モーツァルト交響曲第15番K124、第16番K128

　本日のウォーキングＢＧＭ。テイト／イギリス室内管弦楽団
　1772年作曲。16歳の時の作品です。ちなみにこの年に、15番から21番まで書いています。
　先日聴いた14番より、ずっと幼い、逆に年令相応の感じのする曲です。もちろんモーツァルトですから水準は高いのですが、名曲というレベルではないと思います。二曲とも簡潔な曲ですが、聴いた感じでは15番の方がまとまっていますね。特に第２楽章が気に入りました。ちょっとハイドン風なのですが、単純かつ魅力的なメロディーです。第16番の方は三楽章構成のせいもあって、少し物足らないでしょうか。でも、とりあえずＢＧＭとしては何の不満もない曲です。