イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

マクラメ編み作家 / 笠松達朗さん

2016年03月11日 | ハンドメイド
暮らすロスメンに珍しく日本の男性が長期滞在
されています。バリ島の前はインドで様々な石を
買い付けに行っていたそうです。
毎日、バルコニーで作品を作っています。
カディさんのお誕生日のプレゼントにと思い、
お邪魔しました。
作り始めて3年になるそうですが、繊細な造形美に
驚きです。1本の糸のよりを解いて、編みこんでいます。
蝋引きの糸。


様々な作品。天然石を生かした編み込みは
ほとんど独学でマスター。






インドで仕上げた作品。


プレゼントのネックレス。お願いして、数時間で完成です。



近い将来には日本で個展を開くそうです。
顔の見える関係を大事にされていて、ネット上
での販売はされていません。

作品の紋様から縄文の炎が浮かびました。
後から調べると縄文時代では結んで出来た紋様には
神が宿るとされて五穀豊饒を祈る魔よけ、呪術具と
して神格化されていたとのこと。

飾るアクセサリーの域を超えて、ひとつひとつに宿る
神聖なパワーを感じました。

笠松達朗さんの作品を紹介しているface bookです。
Microbe Macrame
https://www.facebook.com/ocota.8


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