セミナーの後日談の後日談

2012-12-05 22:55:59 | 日記
こんばんにゃ。

12月1日から、就職活動の季節が本格開始になりましたね。
そんな中、今日はマリンメッセで合同企業説明会でした。

学生さんが社名を知ってるような有名企業なんて
400万以上もある日本企業の中では、ほんの一握りなので

就活を始めたばかりの学生さんにとっては、きっと
「世の中には、こんな仕事をしている会社もあるのか!」と
驚きがたくさんあったのではないでしょうか。

そしてもそんな会場にて。ワタシも
「世の中には、こんな仕事をしている人もいるのか!」と
激しく驚くことがあったので、ご紹介いたします。




今朝、説明会会場に到着すると
当社の目の前のブースに、どこかで会ったことのある顔(20代男子)がいて
誰だろう誰だろうと考えて思い出しました。
先々月のセミナーで会った人でした!
先方もワタシのことを覚えていてくれて、慌しく再会のご挨拶。

そして説明会が始まり、お互いに学生の対応でアワアワしていたのですが
波がひと段落ついたところで
お昼休憩を取ろうと、スタッフ控え室に向かったところ
ちょうど彼と鉢合わせし、彼も今からお昼休憩だというので
じゃぁ一緒にお昼ご飯を食べようよと、一緒のテーブルに座りました。

先日のセミナーでは、軽い自己紹介と挨拶くらいしかしていないので
ゆっくり差し向かいで話すのは初めてです。

てっきり、普通の人事担当の若手サラリーマンだろうと思っていたのですが
お昼ごはんを食べながら、よくよく話を聞くと!

ななななんと、現役の「国体選手」だったのです!!!

初めて出会う「国体選手」、その生態に興味津々。
どうやったら国体選手なんてのになれるんだ?
しかも、サラリーマンやりながら国体選手でいられるの?
パラリンピック金メダリストの浦田理恵ちゃんみたいな立場?
謎が多すぎて、思わず質問攻めにしちゃったYO。




まず、彼の競技は「水泳」です。

学生時代からずっと水泳を続けていて
さまざまな全国大会で、表彰台に上るほどの実力だったのですが
学校を卒業したあとも、水泳を生業とできないだろうかと考え
卒業後、某県の実業団みたいなものに入りました。

そもそも、そういうルートがあるというのも驚きですが
県からお給料(月額17万~30万位・成績により異なる)をもらいながら
水泳の練習に没頭できるんですって。

もちろん、だからといって、必ず国体に出れるわけではなく
「一つの競技に、一つの県から、一人しか出れない」というルールの下
予選を勝ち抜かないと、国体への出場はできないのです。

彼は、試験に受かって県の実業団に入り(それだけでもすごいことだよね)
国体にたびたび出場し(県で一番早いスイマー!ますますすごいことだよね!)
優勝したこともある(日本一早いスイマー!!すごいよねーー!!)
大した実力者です。

そうして、3年間、県のお抱え選手だったものの
20代も半ばを過ぎ、いろいろ思うところあったようで
実業団を離れて、民間企業に就職しました。

しかし、どうしても水泳への夢は絶ちがたく
今は、民間企業のサラリーマンとして働きながら、練習を重ね
国体へのチャレンジを継続しています。

(国体選手には、元気一杯の大学生から社会人までいるのですが
 社会人だと、企業の後援をもらえる人はほんの一握りで
 彼のように、フルタイムの正社員で働きつつ
 夜や休日に練習を重ねて、自力で出場する選手が多いそうな)

岐阜で開催された、今年の国体には
予選を勝ち抜き、見事、某県代表として返り咲き
しかも、表彰台に立ったそうです!!!すごいーー!!!




ぱっと見は、可愛らしい童顔の、眉毛を細く整えた
イマドキのオトコノコなのですが
見た目で人を判断してはいけませんね。

すごい努力家、すごいメンタルタフネス、すごい若者だ。(感動)

次回、どこかの説明会で、彼に再会できることがあれば
ブログで実名を紹介していいかどうか聞いてみます。

2013年の国体は、東京であるそうです。
予選は7月なので、ぜひ皆さんにも応援してほしい。応援してあげて下さい。

がんばれーー!!H君!!!
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