イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

おりひめ手織機で織る。平織りのポンチョ 3

2015年08月03日 | おりひめ手織機 で織りを楽しむ
織りのメモ
幅  42センチ、長さ 150センチ、 2枚
( 実寸 幅 41センチ、長さ 140センチ )
オサ 30羽使用
経糸 約12寸 30×12=360 360÷5色=72を基本として
   両耳4本は2本づつ。
   濃茶色 裂き織り用、綿レンシル20/2×2 73本
   薄緑  ファイルコットン        71本
   白   麻               70本
   グレー   綿              141本
                総数    355本
整経 150×2+12(フサ分)+80(ロス分)=393センチ
使った緯糸 ベージュ ナチュラルシルクベージュ1/17×2
      茶色   タッサーシルク
      白    つむぎコットン



もう少しで終わりです。
始めの頃は最後の結び目が出るまで織っていましたが、最後まで張りが一定で無いときがありました。織りに波打つなどの影響が出てから、最後の結び目が出る数センチ前で終わりにしています。経糸の張りが糸の性質で違いがあり、今回も、白糸の麻は緩み、茶色の裂き織り用はきつくなりました。
機草の紙に止める位置を書いています。
数本の緩んだ糸に重りをつけています。


結び目まで前巻棒側に巻きとった様子。張りが一定ではありません。


織り上がりました。


水通しをして、真ん中をかがり、ポンチョにしました。
緯糸のつむぎ糸が上下交互に出て、張りの強弱が凹凸となりました。しじら織りのような涼しげな織りになりました。






      


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