少し左を向くと免疫力が上がります
免疫が働く為には、
リンパ節からリンパ球が、
リンパ腺に流れ込む事が必要になります。
これは、
自律神経の働きの中で
体を活動的にする働きをする、
交感神経の働きが正しく行われる事で、
刺激に対して、
交感神経を働かせて、
体を安定させる事が出来ると、
もう一つの自律神経の働きである、
体をリラックスさせる、
副交感神経が働く様になります。
この時、
リンパ節が開き、リンパ球が活動できる状態になります。
ところで、
自律神経の働きは、
筋肉の状態に置き換えて考える事が出来ます。
ここで、交感神経の働きと繋がりのある、
頸から背中の筋肉が、縮んで硬くなっていると、
交感神経が硬い組織に血液を循環させようとして、
血圧を上げ様とする様になります。
この状態は、
リンパ節からのリンパ球の流出を妨げ、
免疫力を低下させる事になります。
頸から背中の筋肉は、
実際に手や上半身を使ったり、
精神的なストレスを受けたり、
刺激のある食物を食べる事などで、
刺激に見合った量だけ
縮んで硬くなる体の仕組みがあります。
以上の状態を抑える事で、
免疫力は本来の働きを取り戻す事が出来ます。
改善策としては、
筋肉のバランスが、下半身と上半身
それに、左半身と右半身を見た時に、
内臓の配置が非対称な影響を受ける事で、
1つの方向への曲がり易さを持つ事になります。
つまり、
曲がろうとする力と、
反対の力をかけ続ける事が必要になります。
すでに、自分の持てる力を引き出す、
競技などでは、
無意識の内にこの体の仕組みを使っています。
競技場のトラックを左に回る時、
左足は曲げ気味に、右足は伸ばし気味に、
そうすると、
自然に左手は伸ばす筋肉が、
右手は曲げる筋肉が働く様になります。
そして、頭は左を向く様になります。
右回りに走ると、
走り難く、良い記録も出ない様です。
相反神経支配と緊張性頸反射と言う考え方から
免疫力は、体の動き、手と足の動きによって、
左右されているという事になります。