イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

再びソンケット織り (織りの手順 2)

2015年03月13日 | バリ島伝統織物ソンケット/腰機
3. 色糸で浮き織り B (右から)
Aと同じ。筬を手前からソロッグ側に動かしてソロッグを起こし立てます。モチーフの糸だけが上に上がり、開口されたところに右から色糸を通していきます。色ごとの浮き糸は左から入れ右手で受け取ります。





4. 地糸で平織り (上糸が上)
手前に筬を引きます。コソコソをして上と下糸を分け合う。上糸そうこう、ゴーンクンダン(Guunkundang)を左手で上げて右からブンブガン(Bungbunggan)を入れます。ゴーンクンダンはブンブガンよりも奥の位置にして、ブンブガン、ゴーングデを合わせます。前後に動かしながら下糸の綾を取ります。上糸が上になり開口されたスペースにブリダを右側から入れて、強くはたきます。



コソコソ(音の響きからの言葉でしょうか)











ブリダを起こし立てて筬をそわせます。開口したスペースに右側からトウンダを通します。筬を手前に戻し、ブリダで強くはたきます。



緯糸の平織りの一往復が終わりました。
ブリダとブンブガンを右側に抜きます。
ブリダを抜く



ブンブガンを抜く



色糸で浮き織りA⇒地糸で平織り(下糸)⇒色糸で浮き織りB⇒地糸で平織り(上糸)を繰り返します。

今回の地糸は2本取り、色糸は3取りでした。
色糸のモチーフは4回往復して、次に替えました。




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