、考えるべきポイントはこれ以外であって、そこをしっかりさせなければこれら作品を差別化し面白い構成にする事はできません。
アンパンマンは自己犠牲(物理)のヒーロー
ラッキーマンは他力本願なヒーロー
ワンパンマンは最強のヒーロー
各ヒーローはこうした極度に尖った面があり、周りのキャラはこの性質を強調する為に作られたキャラです。
なのでこれらは主役主体で構成されたお話である事がわかります。
流れ星さんのお話はキャラが平均値に抑えられすぎていてパンチが無いです。リアルでも1000人以上、実際いるだろうな、と思われるキャラで面白いお話を作るのは至難の技ですよ。
売れっ子漫画家の例で言えば、
「まだデビューして2年目なのに、処女作が6度の重版がかかる程の大ヒットBL作家」とか、それぐらい盛ってもいいかと。
これでも薄い位なのでより盛るのも可です。
リアルでも藤井聡太君みたいな子がいるので、キャラの行動と設定が合っていれば盛り過ぎて全然OKです。
こうしたキャラを一人でも作ると構成が楽になりますよ。上記の3ヒーローしかり。
コメント、ありがとうございます!
キャラがパンチが弱い…確かに、そうですね。
もう一度キャラを考え直して
出直したいと思います!
ありがとうごございました!